「コミュニケーション」について知りたいことや今話題の「コミュニケーション」についての記事をチェック! (1/56)
ひと口で『親子』といっても、その関係性は家庭によって異なるもの。親が立派な背中を見せつける関係や、友達のようにフランクな関係など、理想像もさまざまです。「父親の会話があり得ない」そのようなひと言とともに、メッセージツール『LINE』のスクリーンショットを公開したのは、たーにゃ(@taaanyadao)さん。毎日、家で顔を合わせているたーにゃさん親子ですが、外出中などは『LINE』を使い、文面でコミュニケーションをとることが多いといいます。しかし、改めて親子のやり取りを振り返ったところ、たーにゃさんは「あり得ない」と感じたのだとか。その理由は、独特すぎる会話にありました…!人と人のコミュニケーションは『会話のキャッチボール』と表現されることがあります。その観点でいくと、このメッセージのやり取りは、かなりの変化球といえるでしょう…!何往復もやり取りしているメッセージは、ただ単にメンチカツの有無を確認しているだけ。いってしまえば、中身はないようなものかもしれません。ですが2人を除いて、この変化球を返すことは不可能。長年築いてきた、親子としての関係性があるからこそ、ボールを笑顔で返すことができるのです。なおメンチカツは、たーにゃさんが22時半のメッセージを未読のままにした結果、翌日なくなってしまったとのこと。父親は、その情報までちゃんと伝えてくれたようです…。たーにゃさんの公開した、親子のやり取りはまたたく間に拡散され、多くのコメントと『いいね』が寄せられました。・いや、むしろ最高だろ。仲がよさそうで、ほほ笑ましいわ。・こういう親子の関係性、大好き。・思わず笑ってしまった。日をまたいでいるのが、またツボに入った。「他愛のない会話を楽しめる関係性こそ、『理想の家族』である」と考える人は、少なくないでしょう。メンチカツをめぐる『あり得ない』会話から、2人が親子として歩んできた日々を、多くの人が感じ取ったようです![文・構成/grape編集部]
2025年06月14日クラスや部活動、委員会などで、『リーダー』になった経験がある人も少なくないでしょう。Xに1枚の画像を投稿したのは、高校に通っている、前向き(@foolguy4651)さん。修学旅行で『班長』を任されたといいます。修学旅行の班長といえば、班員の意見をまとめたり、点呼を取ったり…と、なかなかに仕事が多い役割。特に、先生からの連絡事項を班員に伝えるのは、重要なミッションの1つですよね。投稿者さんも、先生からの伝言をしっかり受け取り、メッセージアプリ『LINE』のグループチャットで班員たちに共有することにしました。その際に送ったメッセージが、こちらです!重要なことは、何も書かれていない…。『何かを連絡する必要がある』という事実だけはしっかり共有されたものの、投稿者さんが連絡事項を忘れてしまったため、肝心の『内容』は誰の手元にも届かぬまま。こうして、班員全員が情報ゼロの状態で、修学旅行がスタートしてしまったのでした…。投稿者さんは「楽しい修学旅行になりそう」というコメントを添えて、メッセージの内容を公開したところ、14万件以上の『いいね』が集まる事態に!『班長』のお茶目なエピソードには、多くの人が笑い声を上げたようです。・さすがに面白い。いい修学旅行の『幕開け』だな。・旅にはハプニングが付き物だから、思い出になるよ。・こういうの好き。まぁ『一応』連絡はしているわけだし…ね。・すったもんだありそうで笑った。『LINE』のリアクション機能を使って、ひっそりと『涙のスタンプ』を押していた班員たち。ネット上で多くの『いいね』を集めたことを知り、「バズったんだ」「すごい」という反応を見せたといいます。先生からの伝言は謎のままではありますが…『笑い』から始まった修学旅行は、きっと一生の思い出になることでしょう![文・構成/grape編集部]
2025年06月03日幼い子供は、まだ自身の気持ちを整理したり、感情を表現したりするのが苦手。だからこそ、大声で笑い転げたり、ひたすら泣き叫んだりと、大人よりも感情表現が大げさなのでしょう。特に、2歳頃に始まる『イヤイヤ期』は、自我の芽生えとともに、泣いて感情を表すことが急増するといわれています。近隣の人に『2歳児の騒音』を謝罪すると…夫と協力しながら息子さんを育てている、母親の、もに(@mmonimonin)さん。もうすぐ2歳半になる息子さんは、時々『爆発』させるかのように、自身の感情をあらわにすることがあるといいます。ある日、外で我が子をあやしていたもにさんは、近隣の人と顔を合わせました。そこで、子供の声が騒音になっていないかと心配になり、謝罪の言葉を伝えることにします。「幼い子供なら仕方のないこと」と分かっていても、やはり周囲の目は気になるもの。申し訳なさそうにする、もにさんに対し、近隣の人から返ってきた言葉は…。子供の声が聞こえるたびに、自分が子育てしていた頃を思い出して、我が子の声のように愛しく思ってます。しばらく遠ざかっていた、愛らしい声をおすそ分けしてくれて、ありがたいです!※写真はイメージ子供の声は甲高いため、近隣の人とのトラブルに発展するケースも少なくありません。こうして親が真摯に謝罪をしても、悲しいことに「迷惑している」や「なんとかならないのか」といった、厳しい言葉を投げかけられる可能性はあるでしょう。しかし、近隣の人が発したのは「かわいい声をありがとう」という感謝の言葉!その優しさに、もにさんは思わず目がうるんだといいます。子育ての先輩として、もにさんを包み込むような、近隣の人の温かいひと言。今回のエピソードはXで拡散され、多くの人から称賛する声が寄せられました。・自分も幼い子供の親だけれど、優しすぎるいい回しに泣いた…。・ご近所さんの気持ちに、心の底から同意!我が子が大きくなった今、ご褒美でしかない。・もし自分がいわれたら、その場で泣き崩れる。なんて素敵なご近所さんだろう。一度『爆発』した幼い子供の感情をコントロールするのは、親でも至難の業。そういった時、周囲の人の目が気になり、焦りから強い不安を抱いてしまう親は少なくありません。今回の件を経て、「私も、そういうことがいえる大人になりたい」と思ったという、もにさん。きっと、このエピソードを読んだ人たちも同じ想いでしょう。近隣の人の優しい対応によって、ネットを通し、全国に『優しさの輪』が広がったはずです。[文・構成/grape編集部]
2025年05月25日連絡をとるのに欠かせないツールである、メッセージアプリ『LINE』。身近な友人から遠方に住む家族まで、さまざまな人とやりとりができますよね。便利なツールであるものの、文字で伝え合うがゆえの困難もあるようです。曾祖母が送ってきた『LINE』が?「どなたか解読してください」そんな懇願の言葉とともに、SNSに1枚の写真を投稿した女性。写っていたのは、91歳の曾祖母から『LINE』で送られてきたメッセージです。解読できそうで難しい文面に、SNS上ではさまざまな解釈が投稿され、盛り上がりを見せました。あなたもメッセージを解読しながら、こちらの写真をご覧ください!曾祖母から送られてきたのは、変換ミスや打ち間違い、ひらがなが多いメッセージでした。2つ目にある『ゆうちゆうぶ』は、『YouTube』を示しているなど、解読できる部分もあるようです。しかし、曾孫である女性も、すべてを解読するのはお手上げだったとか。SNSユーザーの協力があって「ホルモンを紹介しているYouTubeを見ています」「小腸ではなく大腸は高いけど、おいしい」「大阪府大阪市の鶴橋にある『焼肉トラジ』がいい」と解読できたようです!メッセージ自体は解読が難しかったものの、曾祖母がお茶目でかわいらしいことは多くの人に伝わった模様。投稿には、「『LINE』ができるなんてすごい!」「解読不能で笑いました。でも、曾祖母がハイスペックであることは分かります」といったコメントが寄せられました。無事に解読ができ、女性はホッとしていることでしょう。近いうちに、女性は「ホルモンを食べに行こうよ!」と曾祖母を誘い、お店に向かうかもしれないですね!※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご意向で匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2025年05月22日住んでいる地域や世代にもよりますが、近所の人から食材や料理をもらったり、あげたりすることはよくあります。渡す側は、作りすぎた料理や余った食材を無駄にせず済み、もらう側はタダで食品が手に入るので、『お裾分け』は両者にとって嬉しいですよね。しかし、時には予想外の物をもらって、びっくりすることがあるかもしれません…。よくあるお裾分けと思いきや?かめのまくら(@mkr0089)さんは、お裾分けをテーマにした創作漫画をXで公開。『斜め上』な内容に、吹き出してしまう人が続出しました!登場するのは、作りすぎた料理を持ってきた女性。1人では食べきれない量を作ってしまい、隣人にお裾分けするという、よくある展開と思いきや…。まさかの『横流し』…!「お隣さんが作りすぎちゃったみたいで」という説明には、思わず「自分で作ったんじゃないんかい!」とツッコミを入れたくなりますね。女性が隣人の料理を渡しに来た理由を、いろいろと深読みしてしまうひとコマ…。多くの人が笑うと同時に、さまざまな考察を繰り広げていました!・声を出して笑った。お隣さんが一人称の可能性もあるか…?・「他人の作った手料理とか無理なんで」ってことなのだろうか。・安易に他人からもらった物を食べないようにしているなんて、用心深い子や!・それをまた、新たなお隣さんに渡しに行きましょう。・このパターンは予想外だった。天才だな!中には「食事を済ませた後で、断れなかったのかも」というコメントもありました。女性は、お裾分けを断ることができず、男性のところに助けを求めに来たのかもしれませんね。いろいろな『真相』が考えられる、かめのさんの漫画。あなたは、どんな展開を想像したでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2025年05月20日幼い子供を連れて出かけると、思わぬ行動に振り回されたり、ハプニングに見舞われたりと、大変なことも多いでしょう。しかし、子供と一緒だからこそ味わえる、嬉しい出会いもあるようです。『辻褒め』ある日、娘さんの手を引いて歩いていた、漫画家の東裏友希(@yukihigashiura)さん。その際に遭遇した人物とのエピソードを漫画にし、Xに投稿したところ、8万件を超える『いいね』が寄せられ、話題となっています。現れたのは、高齢女性。通りすがりに幼い娘さんを見て、唐突に「ま~、かわいらしい子!」と声を上げました。高齢女性は、そのまま通り過ぎていくのかと思いきや…。『褒め』の追撃…!女性のとてつもない声量は、東裏さんの「ありがとうございます」という言葉をさえぎるほどです!東裏さんは、このエピソードを、武士が不意に通行人を斬り付ける『辻斬り』になぞらえ、『辻褒め』と表現しました。漫画を読んだ人たちからは、『辻褒め』をした女性への、称賛の声が寄せられています。・私もこんなふうに、ダイレクトにいえる人になりたい!・褒める言葉と声量を惜しまない、いい人だ。・『辻褒め』というワード、最高!いい表現すぎて、魂が震えた。通りすがりの人に困惑させられた、東裏さんと娘さん。しかし、嬉しい気持ちだったのは、間違いないでしょう…!東裏さんは過去に、シーツを被った我が子の写真で、爆笑をさらいました。ユーモアあふれる、かわいい娘さんは、周りの大人たちを明るい気持ちにさせてくれるようですね![文・構成/grape編集部]
2025年05月19日メッセージアプリ『LINE』は、現代人にとってかかせない連絡手段でしょう。特徴の1つが、『LINEスタンプ』の機能。相手に自分の感情を伝えたい時などに役立ちますよね。オリジナルキャラクターの黒子ちゃんの日常を漫画に描いている、しゃろん。(@J4gkB)さんがXに公開した、『LINE』を題材にした作品が話題になっています。適した『LINEスタンプ』が見つからず…ある日、黒子ちゃんと姉が、『LINE』でやり取りをしていました。姉から「今日のお弁当はどうだった?たくさん愛を込めて作ったの!」というメッセージを受け取った、黒子ちゃん。『すごくおいしかった』ことを伝えられるスタンプを送ろうと思ったものの、ぴったりなものが見つからず…。スタンプの代わりに、自撮り写真を送信したのです!機転を利かせた行動には、感心するとともに、「そこまでするか、普通!」とツッコミを入れたくなるでしょう。ただ、スタンプよりも自撮り写真を送るほうが、より「本当においしかったんだな」と相手に分かってもらえそうですよね。漫画を見て、黒子ちゃんのかわいさに悶絶する人が相次いでいます。・こんなのが送られてきたら、鼻血が出るわ。・4コマで見る『世界平和』かよ。・こんなにかわいい妹が欲しかった人生でした…。以前、アルバイト中に客から冷笑される黒子ちゃんを見て、いても立ってもいられず反撃に出た、姉。黒子ちゃんのために作った、愛妻弁当ならぬ『愛姉弁当』には、きっと度が過ぎるほどの愛情が詰め込まれていたことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2025年05月19日ラブコメ作品などによく登場する、ヒロインのアピールになかなか気付かない主人公は、『鈍感系主人公』と呼ばれています。ヒロインが告白をしてもなぜか伝わらず、思うように進まない2人の関係に、読者はハラハラドキドキさせられてしまうでしょう。『敏感系主人公』『鈍感系主人公』とは対照的な『敏感系主人公』を描いたのは、創作漫画を投稿している伊東(@ito_44_3)さん。敏感なら、好意をすぐに察して、とんとん拍子に話が進んでいくことでしょう。ある日、ヒロインから気持ちを伝えられた主人公は…。通りがかりの2人組の会話まで悪口に聞こえるほど、『敏感』な主人公。ヒロインに何度「好き」といわれてもなぜか聞こえず、とことんネガティブなセリフだけを拾ってしまいます。それでも、めげずに思いを伝えようとするヒロインには、このようなコメントが寄せられました。・ヒロインちゃん、頑張れ…!・面倒くさい主人公だな…。ヒロインは、なんでこんなやつを好きになったんだ!・悪いことはいわない。告白はなかったことにして、別の人を好きになりましょう。厄介な相手を好きになってしまったヒロインに、ハッピーエンドは訪れるのでしょうか。過去には、好成績な通信簿を見て怒る父親の漫画での、意外な展開が話題になった、伊東さん。今後も、予想外なストーリーから目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2025年04月28日あなたは『アニマルコミュニケーション』という言葉をご存知でしょうか。アイコンタクトなどのさまざまな手法で意思疎通をはかり、言葉を話さないペットとの親睦を深める方法のことです。とはいえ、言葉では簡単に説明できても、実践するのはなかなか難しいようで…。愛猫たちと『アニマルコミュニケーション』猫の大吉ちゃん、フウちゃん、小春ちゃん、あさひちゃんと暮らしている飼い主(kinyousya)さんは、愛猫たちとの何気ない日常を漫画にしてInstagramに投稿しています。飼い主さんが愛猫の気持ちを図るべく『アニマルコミュニケーション』に挑戦した時のエピソードを紹介したところ、反響が上がりました。年に数回、『アニマルコミュニケーション』にトライするという飼い主さん。まずは大吉ちゃんに、アイコンタクトで「愛してる」と伝えることに成功したようです!続けて、健康面を考えて小春ちゃんに「ダイエットしよう!」と伝えてみたのですが…。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 輝け、フライデイ(@kinyousya)がシェアした投稿 どうやら、愛猫に都合の悪い内容は伝わらなかった模様…。飼い主さんがめげずにコミュニケーションをとっていると、突然フウちゃんが「おわーん!」と鳴き声を上げます。「これはご飯を欲している時の合図だ!」とすぐに察知した飼い主さん。『アニマルコミュニケーション』を通さずとも、普段から愛猫たちの感情を読み取れているのですね。飼い主さんと愛猫たちの、ほほ笑ましいやりとりには「分かる!」など多くのコメントが寄せられました。・きっとお猫様たちにも、気持ちは通じているはず。・見事な下僕!・「幸せよ」とか「構ってくれ~」はかわいいけれど、「ご飯は?」「トイレを片付けて」の時の目力は痛い…。・『愛してるのサイン』がかわいい!アーティスト『DREAMS COME TRUE』の『未来予想図』の猫バージョンみたい。たとえ言葉を交わせなくても、信頼関係のある人間と動物なら、言葉を超えたコミュニケーションが成り立つのかもしれません。「うちに来て幸せ?」と聞かなくても、愛猫たちはきっと「このうちの子になれて幸せだよ」と飼い主さんに伝えていることでしょう![文/キジカク・構成/grape編集部]
2025年04月24日あなたは、電話で話すことに苦手意識がありますか。仕事をしている人の場合、相手が客や取引先の人だと「失礼がないように」と緊張してしまうでしょう。働き始めたばかりの新人であれば『思わぬハプニング』に遭遇した時に、焦ってしまうかもしれません。新人時代に電話で?スーパーマーケットで働く店員であり、店にまつわるさまざまなエピソードを漫画で描いている、あとみ(yumekomanga)さん。読者から寄せられたエピソードを公開したところ、反響が上がりました。新人時代に、電話対応を行っていたという、女性。相手の名前を3回聞いても、正確に聞き取ることができませんでした。女性が申し訳ない気持ちでいっぱいになっている中、相手はゆっくりと名前を伝えてくれました。数か月後、同じ相手の電話対応をした際、女性は「耳がレベルアップしたみたいですね」といわれたそうです!直接会っていないにもかかわらず、覚えられていたことは、女性も嬉しかったでしょう。ユーモアあふれるフォローからは、相手の優しさが感じられますね。【ネットの声】・何度聞いても聞き取れない時ってあるよね!このシチュエーションは焦る…。・「私の耳のレベルが低くてすみません」って、そんな返し方もありだったのか!?お客さんの言葉も参考になります。・私も、電話対応が苦手です…。意外と『あるある』なんだと知って安心しました!思わぬハプニングがあっても、相手が優しく対応してくれたら、心が軽くなるもの。強い言葉で否定せず、ゆっくりいい直したり、柔らかい表現で伝えたりなど、思いやりのある行動をしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2025年04月06日夫婦間のコミュニケーションは、健やかな結婚生活を送るための鍵となります。今回は、夫婦関係を強固にするためのコミュニケーション技術について見ていきましょう。【思いやりのある表現を心がける】相手に対する敬意と愛情を込めた言葉を使いましょう。相手を思いやる心から生まれる優しい言葉遣いは、夫婦間の絆を強化するでしょう。【お互いの限界を認識する】過剰な期待や負担を相手に押しつけることなく、自分の感じていることを正直に伝え合いましょう。お互いの境界線を理解することで、平和的な生活が可能になります。【共に楽しめる趣味を見つける】二人で共有できる趣味や関心事は、関係を一層深めることに繋がります。自分の好みを押しつけず、共に楽しむことを心掛けましょう。【互いのサポートが不可欠】「第二子の出産間近に、2歳になる長女のイヤイヤ期が爆発。限界寸前になっていました。夫に相談し私は娘を連れて義実家へ行くことに。私の様子をみた義母は『力になりたい。一緒に対策していきましょう』と言ってくれ、涙が止まりませんでした」(女性)夫婦間のトラブルは、お互いに寄り添い、理解し合うことで解決に繋がることが多いもの。お互いの心を開き、積極的なコミュニケーションを取ることが、幸せな結婚生活を築く秘訣です。(愛カツ編集部)
2025年03月04日子どものサッカーを見ていると、「スペースに走れ」「そこで止まって」など、声に出さずとも思ってしまうこと、ありますよね。ピッチサイドにいると適切な位置などがよく理解できるものです。ですが、実際にプレーをしているとどうでしょう?サッカー少年団でお母さんコーチを経験した後、自身もサッカーを習い始め「実際にやってみたら周りも見れないし、足も止まらない」と話すお母さんに、子どものサッカーへの理解について聞いてみました。現在中学生で反抗期真っただ中のお子さんとのサッカーという共通ワードでの会話も、参考にしてみてください。(文・木村芽久美)(写真はサッカーのイメージです)関連記事:「なんで走らないの」なんて言えなくなった。サッカー未経験の父たちが、自身もサッカーを始めて変わった子どもへのかかわり方■サッカー未経験のお母さんがコーチをやることになったきっかけ川崎市在住のササキさんのお子さんは、小学校入学時に小学校のサッカー少年団に入部し、サッカーを始めたそうです。当時は仕事が忙しく、普段一緒に遊ぶ時間がなかなか作れなかったため、サッカー未経験だったけれどもお母さんコーチを始めたのだそうです。「熱心なコーチがいて、お母さん達にも『コーチやりませんか?』って気さくに声をかけてくれて」チームのコーチ自身が元々サッカー未経験者で、お子さんのサッカーがきっかけで大人になってからサッカーをやり始め、インストラクターをするまで上達をされたのだそうです。「お父さんコーチだけじゃなくてお母さんコーチもウェルカムな感じで、『教えるんじゃなくて、見守るだけでいいんです』って言うので。サッカーは未経験でしたけど、子どもと一緒にいる時間をできるだけ作りたくて挑戦してみました」とササキさんは振り返ります。■見るのとやるのでは全然違う。サッカースクールに通い始めて、理解が深まる(写真はサッカーのイメージです)お母さんコーチをしていた時も多少ボールに触っていたけれども、大人のフットサルに時々誘ってもらったり、サッカー大会に参加しているうちに自身もサッカーが楽しくなっていったそう。お子さんも中学に入学し、親の手を離れ始めたこともあり、2か月前から大人のためのサッカー教室に通い始めたのだそうです。「これまでもサッカーやフットサルのイベントに参加はしてたんですけど、体が全然いうこと効かなくて(笑)。子どものサッカーを見ている時には『もっとああして、こうすればいいのに』って思うんですけど、自分がいざピッチに立つと、ボールがきてもうまくできないし。だから私も習いたいなと思って」お母さんコーチをしている時から『サッカーは見るのとやるのでは全然違う』とは思っていたそうですが、実際やってみると、自身の体で実感したそう。「子どものサッカーを見てた時は『あのスペースに走って』『そこで止まって』とか思っていたんですが、自分がやってみると周りを見る余裕もないし、走ってると急に止まれなくてバタバタバタってなってしまったり......。どこにパスを出していいのか判断の難しさを実感し、自分がやってみたからこそ、子どもたちは頑張ってサッカーをしているのだと、さらに理解が深まりましたね」■サッカーが、思春期の息子との大切なコミュニケーションツールに(写真はサッカーのイメージです)今、中学2年生の息子さんは部活でサッカーを頑張っていますが、まさに反抗期のまっ最中。「試合を見に来ないで」と言い、機嫌が悪い時はもう話しかけないでほしい雰囲気を出しているといいます。子どもの気持ちもわかるけど、それでも気になるのが親心というもの。「先日、息子にみつからないようこっそり見に行きましたけどね。中学入学以降、試合を見に行ったのは初めてです」とはにかみながら教えてくれました。反抗期真っただ中の息子さんですが、サッカーの話題になると「これができるようになったよ」と自分から報告してくれたり、ササキさんからサッカーのことで息子さんに「これどうやるの?」と聞くと「お母さん、それだと全然ダメだよ。もっとここで触るんだよ」と教えてもらっているのだそうで、親子にとって、サッカーは良いコミュニケーションツールになっているのだそうです。「サッカーは反抗期の子どもとのコミュニケーションにも役立っています。上から目線ですけどね(笑)」■サッカーは人生を豊かにし、生涯楽しめるのが魅力ササキさんは学生の頃ソフトボールをしていたそうで、その楽しかった経験から、スポーツの価値は競技志向というよりは、生涯スポーツとして人生を豊かにしてくれることにあると位置付け、息子さんのサッカーについても口出しせず、夫婦で温かく見守っているのだそうです。「スポーツで別にプロにならなくても、サッカーは仲間もできるし、国内外問わず色々な人と出会えたり、仕事関係以外でも仲間ができたり、人生を豊かにするものだと思っていて。だから小学校でやめちゃうよりは中学校、その先でも続けてスキルを上げた方が、人生的にも自分で頑張ってきた証になるし、積み重ねたものになれば」と話します。ひとつのことをやりきる充実感や忍耐力は、生きる力につながるでしょうし、友人たちとのコミュニケーションを学ぶ場として、また社会人になっても趣味として楽しめるという点などをサッカーの最大の魅力だと捉えているのです。■サッカーを通じて、親子で一緒に成長する息子さんにはできれば高校入ってからもサッカーを続けてほしいとササキさんは言います。「社会人になってからも趣味でサッカーをしたり、サッカー観戦を楽しんだり、生涯サッカーを好きでいてほしいなとは思いますね」ご自身の目標は『サッカーがもっと上手になりたい』そうで、「スクールでは今年一年ドリブルをやるみたいなので、ドリブルとかボールタッチがうまくできるようになれたら」と意欲を示します。お母さんが目標に向かって頑張る姿は、息子さんにとって大きな力になるでしょう。保護者が行動で示すことは、お子さんに大きな影響を与えるという意味でも大切だと言えるでしょう。大人も年齢に関係なく、自分の趣味や目標を持ち、サッカーを頑張るお子さんを、楽しみながら支えていけるといいですね。
2025年02月20日子どものサッカーを見ていて、「もっと走れ!」「そこ空いてる」「周りよく見て」なんてピッチサイドから声を上げる親御さん、いませんか?グラウンドの外からだと、動きがよく見えますよね。相手のスペースや味方の位置も理解できます。ですが、ピッチの中ではどうでしょう?子どものサッカーをきっかけに自身もサッカーを始めたら、「思ったより走れないし、顔を上げる難しさもわかった」というお父さん2人に、サッカーを始めてから子どもへのかかわり方がどう変化したのか聞いてみました。(構成・文木村芽久美)サッカー少年少女の考える力やチャレンジ精神を育てる方法をLINEで配信中>>関連記事:うるさいから来ないで!息子の一言で正しい応援の仕方に気づいたお母さんの話■サッカー未経験のお父さんたちが、サッカースクールに通い始めた理由とは?ブラジルの国内トップリーグで、育成においても定評があるクラブチーム「クルゼイロ」。そのクルゼイロのスクールを運営する小林ヒロノリさんが主宰する大人のためのサッカー教室に通う、ナカノさんとフジイさん。ナカノさんもフジイさんもサッカー未経験のお父さんでしたが、息子さんたちと一緒にサッカースクールに通い、ご自身もサッカーを楽しんでいます。ナカノさんは息子さんが卒園時期にサッカーをやり始めたことをきっかけに、ご自身も運動不足解消にと、大人のサッカースクールに通い始めたそうです。フジイさんは、今まで運動経験がほとんどなく、所謂「文化系」だったと言います。息子さんが1年生の夏休みにスクールに通い始め、一緒にスクールでサッカーをするだけでなく、コーチや審判のライセンスを取るまでになったのだとか。「自分がサッカーをしてみて、そのコミュニケーションツールとしての素晴らしさみたいなものに気づいて、世界中の人ができるってよくわかったんです。それで子どもにもサッカーを勧めているうちに自分も楽しくなって、一緒に上達したい、『一緒にうまくなろうぜ!』っていう想いで続けてきて」当初息子さんはスクール通いだけだったそうですが、学校のクラスの友だちを集めてチームを作り、区の大会に出場。結果はボロ負けだったのだそうですが、息子さんの向上心に火がつき「 俺、もっとうまくなりたい!」と、本格的にチームに所属し、サッカーをやり始めたのだといいます。■自分のプレーはさておき、練習や自主練にもつい口出ししてしまった経験息子さんたちのサッカーが本格的になるにつれ、つい口出ししたくなる時もあったと話してくれたナカノさん。「やっぱり息子にはチームで頑張ってほしいなっていう思いがあって、 Youtubeを見ながら一緒に練習したり、公園で一緒にボール蹴ったり、ついつい『もっとちゃんと練習やんなきゃダメだよ』って言っちゃうこともありました」フジイさんも普段代表戦やJリーグを見ていることもあり、子どもの試合や練習を見ていて、つい口出ししそうな時があったと言います。「『なんでそこ走んないの』『なんでそのポジションにいるの』とか、色々言いたくなってくるんですよね。でも同じように自分もサッカーをやっているから、自分ができないこともわかるんですよ、自分の動画なんかを見てもできていないですし(笑)」■「子どもたちはよく走っている」、プレーする子どもの立場になって考えられるようにナカノさんはプレイヤーとして同じ立場になってみると、子どもたちがよく走っていることに気付かされたと言います。またサカイク10か条やスクールコーチの声かけや発信物などから、様々な経験を積んだ大人とは、気持ちの持ち方も違うということを理解したり、子どもがやる気がないように見える時があるけれども、実はそうではないということも学べたのだそうです。「大人のサッカー教室だと、コーチの接し方って優しいじゃないですか。そうするとあまりプレッシャーを感じずにサッカーができるんで、サッカーがやりやすい。そういうところは見習って声かけをしています」フジイさんは自身のサッカー経験から、子どもの視点にたち、言い方にも気をつけるようになったのだそうです。「大人でも『お前何やってんだよ』とか言う人がいるんですよ。そう言われると萎縮して余計いいプレーができなくなったり、とにかくうまい人にパスしなくちゃいけないみたいな気持ちになっちゃうんですよ。でもそれってサッカーが楽しくないし、うまくもならないし、何もいいことはない。だからそういう言い方はしないようにしていますね」■ボール一つあれば、世界中どこでもサッカーができる。コミュニケーションツールとしてのサッカーの魅力ナカノさんもフジイさんも、息子さんたちにサッカーを勧めた理由の一つとして、グローバル社会を見据え、サッカーがコミュニケーションツールとして優れている点があるのだと言います。ナカノさんは息子さんにサッカーを勧めた理由に「ヨーロッパを旅行している時に、公園でみんながサッカーをしていたら、国の違いなど関係なく、そこに入って一緒にサッカーしている光景をよく見たんです。知らない人同士がサッカーを通じて一瞬で仲間になる、そういうことができたら楽しいだろうなと思って」と言います。フジイさんは外国人とサッカーをしていて、その国の人たちの性格や特性がプレーに出るという面白い発見があったそうです。「様々な国の人がそれぞれの個性を持ちながら、でもボール1個あれば誰でもサッカーができるっていうのが、コミュニケーションツールとしては非常に優れているなっていう気がしていて。だからサッカーがうまくなるとか、プロを目指すようなモチベーションでやることだけが全てじゃなくて、そこまでではなく、例え遊びでやっていたとしても、 すごくたくさんの人と友だちを作れるツールみたいなのを、サッカーに感じたんですよね。最近妻が英語をやり始めたんですけれども、いや、英語やるよりサッカーの方が外国人とコミュニケーション取れるぞ(笑)。みたいなことを話したりもしています」■子育てを無理なくでき、サッカーをしていて家族が幸せになれることの大切さライセンスを持ち、指導者としての観点も持つフジイさんは、保護者が子どものサッカーに前のめりになり、「レギュラーになれない」とか「試合に出られない」など、親の方が気にしていることが多い気がすると話します。「習い事とかって親も負担があるし、特にサッカーなんて土日全部取られるし、 ものすごい負担感があるじゃないですか。でも自分の場合は、サッカーが好きで一緒にできるから、息子のサッカーのサポートに関して負担を感じずにやれています。だから親自身も楽しいって思える環境が、家族にとっても大事なことなんだと思っています。親が子育てを無理しちゃうと続かないんですよ。だから親も楽しくてサポートできるっていうような親子の関係性を作ることが、家族の幸せに繋がっているって、すごく感じますね」ご自身もサッカーライフを楽しみながら、サッカーを通じて子どもの幸せな将来を見据えているお二人。ついついお子さんのサッカーに口出ししてしまう保護者は、実際にサッカーをしてみると、今までとは違う視点で、お子さんのサッカーを見られるようになるのかもしれません。サッカー少年少女の考える力やチャレンジ精神を育てる方法をLINEで配信中>>
2025年01月15日プライベートなお話ではありますが…。皆さん、“夫婦生活”って必要だと思いますか?うちの夫にとって“夫婦生活”は大切なコミュニケーション。死ぬまで大切にしたいものだそうです。しかし…。私にとってはもう、なくてもいいものでした。今回はそんな夫婦の心が、再びかみ合うまでのお話です。■夫婦生活は…妊娠のためのもの!私は長年の引きこもり生活・コミュ障生活から恋愛経験もなく、デビュー戦も夫と出会ってから。二十代半ばのことでした。そんな私なので、ドラマのようなロマンチックな雰囲気からのベッドイン…。なんてものは経験がなく、子どもを作るぞー! 出陣じゃーー!! という勢いのものでした。幸いにも私たちのもとには、それで娘がやってきてくれました。私にとって夫婦生活は妊娠のためのもの。その後、二人目を無事に授かり、私の目的は果たされ、それから夫婦生活は私にとって、なくてもいいものになってしまいました。しかし…。夫にとっては、そうではなかったのです。■夫婦生活は…コミュニケーション!一方で夫は、華やかな青春を味わってきた男。たくさん恋愛し、いろいろな人とデートをし、ロマンチックなメイクラブも経験してきたのでしょう。そんな夫ですから、私との生活はまさに生殺しの生き地獄。子どもが生まれすっかり母になってしまった私の前には、夫のムードたっぷりの演出も無意味でした。元の欲求の差だけでなく、体力の違いも明確でした。家事と仕事にてんやわんやの毎日で、夜泣き対応による寝不足、いつケガや病気をしてしまうか分からない子どもに対しての神経のすり減り…。育児に追われる中で私にはそんな体力、残っていませんでした。「……今日、どう?」「はぁ!?」時に、そんなことを考える夫に苛立ちを隠せないこともありました。こっちは育児でいっぱいいっぱいなのに、なんでそんなことを考えられるんだろう…。夫は子どもよりも、自分の欲求の方が大切なんじゃないか。そんな怒りが湧き上がるばかりでした。■夫の努力と次なる問題ですが、夫も夫なりに努力はしていました。私が疲れて断っていることを感じ取り、いそいそと家事や育児を手伝う夫。自ら食器を洗い出す日は、だいたい夫の「YES」サインでした。それはとってもありがたく、私も応じたい気持ちはあったのですが、次なる問題がありました。「……今日、どう?」「子どもが起きたらどうするんじゃ!!」……そう。私にはどうしても、子どもが起きてそれを目撃されてしまったら…という恐怖があったのです。そんなこんなで、私は徐々に夫と距離を保つようになり、夜はびっちり娘と息子に挟まれ眠り、夫に入る隙を与えませんでした。子どもたちがすくすく成長し、少しずつ手を離れつつあっても、それは変わりませんでした。そんな最中、事件が起こります。私が高血圧による眼底出血で、視野を半分を失ったのです。■妻の高血圧に夫は…高血圧と来たら、夫婦生活なんてもってのほかでした。さすがに夫もこれには手も足も出ず、さらには日常生活でも、無理が利かなくなってしまった妻のサポートを必死にしてくれました。安静が苦手でガサガサしている私は、治療により血圧が安定してきたあとに、なぜか再出血を起こしてしまうというハプニングを起こしたりもしましたが、その間も夫はサポートに徹し、我慢してくれていました。ですが、そんな夫にも我慢の限界が来ます。「そろそろ…いたしたいです…」■それでも夫がしたい理由高血圧というものの怖さは、医療系の専門学校で出会った私たち夫婦は、よくわかっていました。夫婦生活は血圧や循環器にそれなりの負担をかけます。なのに、夫はまだしたがっている。でも、その時の私にはもう、怒りはありませんでした。「負担かけないように、優しくいたすから…」なんでこんなに必死なんだろう、という疑問は正直ありました。ですが、いつもケンカ腰で、素直じゃなくて、持病があって、キレイでもない私との夫婦生活を必死に求めてくれている夫は、なんというか、ありがたいなと思えたのです。父となり、母となり、子どもが元気であればそれでいいと思うようになりました。夫婦生活で体力を消耗するなら、子どもと公園に行ってあげたいと思っていました。でも、私たちは親である前に夫婦で、人間。たまにはそこの欲求を満たすことも、笑顔でいるためには必要なのかもしれません。幸いにも子どもも二人とも小学生になり、土日に出勤し平日に休みを取れば、子どものいない時間を作ることも可能になりました。仕方ない…。「いっちょやるか…」こうして、色気もクソもないこの夫婦は、バイタルチェックをしっかりしながら、久しぶりに夫婦生活を再開したのでした。■夫婦が求めるものはさまざま我が家の場合は私がNOで夫がYESタイプでしたが、反対のパターンのご夫婦ももちろんいらっしゃると思います。軽い気持ちで人に相談することも、相手に伝えることも難しい問題なので、本当に苦しい思いで悩んでいる方は、想像以上に多いと思います。私は夫の気持ちを叩き潰すひどい妻でありましたが、自分が夫の側であったら、本当に苦しいし、つらいと思います。自分に魅力がないのか、他に好きな人がいるんじゃないか…と、すごく悩んだと思います。今回は夫の粘り強さ、そして素直な気持ちを伝えてくれたことで状況は改善されましたが、それも本当に勇気のいることだと思います。私だったらずっと心の中に想いを仕舞って、やけくそになっていたかもしれません。一緒に年を重ねる中で、二人が同時に「もういいか」と思えたら一番。ですが、時にはそうはならないかもしれない。愛しているからこそ、その幸せなかけがえのないコミュニケーションを大切にし続けたいと思うことは、決しておかしなことではないのです。片方の苦しみを生まないためにも、お互いの気持を伝い合える機会は、大切にしていこうと思った出来事でした。
2024年12月27日日々の生活の中で、コミュニケーションが原因で生じるトラブルは少なくありません。今回は、コミュニケーションを取る際に気をつけたいポイントと、失敗を回避する方法について考えてみましょう。他人の立場を理解する相手の立場に立って物事を考えることが、スムーズなコミュニケーションの基本です。特に、結婚や出産などの人生の重要イベントの際には、適切な言葉を選ぶことが必要です。感情をコントロールする怒りなどの感情が爆発してしまうと、冷静な判断ができず、後悔するような言動をしてしまいがちです。自分の感情をコントロールし、ポジティブな対話を心がけましょう。言葉の選択に注意を払う言葉一つで相手を傷つけることもあれば、安心させることもあります。批判や否定から入る言動はやめて、肯定的な表現を心がけましょう。言動の不一致を避ける言動が一致していないと、信頼を失います。約束したことは守る、謝るべきときは謝るなど、信頼関係を守ることが大切です。話しの通じない店員「彼とレストランに行くと、会計時に大幅に間違えた金額を請求されました。彼が再度確認をお願いしても、店員は忙しさを理由に確認もしてくれず…。しかし店員の背後に現れた責任者らしき人に気づくと、店員は固まってました。」(20代/女性)他人との良好な関係を維持するためには、相手を尊重し、思いやりの心を持ってコミュニケーションを取ることが重要です。自己中心的な行動からくるトラブルを回避するためには、常に相手の立場を考えた行動が求められるでしょう。(愛カツ編集部)
2024年12月06日サッカーを通じて子どもの成長を後押ししたい保護者のみなさんへ向けて、不定期に行っているサカイクのオンラインセミナーが11月に開催されました。これまでのべ7000人が参加したサカイクキャンプをはじめ、シンキングサッカースクールで日々子どもたちと接している指導者がこれまで得た知見を提供する場です。今回のテーマは「非認知能力」。最近よく聞く言葉ですが、この非認知能力がサッカーでも必要な理由、サッカーで伸ばせる理由について説明。サカイクが大切にしている非認知能力=ライフスキルも掛け合わせ、わかりやすく解説しました。(構成・文:小林博子)サッカー少年少女が自ら伸びる親のかかわりかたLINEで配信中>>非日常の中でサッカーを楽しみながら人間的にも成長するサカイクキャンプ<<わが子の良いところを見つけられない、という保護者におすすめの方法■サカイクコーチによる保護者セミナー今回のセミナーには、菊池健太コーチと柏瀬翔太コーチが参加。二人ともシンキングサッカースクールやサカイクキャンプで活躍しています。菊池コーチはサッカーをする子の父としても、子育ての実体験を踏まえつつ、どうして非認知能力がサッカーでも必要なのか、家庭ではどう伸ばすのかをお伝えしました。質問コーナーでは、小学校の教員免許を持つ柏瀬コーチも参加。今までの知見も踏まえ、アドバイスをしてくれました。これからの社会を生きるために必要な能力、と紹介されているのは知っていますが、実際「非認知能力」とはどんな能力なのか、どう育てればいいのか。同じような悩みや疑問をお持ちの方はきっと多いはず。セミナー中にいただいた質問と回答を記事の最後に紹介するので、最後までご覧ください。サッカー少年少女が自ら伸びる親のかかわりかたLINEで配信中>>■非認知能力とは?子育てをしているとたびたび耳にする「非認知能力」というワード。これからを生きる子どもたちにとって大切な能力だとぼんやりと知りつつ、それがどんなことなのかや、具体的にどうするとその能力を伸ばすことができるのかなどはあまり理解されていないかもしれません。まずは、セミナーの冒頭に非認知能力を2つの概念でご紹介しました。・生きる土台となる力・テストなどの数値で測れない能力テストの点数やスポーツのタイムなどで測ることができるのは「認知能力」です。その反対の非認知能力は、ひとことで言うならば「生きる土台となる力」。社会性や自分の心の働きを高める能力のことで、子どもの成長にとってとても大切なものであると近年は言われています。■非認知能力=ライフスキル!サッカーで能力を伸ばせる非認知能力は数字で測れない分、力のあるなしを目に見える形で評価することはできません。また、非認知能力には正解がなく、大人にとってもつかみどころが難しいかもしれません。そこで提案するのが、サカイクが子どもたちにサッカーを通して身につけて欲しいと考えている「5つのライフスキル」について知ってもらうこと。サカイクが提唱するライフスキルはと、非認知能力の中から、小学生年代で身に着けてほしい要素を抽出したものです。セミナーで使用したスライドより試合も練習も、チームメイトと協力して動き、常に細かな判断が必要なサッカー。仲間と共に「勝つ」という目標達成に向かって協力し、努力することは非認知能力を伸ばす絶好の場とも言えます。ライフスキルは、「サッカーで勝つ」だけでなく「人としての成長」を重要視しています。この能力があれば、サッカー選手としても社会に出ても、協調性や主体性をもった人間になれ、結果もおのずとついてくることでしょう。■5つのライフスキルをそれぞれ解説サカイクが提唱する5つのライフスキルセミナーで使用したスライドよりサカイクキャンプでは5つのライフスキル身につけてもらうべく、スタッフ全員が常に意識して子どもたちに接します。セミナーでは詳しくご説明しましたが本記事では指導者がどのような接し方や声がけをしているかを簡単にご紹介します。①考える力大切にしているのは「考える機会を大人が奪わない」こと。大人は離れて見守ります。自分で考えてうまくいったことは強烈な成功体験として記憶に残り、さらなる「考える力」につながります。②リーダーシップライフスキルのリーダーシップは、「相手の立場に立って行動すること」です。キャンプ中ピッチの中だけではなく、ピッチ外や部屋でもたくさんみられます。自分が周りのためにやるべきことができたことは大きな自信につながります。③感謝の心「サッカーができることは当たり前ではない」と気づいて楽しんでサッカーをしてほしいです。楽しんでサッカーをすることに関しては、「自分が楽しんでサッカーをする姿を見ることが、保護者や周りの大人は一番嬉しいこと」と子どもたちに伝えています。④チャレンジミスしないようにするのではなく、ミスを怖れずにチャレンジする気持ちに価値があると伝えることから始めます。ただし、「ミスをしてもいい」というわけではありません。キャンプでは「ミスのレベルをあげること」も伝え、常に高い目線でのチャレンジを促します。⑤コミュニケーションサッカーは試合での目標達成(勝利)のために仲間とのコミュニケーションは不可欠です。サカイクが大切にしているコミュニケーションは「プラス」のもの。常にポジティブな言葉を選び、チームの士気が上がる雰囲気作りを重視します。■非日常の中では「非認知能力」が伸びやすいコロナの時期を経て、宿泊を伴う合宿や修学旅行などが中止になってしまい、初めて親元を離れて子どもたちだけで過ごす場となった子も多かったここ数年のサカイクキャンプ。日常から離れ、当たり前が当たり前でなくなる3日間で、参加者はたくましく成長し、その中でライフスキル=非認知能力がぐんぐん伸びます。キャンプに参加するスタッフはその伸びを最大限にすべくサカイク10か条の中で3つ目の項目である「信じて見守る」ことを特に徹底しています。サカイク10か条参加者の保護者のみなさんからも、「参加してから子どもの意識が変わった」「キリッとした顔つきで返ってきた」などのお声があり、サッカーのスキル上達以外の部分で、効果を感じてくださる方が多いようです。■保護者の悩みや疑問にアドバイスセミナー後、ご参加いただいた保護者のみなさんから、家庭での子どもとの接し方に関してたくさんの質問が寄せられました。それらを紹介します。皆さんの抱えていた悩みを解決するヒントになるかもしれません。<参加者からの質問と回答>質問:つい口を出しすぎてしまいます。どう関わったら子どもの成長に繋がりますか?回答:口を出してもいいんです!ただし、本人が苦労することで成長が見込めるような場面では「目をかけて手を貸さず」を意識してぐっとこらえてみてください。質問:「感情でモノを言うな」と言われますが、愛があるゆえに感情が沸き上がるものだと思います。感情的になってしまうのは悪いことでしょうか。回答:大切なお子さんへの愛があるゆえに感情的になってしまうのは自然なこと。悪いことではありません。ただ、発した言葉を受けた子どもの表情は見逃さないで。ただ怒るだけなど一方通行にならないようにするだけで違うと思います。後から客観的に振り返って、言い過ぎたと思ったら次はそうしないようにしてくださいね。質問:小学1年生の子どもに挨拶やお礼をしっかりさせるにはどう促したらいいですか?ちなみに子どもは我が強くあまり親の言うことを聞かない性格です。回答:お子さんも挨拶しなきゃとは思っているはず。まずは大人からいい挨拶をしてあげて良いお手本になってください。キャンプやスクールでもコーチたちから率先して挨拶をするようにしています。元気に挨拶をすると、元気な挨拶が子どもたちから返ってきます。それを続けることで、挨拶の大切さがだんだんとわかってくると思います。質問:親の言うことは聞かないのに、コーチが言うことは素直に聞きます。言い方の問題なのか、親への甘えなのか悩んでいます。回答:それは親子の関係がすごく良く信頼関係があるからこその状況です。成長過程において自然なことです。サッカーが大好きな子どもにとって、コーチは大人の中で"最上位"ですから。だから子どもにとって親の言葉より響くことがある、ってだけなので深刻に悩まなくて大丈夫です。質問:我が子は「友達がやらないなら自分もやりたくない」とサッカーや他の習い事での行動がすべて友達ベースで困っています。回答:素敵なお友達がいて、コミュニケーション力があり仲間を大事にするお子さんなんだと思います。ずっとそのままということはないはずなので、将来自分の意思で友達とは別の何かをやりたいと言うまで寄り添いながら見守ってあげてください。質問:サッカーは自由なものだから、まずはやりたいことにチャレンジをしてたくさんミスをしてもいいと伝えていますが、あまり運動が得意な子ではないので、ミスした分を取り戻せない機会が多く、だんだんチャレンジをしなくなってしまいました。ミスを恐れないようにしてほしいのですが、どう接したらよいでしょうか。回答:うまくいかないことの方が多くて向上心が高まらないのはよくあることです。ライフスキルの「チャレンジ」の項目でもお話ししましたが、「結果としてボールを奪われちゃったけど、その前にここは運べたから良かったよね」とかミスの前後に何があったかも合わせて話をしてみてください。ミスと同じぐらい良かったところを探して伝えてあげることが非常に大事です。また、運動能力の高い低いにかかわらず、子どもは日々成長しています。その成長や変化を認めて伝えてあげることも大切です。質問:主体性のある子になってもらいたいです。親としての心構えを知りたいです。回答:興味のあることに、とことんチャレンジさせてあげることが主体性を育むのに有効です。できれば一緒にその興味のあることに伴走して、子どもができたことを盛大に褒めて成功体験にしてください。どんな些細なことでも、子どもにはキラリと光る何かが必ずあります。その部分に共感してあげましょう。数字などわかりやすい結果では出てこないため、非認知能力が伸びたかどうかはすぐには感じないかもしれません。家庭だけ伸ばすのはなかなか難しい力でもあります。そこで、サカイクキャンプへの参加を選択肢の1つにしていただけたら嬉しいです。サッカー少年少女が自ら伸びる親のかかわりかたLINEで配信中>>
2024年12月02日幼い子供は、親や周囲の人たちの会話を日々耳にしながら、段々と言葉を覚えていくもの。初めは全く喋ることができなかった我が子が徐々に話せるようになるのは、親にとって喜ばしいことでしょう。しかし、慣れないうちは、親が頭を悩ませるような難解な言葉をたくさん発してしまうものです。1歳児が発する言葉を聞いて、ひらめいたのは?漫画『さばげぶっ!』や『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の作者である、漫画家の松本ひで吉(@hidekiccan)さん。2024年11月現在、松本さんは、1歳児の息子さんを育てる母親です。松本さんの息子さんも例に漏れず、難解な言葉を日々発しているといいます。そんな難解な言葉であっても、なんとか理解してあげようとするのが、親の優しさ。「息子の言葉の意味を理解できるように」と、松本さんが作ったものがこちら!なんと、息子さんが発する難解な言葉をまとめた単語カードを作ったのでした…!カードの一枚一枚には、日常的に耳にしている松本さんにしか分からないであろう難解な言葉たちが、書き記されています。『えべ・えっぺ』『チ』『もんもえ』『ヘジ・エジ』『ぬーぬー』『ぶーぶー』それでは、これらの言葉は一体何を意味しているのでしょうか。予想をした上で、次の1枚をご覧ください!おやつ、チーズ、まんまる、星、牛乳、車あなたは一体、何個正解できたでしょうか。『ぶーぶー』が車であることを予想できた人は多いかもしれません。しかし、『チ』一文字で『チーズ』を表していると予想するのは、あまりにも難易度が高いでしょう…。松本さんのユーモアに富んだ発想と、息子さんが発する言葉のかわいさには、次のような反応がありました!・わー!すごい!うちもやればよかった!!・販売希望!『ぬーぬー(牛乳)』で笑いました。・これはいい!結構実用的なのでは…?これから徐々に話すのが上達していくであろう、松本さんの息子さん。将来大きくなってからこの単語カードを見返したら、どう感じるのでしょうか。「こんな時もあったんだ…」と、懐かしさにどっぷりと浸れるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年11月10日一生に一度だけの出会いや機会を意味する、一期一会。1日でさまざまな客と関わる、タクシー運転手は、特に一期一会の出会いが多いでしょう。タクシー運転手に「喋るお客さんは好きですか?」と聞くと…自身を「とんでもなくお喋りだ」と語る程、人と話すことが好きだという、わかば(@MR0a7EcLqid6OEw)さん。ある日、タクシーを利用した際、運転手と仲よく話していたといいます。いつものように、たくさんお喋りをしてしまったことを、気にしたのでしょうか。わかばさんは、運転手に「喋るお客さんと喋らないお客さん、どっちが好きですか?」と質問をしたそうです。すると、運転手が答えたのは…。※写真はイメージ「個人的にですが、目的地までの私の時間を一生懸命楽しませようとして話し続けた、あるお客さんを私は5年忘れられないんです。5年前のあなたですよ」なんと、わかばさんは偶然にも、5年前にこの運転手に会っていたのです!そして当時も、今と変わらず、話に夢中になっていたと教えてくれました。自分を楽しませようといろいろな話をしてくれた、わかばさんを、覚えていたという運転手。この日も、わかばさんの話を聞きながら、楽しい時間を過ごしていたのかもしれませんね。自分のことを覚えていてくれたこと、そして5年越しの奇跡の再会に、わかばさんもきっと驚いたでしょう。Xに投稿された、感動的なエピソードには、17万件以上の『いいね』が付き、大きな反響を呼びました。・まさかすぎる展開に驚きました!・運転手の記憶力もすごいけど、5年間忘れさせない、わかばさんのトークスキルがえぐい。・何その素敵なお話。まるでドラマのようですね…。運転手は、「5年前のあの時間は、本当に楽しかったですよ。あの時は別のタクシー会社でしたがね」と話していたそうです。1日に数十人の乗客を、希望の目的地まで送り届けている、タクシー運転手。きっと、わかばさんが話が面白く素敵な人だったからこそ、運転手の記憶に残っていたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年11月09日日本は、独特な文化や歴史的な遺産、美しい自然により、毎年、たくさんの外国人観光客が訪れています。また、茶道や着物、伝統的な祭りなど、日本文化を直接体験できるのも人気な理由でしょう。しかし、日本の観光について、一部の外国人から「日本は英語が通じないから嫌だ」と感じる人もいるようです。確かに、英語を主要言語としている国も多い中、日常的に英語を話す日本人は少ないでしょう。そのため、日本に訪れる外国人にとってはコミュニケーションの障壁を感じるかもしれません。日本への不満に、『日本推しラトビア人』がコメント日本文化の魅力をSNSで発信し、『日本推しラトビア人』として知られる、アルトゥル(@ArturGalata)さん。「日本は英語が通じないから嫌だ」という一部の意見に対して、Xで自身の写真を添えて、こうコメントしています。「英語が通じるかどうかに関係なく、こっちが何をいいたいのか、何を知りたいのか、それを自分ができる限り伝えようとすれば、言葉が通じてなくても、応えてくれようとしてくれる。それが『日本』と『日本人』なんだよ」アルトゥルさんがいうように、たとえ英語が通じなくても、相手のいいたいことを理解しようとして、身振り手振りでコミュニケーションを図ろうとする日本人は、多いでしょう。また、交通機関や飲食店などでも、日本語が通じない人へのサポートが整ってきています。日本には『おもてなし』という言葉があるように、日本に訪れる人たちを心から歓迎しようとする文化が根付いているのかもしれませんね!3万件以上の『いいね』が付いた、アルトゥルさんの投稿には、たくさんのコメントが寄せられました。・この前、フランス人観光客と出会って、翻訳アプリを通じて会話したらめっちゃ楽しかったよ。・以前にバイトの客で外国人が一生懸命に何かを伝えてくれたけど、分かってあげられなくて悔しかった。・素敵な考え方。そういってもらえるとありがたい。日本を愛してくれてありがとうございます!・そうだね。英語をまったく話せないけど、道を聞かれたら、何とかしてでも案内するぞ!和室でこたつに入り、くつろぐアルトゥルさんの姿からも、『日本愛』が感じられますね。お互いにリスペクトを持っていれば、言葉は通じなくても、心を通じ合うことができるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年11月02日気密性の高さから、食べ物を入れておくのに役立つ、プラスチック製密封容器(以下、プラ容器)。弁当箱の代わりにしたり、余った食べ物を入れたりと用途が豊富なため、多くの家庭に複数個はあるグッズです。借りたプラ容器に『入れておいたもの』ある日、柏木(@kashi_wagi_)さんは、職場の同僚を自宅に招きました。その際、同僚が手渡してきたのは、食べ物の入ったプラ容器。手作りの料理などをプラ容器に入れて、他人の家に持参するのは、よくある話です。後日柏木さんは、中が空になったプラ容器を返却することに。…しかし、洗ってそのまま返すわけではありませんでした。「借りたプラ容器は空で返さない主義だ」と話す、柏木さんの行動をご覧ください!プラ容器の中に入っているのは…お茶漬けやオニオンスープなどの小分け袋!これらの小分け袋には、柏木さんの感謝の気持ちが詰まっています。言葉以外でもお礼をするため、こうして物を添えることにしたのです。ちなみに、柏木さんはカナダ在住。この日呼んだ同僚も日本人のため、『ふるさとの味』を満喫できるものをチョイスしたといいます。『思いやり』とは何かが分かる柏木さんの行動に、ネットからはさまざまな声が上がりました。・私もこれをやる!お菓子を詰めておくことが多い。・空で返ってきても全然いいけれど、これはちょっとした思いやりが嬉しいよね。・なるほど、この手があったか!自分も今後はマネしたいな。なお、鹿児島県には「空重(からじゅ)で戻すな」といった、「重箱で手土産の食べ物をもらった場合、空で返してはならない」という教えがあるため、鹿児島県出身の人からも共感の声が寄せられています。「言葉だけでは感謝の気持ちを伝えきれない!」という人は、ちょっとしたものを添えてみて、空ではなくしてみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2024年11月02日昭和世代なら誰もが知っている某格闘ゲーム。その中に出てくるキャラクターの名前を末っ子が思い出せずにいて、兄・三男に聞いていたのですが、三男の回答に、私は耳を疑いました。誰!? さとみって誰!? (※盛っていると思われそうですが、本当に、真顔でこう答えるのがわが家の天然男子・三男くんです)パニックになりながらも台所で2人の会話に耳を傾けていると、どうやらそのさとみは、『アイアム タカーダ!』と叫びながら技を使うのだそうです。…ツッコミが不在!!さらに別の日には…新しいタイプのクイズ!「パンはパンでも食べられないパンは?」的なクイズかと思いきや!!そんな、思いもよらぬ急角度の答えにも一切動じることなく、『なるほどそうか~。確かに地べたに落ちたら食べられへんな~』と冷静に対応する長女。またもやツッコミ不在!!そして…ここぞとばかりに盛大にツッコんだことは言うもでもありません。夏休み期間中、常時このような状態だったので、色んな意味で大変でした(笑)
2024年08月28日華麗なドリブルを武器に、世界の強豪と渡り合った松井大輔さん。2010年の南アフリカワールドカップで、日本中を熱狂させた彼の足跡は、多くのサッカーファンの記憶に刻まれています。そんな松井さんは京都サンガやジュビロ磐田、横浜FCなど、Jリーグでの活躍はもちろん、フランスのル・マンやグルノーブル、ロシアのトム・トムスク、ブルガリアのスラビア・ソフィアなど、6カ国13クラブでプレーしました。現在、松井さんは自身の経験を次世代に伝えるべく、サッカーコーチとして新たな挑戦を始めています。今回のインタビューでは、松井さんに「将来海外でプレーするために、小学生年代にしておきたいこと」をテーマに語っていただきました。語学力の重要性、文化適応の秘訣など、実践的なアドバイスは、若い選手の道しるべになるでしょう。(取材・文鈴木智之、写真:新井賢一)(C)新井賢一<<前編:2児の父・松井大輔さんが語る、サッカー少年少女が「楽しい」「上手くなりたい」と思うようになる親のかかわり方親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■話さない選手にはパスは来ない松井さんは、海外でのプレーを目指す若い選手に対し、現在の環境で最善を尽くすことの重要性を強調します。「まずはなにより、今いる環境で、しっかりと自分のプレーをすること。日本サッカー協会の育成システムはしっかりしているので、才能ある選手は必ず見出されます。クラブもスカウトを通じて、小学生の段階から優秀な選手を探しています。焦って海外に行こうとするのではなく、日本で実力をつけてからでも、遅くはないと思います」松井選手が海を渡ったのは、23歳の頃でした。最初の行き先はフランスです。「やっぱり、語学は大切だと感じました。サッカーはボール一つあれば誰とでも交流できますが、言葉ができれば、さらに深いコミュニケーションが取れます。僕はフランスに8年いたので、日常会話には困らない程度でしたが、最初の1年間は集中的に勉強しました。チームが家庭教師をつけてくれて、その後は自分で雇って学びました」サッカーはチームスポーツであり、コミュニケーションが重要です。海外では、自己主張しなければ、いないものとみなされる傾向があります。「チームメイトと会話をして仲良くならないと、なかなかパスがもらえません。話さない選手には、パスが来ないんです。だから、しっかりとコミュニケーションを取ることが必要で、言葉でコミュニケーションが取れないなら、プレーで結果を残すしかありません。結果を残せば、自然と周りも認めてくれて、パスをしてくれるようになります」■その国の人や文化を知ること、何でも食べられることも大事海外で暮らすとは、新しい文化の中で生きることでもあります。松井さんは、こんな風に心がけていたそうです。「僕が心がけていたのは『フランス人になろう』という意識です。フランス語を話すこともそうですが、人々の文化や考えを知ろうと努力していました。また、何でも食べられるようにしておくことも大切だと思います」サッカー選手にとって、海外の食事は重要なテーマです。体作りの面からも、効果的な栄養摂取は欠かすことができません。「僕がチームに入った時、身長は下から2番目でした。日本では平均的な身長(175cm)でしたが、海外では平均以下です。最近のサッカー選手はアスリート化しているので、体の大きさや当たりの強さも求められます。将来を見据えて、段階的に体づくりをしていく必要があります。日本の高校生も今は筋トレをしていますし、中学生も体幹トレーニングをしたりと、積極的に取り組んでいますよね。そういった面では、徐々に良くなってきていると思います」■強い体を作るには十分な睡眠と栄養も必要ⒸYOKOHAMA FC強い体を作るには、練習だけでなく、十分な睡眠と栄養も必要です。松井さんは、小学生の頃から、「よく寝ること」を意識していたそうです。「僕は小学6年生まで、毎晩8時に寝ていました。十分な睡眠が取れたことは、成長に良かったと思います。野球の大谷翔平選手も言っていますが、睡眠は成長にとって、絶対に必要なものです。とくに小学生のときは、早く寝て、朝早く起きることを心がけたほうがいいと思います」■先輩から多くのことを学ぶ幼少期から、自分の体に目を向けてきた松井さん。プロ選手として長く活躍する過程で、先輩選手から多くのことを学んだそうです。なかでも、日本サッカー界の伝説的存在である三浦知良(カズ)選手からの、影響は大きかったと言います。「僕が42歳まで現役を続けられた理由の一つは、カズ(三浦知良)さんやシュン(中村俊輔)さんという、素晴らしいお手本が近くにいたからです。30歳から35歳、36歳と年齢を重ねていく中で、おふたりから多くのことを学びました。食事は何を食べるべきか、睡眠の重要性、ケアの方法、筋トレの仕方など、先輩方が見本を示してくれたことは、自分のキャリアにとって、すごく大きなことだったと思います」長い現役生活の中で、たくさんの経験をしてきた松井さん。それを若い選手に伝えることが、自らの指名だと感じています。特に、育成年代の指導に注目しているそうです。なぜなら、この時期こそが、選手の成長に最も重要だと考えているからです。「指導者として、育成年代のスペシャリストになりたいと思っています。多くの人は、トップチームの指導を目指します。しかし、トップレベルの選手に対しては、あまり教えることがありません。一方、育成年代には、教えることがたくさんあります。成長期、いわゆるゴールデンエイジと呼ばれる、もっとも伸びる時期に関わることで、日本サッカーのレベルを底上げできればと思っています」松井さんの言葉には、世界で戦った経験と、次の世代を育てたいという強い思いが込められています。彼の教えが、日本サッカーを担う子どもたちの成長にどのように役立っていくのか。今後の活躍が楽しみです。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>
2024年07月12日今年、小学校に入学したわが家の6歳の長男。毎朝、義母と一緒に見送るのが日課となっています。ある日、出発直後に転んでしまった長男を目撃した義母の行動に、イラッとしてしまい……。学校へ向かう長男が転んだ!義実家で敷地内同居をしているわが家。もともと過保護、過干渉なところがある義母は、毎朝長男の様子を見に来て、門扉付近で私や3歳の次男と一緒に長男を見送ります。 ある日、家まで迎えに来てくれた近所のお兄ちゃんの後について、早歩きで集合場所へと向かっていた長男。私たちのほうを振り返りながら歩いていたためか、家から40mほどのところで転んでしまいました。 お兄ちゃんは転んだ長男を気にしながらも歩き続けており……。転んだ恥ずかしさもあったのか、長男はサッと立ち上がり、涙を手で拭いながらお兄ちゃんの後を追ったのです。 聞く耳を持たない義母が…義母は長男の名前を叫びながら「大丈夫~?」と何度も大声を出していました。一方私は、痛いのを我慢して立ち上がり、一生懸命お兄ちゃんの後をついて行こうとする長男の姿に感動しながら、心の中で「頑張れ」と応援していました。 すると義母が「ちょっと見てくるわ!」と言い出したのです。私はすかさず「いや、本当に痛かったら保健室に行くから大丈夫! 行かなくて大丈夫だと思います!」と義母に訴えました。私としては、長男が小学生になったことから、過度にフォローするのではなく、少し距離を保ちながら成長を見守りたいと思うようになったからです。 しかし、義母は私の言うことを聞かず、自転車にまたがり様子を見に行ってしまいました。戻ってきた義母いわく、長男は幸い手のひらを少し擦りむいた程度で、出血もしていなかったそうです。 正直なところ、義母には様子を見に行ってほしくありませんでした。義母からしたら私は厳しい母親だと思われているかもしれませんが、このときばかりは親である私の意見を尊重してほしいと思いました。 とはいえ、孫のことを心配する義母の気持ちも理解しなければならないという思いもあります。敷地内同居をしている分、関係がこじれないよう義母の思いを受け止めつつ、自分の意見を主張していくことを心がけています。 イラスト/ミロチ著者:鬼頭いちか
2024年06月30日出社するのは週に1〜2回くらいの夫。出社した日、仕事を終えて帰宅するのは0時過ぎで、そのとき0歳児の娘はぐっすり寝ています。出社して帰宅が遅いときに毎回する夫のある行動に、私は悩まされていました。眠っている娘を起こす夫にモヤモヤ夫は出社した日に帰宅すると、眠っている娘を見て、私にいつも「起こしてもいい? 抱っこしたい」と言うのです。そう言うと夜中に寝ている娘を起こし、抱っこして愛情を注ぐ夫。 私は、夫が娘に愛情を注ぎたい気持ちは理解しつつも、眠っている娘を大人の都合で起こすことに、いつもストレスを感じて過ごしていました。 さらに、娘が起きてしまったあと、育児用ミルクをあげて、再び寝かしつけるのは私の役目。それにも腹が立っていました。そんなことが続いていたときに、夫はまた「起こしてもいい?」と言ったのです。 起こすのはかわいそう?ある日、我慢の限界を迎え、私は夫に「遅い時間に起こすの、子どもがかわいそうだと思わない?」と言い放ちました。すると、夫からは予想外の返事が。 「いつもよろこんでいるから別に良くない?」。たしかに娘は起こされても泣くことはなく、抱っこされていつも笑顔でした。 私は考えました。娘はかわいそうなのか? よろこんでいるのならいいのかな……そう思えてきましたが、再び寝かしつけるのことに私は体力が限界でした。そこで私は夫に、「起こしたときは寝かしつけがきついから、あなたがミルクもあげて」と提案し、意外にも夫はすんなり快諾してくれたのでした。 きっと夫も、娘が泣いてしまったら起こすことはなかったのだと思います。自分もスキンシップをとりたいという気持ちがあり、娘もよろこんでいるから起こして抱っこしていたのだと思うと、夫の行動も理解ができました。 その後も、夫はお願いしたミルクをあげることと寝かしつけもしてくれました。理解できない相手の行動に悩んでストレスを溜めるより、早く思っていることを直接伝えればよかったと思いました。今では疑問に思ったことは、すぐに夫へ聞いて解消するようにし、意見が食い違うときなどもストレスが減りました。 著者:松田めぐみ/女性・主婦。2023年生まれの女の子を育てる母。将来、娘とお酒を飲める日がくるのを楽しみに育児に奮闘中。イラスト:キヨ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月30日私は1歳半の娘がいる30代のママです。先日、新しくできたショッピングモールで娘とショッピングを楽しんでいると、店員さんが話しかけてきました。その店員さんとの会話でこんな思いをすることになるとは……。もしかして、勘違いされている…!?娘はベビーカーに乗っていて、ご機嫌。私もニューオープンのお店のため、とてもワクワクした気持ちで、買い物を楽しんでいました。途中で少し疲れたので、通路にあるソファに座り、娘とおしゃべりをしながらお茶を飲んでいると、近くのお店にいた50代くらいの女性の店員さんが話しかけてきました。「赤ちゃんかわいいですね! ここはお孫さんを連れていらっしゃるお客様も多いんですよ。私もよく孫と出かけます〜」と言われ、私は「そうなんですね」と返事をしたあと、“どうして急に孫の話をされたのかな”と思っていると……。 店員さんは、「おばあちゃんは幸せですね、お孫さんと一緒で」と言ったのです。そこで私は、私自身が娘のおばあちゃんと間違われていることに気づきました。ショックを受けて返事に困っている私の様子を見て、「あ……おばあちゃん……ではない? あ、ほら、最近は若いおばあちゃんもいますから……」と店員さんも明らかに慌てている様子。 私は、「この子は娘なんです」と努めて明るく答えましたが、ショックを隠しきれず、その場をすぐに離れました。 店員さんに悪気がないことはわかっています。しかし、おばあちゃんに間違われたことはショックでした。また、私も初対面の方と話すときは、思い込みで話すことがないよう気をつけようと思った出来事でした。 著者:海原えめ/30代女性・サービス業。6歳息子と1歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。イラスト:うちここ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月30日私は長男の出産を機に専業主婦になりました。初めて仲良くなったママ友と飲みに行こうかなと夫に伝えたところ……思いもよらない言葉を返されました。 ママはダメでパパはいいの!?専業主婦の私は、子どもが生まれてから夜に子どもを置いて家から出たことがありません。友人との飲み会や同窓会のお誘いがあっても、子どもを理由に断っていました。 上の子が5歳になり、初めて仲の良いママ友ができたときのこと。飲みに行きたいねという話になり、夫に子どもをお願いしたいと相談したのですが……。夫は「ママ同士の飲み会って大事なの?子どもを置いてまで行く必要がある?」と攻めてきて。結局、行く事ができませんでした。 この件があってから、夫が飲みに行く姿を見るたびに「私はダメなのになんで?」とイライラしてしまいます。 ◇ ◇ ◇ ママも息抜きが必要ですし、どちらかが我慢している関係はよくないですよね。パパが何かのきっかけで、協力の大切さに気づいてくれるといいのですが……。当事者意識をもってママの気持ちに寄り添い、家庭のことも考えてほしいですね。 イラスト/森田家著者:たかはしあきな
2024年06月30日子どもができずに悩む妊不妊治療中だった私に、あるとき、身近なところから魔の手が伸びてきました。以前に勤めていた職場でのトラブル体験談です。職場が徐々に不穏な空気にかつて私が働いていた会社の社長は、私の親と同世代。厳しいときもありましたが、基本的にはとてもやさしく信頼できる人です。非常に忙しい仕事でしたが、雰囲気の良い職場でした。ところがあるときから、会社にこれまでと違う問い合わせの電話が増え始めたのです。 顧問先から「おたくの社長、最近どうしたの?」と言われることが多くなり、話を聞いてみると、怪しげなサプリの勧誘を受けたとのこと。「何とかしてよ」という顧問先からの苦情。私たち従業員は勧誘の場面を見ておらず、どうしたらいいのか困ってしまいました。 ついに私にも勧誘の手が!?そしてついに、社長が従業員を1人ずつ呼び出し、勧誘が始まったのです。「会員になるとお得」「勧誘して会員を増やすとさらにお得」など、不審な点だらけです。 私が長年不妊治療をしていることを知っていた社長は、「不妊にも良いらしいよ」と勧めてきました。「本当に良いサプリなんだ」と、本人は良いものを勧めているつもりだからこそ、断りづらかったです。 勇気を出して危機回避!すると…結局、私の夫が医療関係者だと社長も知っていたので、「夫がそのサプリは必要ないと言っています」と断るとしぶしぶ納得してくれました。その後、私は不妊治療に専念するため退社。会社を辞めたのち、すぐに妊娠しました。 栄養の問題ではなく、激務によるストレスが不妊の原因だったのかもしれません。そしてしばらくして、社長に勧められたサプリの会社が特定商取引法違反で業務停止になったとニュースで知りました。やはり問題がある会社だったようです。 社長から直接の勧誘は断りにくく、非常に困惑しました。でも、勇気を出して断ってよかったなとしみじみ思った出来事でした。 イラスト/うちここ著者:中越 美織
2024年06月29日車が大好きな父。こだわりがつまったマニュアルの新車を手に入れ、父と母、私と5歳の娘でおでかけに行ったときのことです。上機嫌の父でしたが、新車がまさかのことになり……!! ピカピカの新車でおでかけ新車を購入した父は上機嫌。行きは何事もなかったのですが、帰り道でのこと。マニュアル車が初めてだった娘は独特の揺れに酔ってしまったのか、自宅に着くと車内で嘔吐してしまいました。 新車特有のにおいもしんどかったようですが、父が喜んでいるので言い出せなかったそうです。娘は乗り物酔いをしたことがなく、私は車内での娘の様子を見て眠いのかなと思っていました。 私が小さいころは瞬間湯沸かし器だった父。怒られる!と思ったのですが、「いいよいいよ!」と。昔なら絶対に怒っていたのに……!孫には甘々になっている父です。 その後は父のマニュアル車で出かけることはなくなりました。娘も父の車に乗りたいと言うこともなく……。これ以降、気持ち悪くなったときは早めに言ってくれるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 楽しい場では自分の体調不良を伝えづらかったりしますよね。大人でも難しいですが、その後はしっかり伝えられるようになったとのことでよかったです。 イラスト/しおん著者:中田瑞希
2024年06月29日ある夏の暑い日のお出かけ。道端ですれ違った高齢の夫婦が、こちらを指さして何やら話している様子。その会話が聴こえてきて、私はとても悔しい気持ちに……。真夏日にパーカーを着ると言い張る娘これは、娘が2歳のころのお話です。ある夏の日曜日、最高気温が20度後半ととても暑い日でしたが、娘が外に行く際に「パーカーを着る!」と譲りませんでした。私が「今日お外あっちっちだから、いらないよ。これ着たら、ふらふらになっちゃうかもよ」と説明しても、娘は譲らず……。 床に寝転がって泣き叫ぶ娘を見て、私は「まぁ薄手のパーカーだし、建物内に入ったらクーラーが効き過ぎて寒いこともあるから、いいか」と、娘にパーカーを着せて出かけることに。 私の娘はかわいそう?家から駅まで向かう道を歩き、アスファルトからの跳ね返りが熱いので娘を抱っこしようとすると、これも拒否。パーカーを脱ぐことは、もちろん拒否。だんだん眠くなってきた娘がグズグズし出したところに、高齢の夫婦が反対側から歩いてきました。 高齢の夫婦の女性が、隣にいる男性に向かって「あれ見て。あの子、こんな暑い日にあんな格好させられてかわいそう。グズグズしているんだから、抱っこしてやればいいのにね」と私たちのほうを指さして言い、男性も「本当だ。かわいそうだね」と返していました。 私は「何にも知らないのに、好き勝手言われた」と、とても悔しい思いで、家に帰ってからもしばらくモヤモヤしていました。ですが、この出来事を後日ママ友に話すと「え? 直射日光を肌で直接受けるより、薄手のパーカー着てたほうが体温が上がりにくいこともあるんだから、結果オーライだよ」と言ってくれました。ママ友の言葉を聞いて、私の気持ちはとてもラクになりました。また今回の経験から、私自身も誰かのことを勝手な判断をして傷つけることのないようにと、心に留めています。著者:吉川 みきな平成20年生まれの女の子と平成30年生まれ、令和4年生まれの男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月29日友だちの家に遊びに行った小1の娘を迎えに行った際、驚愕の光景が待っていました。友だちと「美容院ごっこ」をしていた娘。「カットのマネ」という約束のはずが、肩まであった娘の前髪が眉毛の上までカットされていたのです。そしてママ友の言葉に私は唖然としてしまいました……。 肩まであったはずの娘の前髪は…!?小1の娘が、クラスの友だちの家に遊びに行ったときのお話です。お迎えの際、私の目に飛び込んできたのは変わり果てた娘の姿でした。七五三のために肩まで伸ばしていた前髪が、眉毛の上までガタガタにカットされていたのです。 ママ友の説明「七五三で日本髪を結う予定だから髪を伸ばしているんだ」ということは娘の友だちとママ友の間で何度か話題にしていました。子どもたちの話では、娘が「カットするマネならいいよ」と伝えたところ、友だちが「ちょっとだけ」と言いつつ、実際にカットしてしまったのだそうです。娘はうつむいていました。 その話を聞いたとき、娘が前髪を伸ばしていたことを知っていたにもかかわらず、「うちの子が美容師になりきって切っちゃったのよー」と平然と笑って話すママ友に唖然とした私。状況が飲み込めなかったためその場ではあまり話せず、帰宅後に電話して私のやるせない気持ちをママ友に伝えました。しかし、ママ友はあまり意に返さなかった様子だったため、私は憤りを感じました。 後日、旦那さんが…しかし数日後、両親と子どもの3人でわが家に来て改めて謝罪にしてくれたのです。実はあの晩、ママ友はこの事件のことを旦那さん、つまり娘の友だちの父親に話した際、旦那さんから態度を相当たしなめられたと後日談で知りました。旦那さんが娘のことを気遣い、理解してくれたことが救いでした。 ママ友の態度に唖然としたものの、後日謝罪にきてくれたことで和解でき、友だちとの付き合いも以前のように家を行き来する関係を築き直すことができています。娘は数日後、近所の本物の美容師にきれいに整えてもらいうれしそうにしていました。その姿をみてホッと胸を撫で下ろしました。イラスト/きりぷち著者:岩下カナコ
2024年06月28日