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全国民が好きであろう食べもの「からあげ」。おいしいけれど、アラサーになるとダイエットや健康の面で揚げモノはつい避けがちになりますよね。しかし、“油モノは罪”は間違いなのだとか!?今回は、日本唐揚協会の公式アンバサダーに就任した「チキップダンサーズおどるん会(※)」製作アニメ『チキップダンサーズ』の「ほねチキン」、プロモーション担当者である塚原雄平さん、そして『からあげグランプリ』を主催する日本唐揚協会専務理事・八木宏一郎さんにインタビュー。きっとからあげが食べたくなること間違いなし!からあげ愛あふれる3名が熱量たっぷりに語った「からあげの魅力」をお届けします。■日本唐揚協会のアンバサダーに就任した「ほねチキン」って?――まずは、『チキップダンサーズ』について教えてください。塚原さん(以下、敬称略):『チキップダンサーズ』は、“からだがうごくと、こころもおどる♪”をテーマに、個性あふれるキャラクターたちがダンスで大活躍するアニメ作品です。現在は毎週月曜8時45分と毎週土曜18時20分の枠で、NHK Eテレにて再放送しています。今回、日本唐揚協会 公式アンバサダーに就任した「ほねチキン」は、『チキップダンサーズ』に登場する、“ちょっとチキン(こわがり)だけど好奇心いっぱいな骨付きチキン”のキャラクターです。コンビニのホットスナック出身というユニークな設定があります。――ほねチキン、日本唐揚協会 公式アンバサダー就任おめでとうございます!決まったときの感想と、アンバサダー就任に至るまでの経緯を教えてください。ほねチキン:ん!!!(すごくうれしい)塚原:今年2月に、ほねチキンが油鍋時代の先輩「小からあげ」と一緒にからあげ業界を盛り“揚げ”ようとするストーリーを描いた『からあげLOVE』というテーマを発表したんです。そのタイミングで、からあげの魅力を発信したいという想いから、弊社から日本唐揚協会様にお声がけさせていただきました。■意外と知らない!日本唐揚協会専務理事が教えるからあげの世界――日本唐揚協会の活動について教えてください。八木専務理事(以下、敬称略):全国各地でおいしいからあげ店を発掘・紹介していく活動をしています。全国大会『からあげグランプリ』を開催したり、からあげフェスティバルのような、実際にからあげを食べられるグルメイベントを主催したり。年に一度の『からあげグランプリ』は今年で17年目(第16回)になりました。――『からあげグランプリ』自体は知っていましたが、17年もの歴史があるんですね。八木:そうなんです。『からあげグランプリ』の良いところは、“殿堂入り”が無いところ。例えば、15年前に金賞を獲ったからといって、今もそこをおすすめするというわけでは無い。毎年、「今年食べてほしいからあげ」を選んでいるんです。ぜひ最新の情報をもとに食べ歩きしてみてほしいと思っています。――今年選ばれても、来年また選ばれるとは限らないんですね!選定カテゴリも『素揚げ・半身揚げ部門』『東日本しょうゆダレ部門』『弁当部門』……とても細かいんですね。八木:その通りです!からあげっていっても、「ほねチキン」みたいに骨付きのもの、胸肉、もも肉、手羽先などの部位から、塩ベース・醤油ベースなどの味付け、そして鶏以外の素材まで、奥が深いんですよね。からあげ専門店の激戦区・大分だと、からあげは骨付きが主流。骨の周りの肉って味に奥行きがあっておいしいんですよ。でも、知らない人も多い。今回「ほねチキン」が公式アンバサダーに就任したので、こういったからあげの奥深さが「ほねチキン」を通してたくさんの人に伝われば良いなと思います。――地域によっても特色があるんですね!私もからあげ大好きですが、今までなんとなく食べていたかも……。八木:多分、からあげとちゃんと向き合ったことが無いと思うんですよ。“なんかその辺にいるやつ”みたいな。でも、からあげとちゃんと一回向き合ってほしい!! そして「おいしいからあげ」について、一回考えてみてほしい!――……!!!(八木理事長の熱さに圧倒される)八木:というのも、からあげは日本が誇る食文化の一つの形だと思うんです。ヤンニョムチキン・油淋鶏・フライドチキン……世界には鶏の揚げモノがたくさんあるけれど、揚げた後にタレを絡める、味付けするっていうのがスタンダードなんですよね。一方、日本のからあげは前の晩から漬け込んで、お肉に味がついているっていうのが特徴。すごく手間をかけている鶏の揚げ料理というのは、なかなか無い。海外の人にももっと知ってほしいです。■“揚げモノ=罪”は間違い!?今は「オイルファースト」の時代――当たり前の存在すぎて、からあげのすごさをわかっていませんでした。ただ、「揚げモノは罪」「からあげはもたれる」という声もありますよね。ほねチキンはそんな声を聞いてどう思いましたか?ほねチキン:んっ(汗)(もりあげ〜なきゃ!)――唐揚協会としては、そのような声に対してどう感じていますか?八木:「まったく間違った認識をしているので、イチから勉強し直しなさい!」と言いたいですね!(笑)――そうなんですか!?八木:少し前に“ベジファースト”が流行りましたけど、実は今は “オイルファースト”への支持が高まっているんです。一説には、オイルとタンパク質を積極的に摂取すべきという研究結果も発表されています。「朝からオイルを摂る」ことをスタンダードとする流れになってきているんです。脂もタンパク質も身体に必要不可欠。この2つを満たすからあげは、とても便利な食べ物。ぜひ皆さんも出社前にコンビニでからあげやチキンを買って、朝から食べちゃうくらいの勢いがほしいですね!――朝からからあげ生活、元気が出そうです。八木:揚げモノをご褒美やご馳走に位置付けている人も多いと思います。からあげの良いところは、主食の隣にいつもいるところ。ご飯とからあげ、ラーメンとからあげ……“主食の皆さんの隣にそっと寄り添える”のがからあげです。1〜2個追加するっていうのをぜひおすすめしたい。いつもそばにいたい(からあげの気持ち)。■『からあげLOVE』では、思わず踊りたくなるMVも公開――1日1〜2個からあげ生活を広めるためにも、ほねチキンの活躍に期待したいですね!『チキップダンサーズ』のグッズはかわいいものが多いですが、『からあげLOVE』テーマではどのようなアイテムが展開されていますか?塚原:『からあげLOVE』テーマはからあげ愛を叫ぶようなデザインのグッズを展開しています。マラカスぬいぐるみやレジ袋風のショッピングバッグなど、『チキップダンサーズ』のファンの方はもちろん、からあげ好きの方にも楽しんでいただけるアイテムをそろえています。鈴入りのマラカスぬいぐるみは『チキップダンサーズ』のダンスステージでも使えるアイテムなので、ぜひチェックしてほしいです。両手で持って使ってほしい!2個持ち推奨です。――マラカスは子どもたちも喜びそうですね!今回のテーマでは、『KARAAGE WARS』というMVも展開していますが、作成した理由を教えてください。塚原:“からあげ業界を盛り揚げたい!”という共通の思いを、音楽とダンス、そして映像であればより楽しく伝えることができるのではと考え、MVの展開に至りました。この楽曲は日本唐揚協会様が制作された映像作品の主題歌として誕生したものなんです。この楽曲が持つエネルギッシュでユーモラスな世界観が『チキップダンサーズ』のキャラクター性とぴったり合うと感じ、今回特別に使用させていただいています。――ダンスのポイントを教えてください!ほねチキンの好きなシーンはありますか?ほねチキン:ん〜…(いっぱいあってえらべなくてなやみ中…)塚原:大人も子どもも“踊りたい!”と思えるように、覚えやすくユーモラスな動きになっています。ぜひマラカスぬいぐるみを持って一緒に踊っていただけたらうれしいです!ほねチキン:んんんん〜♪(スキップガエル先生のDJで、いっぱいの小からあげとダンスするシーン!)八木:うちの7歳児と2歳児もMVに合わせてゆらゆら踊っていて、気に入っていましたね。スローになっているので踊りやすいのだと思います。――今後、日本唐揚協会 公式アンバサダーとして、ほねチキンはどのような活動が予定されていますか?塚原:まだ具体的なことは決まっておりませんが、からあげ関連のイベントに、アンバサダーとして「ほねチキン」が遊びに行きたいと思っています!踊れるスペースがあればダンスも披露したいです。企画が決まったら随時SNSで発信していきますので、楽しみにしていてください。八木:家族連れが多く来るイベントもたくさんあるので、お子さんがたくさんいるところにはぜひ「ほねチキン」遊びに来てもらって、賑やかに盛り上げていただきたいです。――最後に、今後の意気込みを教えてください!八木:コロナ禍が明けて飲食店もからあげ専門店も、疲れが出ているところも多いと感じています。ほねチキンには、業界を元気づけてほしいですね!そして、やっぱり骨付きからあげの深さやおいしさを再確認してほしい。まだ食べたことが無い人には、骨付きからあげに挑戦してもらう機会になったらうれしいなって思っています。塚原:「ほねチキン」の日本唐揚協会アンバサダー就任をきっかけに、からあげの魅力や、『チキップダンサーズ』の楽しさをより多くの人に知ってもらいたいと思っています。今後も『からだがうごくと、こころもおどる♪』をテーマに、たくさんの方の毎日に、楽しさや癒しをお届けできるよう頑張ってまいります!――本日はありがとうございました!骨付きからあげ、食べに行ってきます!そういえば、「ほねチキン」はどこの部位なんですか?ほねチキン:んん♪(もも)(取材・文:仲野もも、撮影:三浦晃一、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)©San-X/チキップダンサーズおどるん会(※)サンエックス株式会社、アスミック・エース株式会社、株式会社ファンワークス、株式会社小学館集英社プロダクション、合同会社DMM.com、株式会社NHKエンタープライズ
2025年06月22日NHKでは、8日に『NHKスペシャルさよならミスタープロ野球長嶋茂雄』(仮)(後9:00)を放送する。長嶋茂雄さんへの未公開を含む10時間に及ぶインタビューを紐解きつつ、王貞治や松井秀喜など関係者の証言とともに、国民に愛されたスーパースターの生涯を振り返っていく。同局は「戦後日本を象徴するスーパースターでもあり、選手、そして監督として輝かしい実績を残した長嶋茂雄さんがお亡くなりになりました。89歳でした。躍動感あふれるサードの守備、ヘルメットを飛ばすほどのフルスイング、天覧試合でのホームラン、そして引退試合での言葉「巨人軍は永久に不滅です」。数々の記憶に残る名場面を残し、多くの国民を勇気づけてきました」と長嶋さんの功績について紹介。続けて「NHKでは、長嶋さんが脳梗塞に倒れた後、ロングインタビューを行っていました。その中で長嶋さんは「僕は決して天才じゃない」「(長嶋であることから)逃げたいという気持ちがあった」と告白しています。そこには、これまで語られることのなかった長嶋さんの素顔が記録されています。「天才」と呼ばれるその陰で懸命に努力を重ねたこと。そして、そうした練習をファンには見せないようにしていたとも語っていました。“長嶋茂雄”であり続けることを自らに課し、スーパースターとしての孤独を感じながらも、どこまでも人々が望む姿を見せようとしていたのです」と記した。その上で「番組では、未公開を含む10時間に及ぶインタビューを紐解きつつ、盟友・王貞治さん、愛弟子・松井秀喜さんなど関係者の証言とともに、国民に愛されたスーパースターの生涯を振り返ります」と告知している。NHKスペシャル「人体III第4集果てしなき命の探求」は、15日午後9時~9時49分に変更。また、「人体III」第1集~第3集の再放送日時についても変更の可能性がある。
2025年06月04日取材・文:瑞姫撮影:稲垣佑季編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部スタイリスト:十川ヒロコ(THIS)ヘアメイク:杉田和人(POOL)ドラマ『トリック』シリーズをはじめ、『天空の蜂』、舞台「テンペスト」など、数々の作品でタッグを組んできた堤幸彦監督と仲間由紀恵の10年ぶりのタッグとなる映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』が3月14日(金)に全国公開されます。本作は、ダンスに情熱を燃やす少年と家族の絆を描いた感動のダンスストーリー。故郷である沖縄が舞台のこの作品で、仲間さんはホテルの清掃とスナックの仕事を掛け持ちしながら、不器用ながらもふたりの子どもを明るく育てるシングルマザーの朱音役を演じています。プライベートでも二児の母であり、今年、30周年を迎える仲間さん。これまで数々の役を演じてきた仲間さんが、故郷の沖縄で自身と同じふたりの子どもを育てる母役を演じて感じたこと……。そして、20代~30代の頃と今とで変わった役作りや役への向き合い方、仕事に対する価値観の変化について聞きました。■故郷・沖縄で、同じ二児の母を演じる――今回は故郷である沖縄での撮影でしたが、普段東京で生活されていて、沖縄に住んでる人としての役を演じることへの思いを教えてください。やっぱり、自分が生まれ育った街、地元を舞台にした物語のお仕事ができること、それに参加できるっていうこと自体がすごくうれしいですし、ありがたいですね。ちょっと不器用でガサツな部分があったり、母親としてまだまだ未熟な面がある朱音役を、地元である沖縄の空気感の中で演じられるのはすごく良いなと思いました。東京で同じ役を演じるのとはまた違うだろうなと感じていたので、すごく愛着しかないって感じがします。――特にどういった部分が沖縄ならではの空気感だと思いますか?やっぱり、島のおおらかな部分ですね。朱音は生活が苦しくて仕事も掛け持ちで……みたいなところもあるんですけど、どこかあっけらかんとした強さを持っている。仕事中も、うつむいて仕事をしているのではなく、プレッシャーに追いやられてるっていう感じでもなく、“何とかなるかな”っていう島の人らしいおおらかさや明るさを持って、前向きに仕事をしている。そういう感じをすっと素直に演じることができたのかなと思います。――なるほど。演じる上で苦労したところはありましたか?監督が最初「あまり自分が見たことない仲間さんが演じる母親像をお願いしたい」とのことだったので、苦しい生活の中で、気持ちもいっぱいいっぱいで、自分のことには手が回ってないところや貧しさを表現するために、服は2〜3着を着回しをしていこうとか、髪の毛も自分で染めたような色だったり、ネイルも監督が「ちょっと伸びてるみたいな感じがいい」みたいな……。今までそこまで細かい役作りをやったことがなかったので、どうやって生活感があるように見せていこうかなっていうのは、今回はよく考えたなと思います。――同じ二人の子どもを育てる母である朱音役を演じてみて、改めて感じたことはありますか?朱音の役をやっていてすごく幸せだなと思ったのが、映画の後半に大失敗を犯した朱音が、息子・踊(よう)に自分の気持ちを不器用ながらも伝える大事なシーン。朱音はどん底の気持ちの中、「こんな駄目な母親で本当にごめんね」「自分でももうわかんない」みたいなことを考えて吐露してる中でも、踊は真っ直ぐ前を向いていて諦めてないんですよね。その純粋で強い瞳を見たときに、すごくすてきだな、頼もしいなって思って、とても感動したんです。朱音として感動したのか、私として感動したのか、ちょっとわからないんですが、すごく感動して。こういう瞬間に立ち会えるのって本当に幸せだなって感じましたね。――子どもの成長に驚かされて、大人がハッとさせられることってありますよね。そこから自分もパワーをもらうことができたし、それで朱音は気持ちを切り替えて、母親として一歩上に抜けることができた瞬間だったなと感じました。子どもたちの純粋さや、前を向く直向きさには、役と離れた普段の自分の生活の中でもハッとさせられることってあるので、子どもの可能性はすばらしいなと。■10年ぶりのタッグで感じた揺るぎないものと変化――本作品は堤幸彦氏との10年ぶりの作品ですね。撮影現場の雰囲気はどうでしたか。懐かしいなと思いましたね。堤監督は「欲しい画はこう」とか「撮りたいものがこう」とか、自分のやりたいことをスタッフさんにきちんと伝達するのがすごく上手くて、的確な指示を皆さんにパパッとできる方なんです。ただ、ちょっとテンポが速いので皆ワーッて慌てちゃったりもするんですけど……(笑)。その感覚やテンポの良さ、明るさによって、現場の人たちが何でも言い合えるような雰囲気の楽しい現場になるんですよね。――なるほど。良い空気感で撮影ができたんですね。あと、今回は“オール沖縄でいきたい”という強い意志があって、全てではないんですけど、ほとんどの役者さんが沖縄の人や沖縄に住んでいらっしゃる人で、スタッフさんもほとんどが沖縄の方なんです。東京から何名か行ってますが、でもほぼ沖縄のキャストさんとスタッフさん。堤監督が作るテンポの良さと、そもそもの沖縄の人たちの明るさが合わさって、みんなが元気良く明るく、分からないこともすぐ監督に聞くことができる環境になってました。堤監督って現場でおもしろいアイディアをポンポン出すんですけど、現場のみなさんがおもしろがって「こういう感じはどうですか」って提案するので、より良いアイデアが生まれて行ったんだと思います。――現場でどんどんアイデアが生まれて、作品がより良くなっていく。監督は昔から本当にセンスがすごく良くて“さすがだな”って思うところがたくさんあるんですよ。本当にちょっとしたアイデアがすごくおもしろいし、どんどん思いつくので、現場でパッと思いついたことがカットの雰囲気をより良くしてくれる。『トリック』の時も、「これやって」「あれやって」「このギャグやって」っていうことも多くて……。その昭和のギャグが分かりません!って言ってすぐに調べてやったりしていましたね(笑)。――そんなことがあったんですね……!現場で生まれるアイデアの量も多いし、テンポも速いので当時はついていけない!ってなっていた事もありました。でも、本当におもしろいので、スタッフもキャストもみんながおもしろがって取り組めるっていうのが堤組だと思います。――逆に、10年ぶりのタッグで「ここは変わったな」と感じた部分はありましたか?『トリック』の時は本っっっっっ当に大変な撮影期間を過ごして……! カット割りって普通は段とか無くて縦に分かれているだけなんですけど、堤監督のは1ページに3段カット割りがあって1シーン300カットとか平気であったんです。これもうてっぺん(深夜0時)超えるな〜って時もあったんですけど、もう今はすごくカット割りが少なくシンプルになってましたね。今回は映画だからってこともありますけど、カット割りが洗練されていました(笑)。テンポが良いので終わりも早いですし……。阿部(阿部寛)さんに言いたいですよ。「すごいですよ!今の監督、パワーアップしてます!」って。■役から得てきたパワーや価値観――今年で30周年を迎える仲間さんですが、これまでを振り返ってみていかがですか?20代も30代もがむしゃらに仕事をして、目の前の役を一生懸命こなしてきました。スケジュールが少ない中で大変なこともありましたけど、役から元気をもらったり、パワーをもらったりして繋いできたかなという感じ。「この役できるかな?」「体力持つかな」って不安もありながらも、『ごくせん』のヤンクミだったら、生徒たちにかける前向きな言葉みたいなのものの中から、自分も前向きさや強さをもらった気がしますし、そういう価値観を私は作品の中の役で培ってきたのかなと思います。――すごくすてきです。それはご自身が出産を経験してからはまた変わったりしましたか?やっぱり育児に時間を割くことが多くなって、自分の中で「大丈夫かな」「うまく回ってなくて不安だな」と思っている時期もありました。けれど、こうしてなんとなく自然なリズムの中で仕事をまたちょっと続けていく中で、やっぱり改めて“信じることの強さ”とか、“怖がらずに前に進んで行ってもいいんだよ”とか、私が今まで作品から貰ってきた価値観みたいなものはあまり変わらず、ずっと自分の中にはあるような気がします。――仕事への向き合い方や価値観に変化はあったのでしょうか。役や作品に対して昔よりちょっと理解が深まるようになってきましたし、より集中してアプローチできるようになってきたかなと思います。今の生活だからですかね。台本を覚える、台本を読む、役作りをする……という時間が、一日の中で前よりもやっぱり取りにくくはなってきたので、何日か時間をかけてしっかりと準備をするようになりました。――少しずつ、人生に合わせてアップデートされているんですね。では最後に、作品を通して伝えたいことを教えてください。子供たちが夢を持って進んでいきたいってなったときに、親としてどんなことをしてあげられるか、どういうふうな感じで送り出してあげられるかなっていうことも描かれているお話です。子育て真っ最中の方、若い人たちにも、夢を追いかけるときの最初のわくわく感とか不安とか、そういうものが自分にもあったなというふうに、懐かしんで見てもらえるような部分もあると思うので、ぜひいろんな方たちに見ていただきたいです。映画『STEP OUTにーにーのニライカナイ』堤幸彦×仲間由紀恵10年ぶりの再タッグ!独自の環境とカルチャーによって、暮らしの中に音楽やダンスが溶け込む沖縄。母親の朱音(あかね)、妹の舞(まい)と3人暮らしの照屋踊(よう)は、ダンススクールのリサに憧れ、ダンスを始める。朱音は家計を支えるためスナックで働き、人とのかかわりが苦手な舞はスクールの前でいつも兄の姿を一心に見つめていた。やがて踊はリサとペアを組むようになり、だんだんとその才能を開花させていく。そんななか、朱音のもとに一本の電話があり、ある男が訪ねて来る。偶然、家の前で男を目撃する踊。後日、テレビでダンスオーディションを開催すると発表した音楽プロデューサーのHIROKIが、その人だった……。リアルな沖縄の日常と空気感の中で、ダンスを通して少年の挑戦と成長、家族の絆を描くヒューマンドラマ。監督:堤幸彦共同監督:平一紘脚本:谷口純一郎配給:ギャガ/配給協力:大手広告/©「STEP OUT」製作委員会◇衣装協力ノースリーブドレス209,000円、ショートジャケット220,000円/FABIANA FILIPPITEL:03-3239-0341靴/スタイリスト私物
2025年03月14日取材・文:瑞姫撮影:稲垣佑季編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部スタイリスト:藤長祥平ヘアメイク:KABUKI RYOTA⾏き場のないエネルギーをケンカで発散していたヤンキーが、ダンス、そして仲間と出会い、新たな⽬標に向かって突き進んでいくダンス✕アクション✕友情ムービー『バトルキング!! We’ll rise again』。その続編となる、映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』、二部作の前編となる序奏が2月14日(金)に公開され、後編となる終奏が3月14日(金)に公開されます。真っ直ぐで仲間思いな主人公・高坂源二郎を演じるのは、前作に引き続きダンス&ボーカルグループ ONE N’ ONLYのメンバーとして活動する山下永玖さん。ONE N’ ONLYといえば、TikTokのフォロワー数が日本人男性音楽アーティスト1位の580万人超え、TikTokの合計再生回数は5.2億回にも上り、注目していた方も多いのではないのでしょうか?歌やダンスだけでなく、演技やアクションなどONE N’ ONLYで見せる姿とはまた違った、複雑な心境や葛藤、大胆なアクションシーンを観ることができる今作の見どころと共に、山下さんの魅力を紐解いていきます。■源二郎という人物は僕でもある――最初に自己紹介をお願いします。ONE N’ ONLYの山下永玖です。普段は歌って踊るダンス&ボーカルグループで活動していまして、最近だと結構いろんな個人の仕事も増えてきたりしてます。特技は、ずっと昔からやっていたドラムとギター。あとスポーツが得意なので、最近は体を動かす仕事もいただいています。――多才ですね……!前作の「バトルキング!!-We’ll rise again-」の続編となる、主演映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』はどんなストーリーなんでしょうか。前作はケンカに明け暮れていたヤンキー達が夢を見つけて突き進む姿を描いてたんですが、今回はそこから2年後の物語。僕たちの弟分である龍之介が闇落ちというか、ちょっと違う方向に進んでしまうんですよね。仲間と共に結成したダンスチーム「Jackpoz」は、 「バトルキング」っていうダンス大会の世界一を獲るために活動しているんですけど、そういう姿が龍之介にとってはちょっと居心地が悪くて。でも龍之介も大事だし、バトルキングを獲るのも大事で、そういう究極の選択を迫られる、葛藤している姿とかも今回は見られると思います。――それぞれのキャラクターの心情の変化がより繊細に描かれていそうですね。今回は源⼆郎と⼭縣が絡むシーンもすごく多くなっているので、一人ひとりのアクションもそうですし、役どころにもフォーカスされているので、そこも見てもらえたらうれしいです!――山下さんが演じる高坂源二郎と似ている部分はあったりしますか?そもそも役をもらう前に瀧川元気監督と今までどういう人生を歩んできたのかっていう話をしたんです。その時に元気監督から、「源⼆郎は永玖くんが似合うよね」っていう話をいただいて源二郎になったので、似てるところはたくさんありますね。――どういったところが具体的に似ていると思いますか?真っ直ぐなところもそうですし、プライドが高いところもそうですし、本当に源二郎という人物は僕でもあるのかなって思ってます。闘志を燃やす心というか、負けず嫌いなところがあって、常に一番でありたいんですよ。ただ、そういうところは似ているんですけど、ヤンキーってまた別だったりするので、そこをどうやって表現したらいいのかな?っていうのはありました。ただ、元々ヤンキーものが好きだったんですよ。そういう映画を見たりして、いろいろな影響も受けましたし、僕は出身が山梨で田舎だったので、ヤンキーっぽい子もいたので、一から作るというよりはいろんなものを参考にしました。■迫力のアクションシーンに注目――前作では夢を追うことのすばらしさに気づいた源二郎でしたが、今作での源二郎の注目ポイントを教えてください。今回はヤンキーだった源二郎が更生してからの物語。ただ、根の部分がヤンキーっていうのはちょっとあると思うので、そこはあまり変わらずに源二郎のままで演じたいなとは思ってました。あとは、前回はヤンキーということで役作りも大変だったんですけど、今回は役作りというより、相手との関係値とか、アクションも多かったので、体づくりをめちゃめちゃやりました。――体づくりはどういったことをされたのでしょうか。その前からスポーツの番組とかもあったので、すでに鍛えてはいたんですけど、自分の体重を使って負荷をかける「ディップスバー」っていう器具を買って家でやったりしました。あと、ダンベルを買ってやったりとか……。ジムには行かず、自重でやりましたね。腕が上がらなくなるまでやったりしました。――すごい……!今作はパワーアップしたアクションも見どころなんですよね。⼭縣とのアクションシーンが多いのでそこにも注目してほしいです。すごくやりやすかったんですよ。間合いというか、テンポ感とか。稽古自体は何回かあって、そこでは型を決めたりとかはあったんですけど、なかなか時間もなくて本番までに100%にまで仕上げられなくて。でも、本番の現場でいろいろ練習したり、見直したりとかしていくうちに、アクションを通じて気持ちのキャッチボールができたのがすごく僕的に良かったですね。――アクションがお好きなんですね。アクションものが好きなので、やっぱり演じていて楽しいです。自分の体を使って魅せれる役者にもなりたいので、キックボクシングに通って基礎からやったりしています。――映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』のアピールポイントを教えてください。“夢と仲間”っていう究極の選択をいろいろな人が迫られてる中で、それぞれが何を選択するのか。今って卒業、異動など人生の節目を迎える人も多いシーズンで、そんな場面にいる方は何を犠牲にするか自分で決めるのって難しいですよね。源二郎で言えば仲間のことを思っているので、龍之介を助けるために行動したりとか、自分の思うままに進んでもらいたいなっていうのも、この作品で見てもらいたいです。あと、今作ではそれぞれの中学校時代の話も描かれているので、どういうふうに「Jackpoz」や「源愛甲斐」ができたのかとか、⼭縣はなんでこういうふうになっちゃったのかっていうのを知れるので、そこも注目してほしいですね。――ちなみに、山下さんが究極の選択に迫られた際はどうしますか?自分の気持ちのまま、一番最初に感じたものに僕は向かうし、そこで違ったなって思ったらまた別の選択肢を見つければ良いと思いますし。いろいろあるので、道は。自分がこれだなって思うものを突き詰められれば良いと思います。――なるほど。最後に、源二郎はダンスで世界一を目指していますが、山下さんの今の夢、目標を教えてください。ONE N’ ONLYの夢はやっぱりドームに立つこと。春ツアーで武道館も決まっているんですけど、コツコツONE N’ ONLYらしく泥臭くやっていきたいなっていうのもありますし、個人で言うといっぱいあって、それこそアクションの作品もたくさん出たい。あと地元が好きなので、山梨の観光大使になりたいです!――ありがとうございました!『BATTLE KING!! Map of The Mind -終奏-』3月14日公開かつては喧嘩に明け暮れていた⾼坂源⼆郎(⼭下永玖)はダンスと出会い、直江愛之助(⾼尾颯⽃)、甲斐⽞武(草川直弥)、鞍⾺憲⼀郎(上村謙信)、真⽥晋作(関哲汰)、早⼄⼥以蔵(沢村玲)ら仲間と共に「Jackpoz」を結成。ダンスで世界⼀を⽬指すべく充実した⽇々を送っていた。そこに、2年前に⼭縣⻁太郎(森愁⽃)を負傷させた罪で少年院にいた、弟分の直江⿓之介(⾼尾楓弥)が戻ってきて……。配給/S・D・Pbattleking-movie.comⒸ映画「BATTLE KING!! Map of The Mind」製作委員会
2025年03月13日取材・文:ねむみえり撮影:大嶋千尋編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部これを「愛」と言うのだと、はっきりと分かった。2025年3月7日(金)に公開される映画『35年目のラブレター』は、実話をもとにした作品となっている。幼少期にとある事情で文字の読み書きを習わないまま大人になった西畑保(笑福亭鶴瓶)と、そんな保を支え続けた西畑皎子(きょうこ・原田知世)の夫婦関係は、あまりにも温かく、だからこそ涙する場面も多くあった。そんな夫婦の温かさは、2人が出会った当初から変わらない。35年前の保(重岡大毅)と皎子(上白石萌音)を見ていると、この2人は出会うべくして出会ったのだと思わずにはいられなかった。今回お話を伺ったのは、若い頃の皎子を演じた上白石萌音さん。彼女は皎子を演じながら、どんなことを感じていたのだろう。■言葉の選び方はその人を映す――『35年目のラブレター』は実話を元にした作品ですが、西畑さん夫婦のエピソードや、映画全体のストーリーを知った時に、どのような印象を抱きましたか?これが愛なんだな、というのを示してくれる、大きな力のある作品だと思いました。しかも、こんなに美しくて温かいお話が実話であるということが、とてもうれしかったです。――上白石さんは青年期の皎子さんを演じられていましたが、皎子さんのことをどのような女性だと感じましたか?皎子さんの職業はタイピストで、普段から言葉を扱っているお仕事をなさっているからなのかもしれませんが、言葉選びがすごくすてきな女性だなと思いました。難しいことや、奇をてらったことを言わず、相手のことを思いながらも、自分の心とも照らし合わせて、シンプルで温かい言葉を選んで手渡す方なんだなと。――確かに、皎子さんの言葉からは、常に相手を思う気持ちと温かさを感じました。言葉の選び方って、その人を映すと思うんです。皎子さんの言葉は、私の心も照らしてくれているような気がしていたので、皎子さんを演じることで言えたうれしい言葉ばかりでした。それと同時に、保さんにとっても大切な言葉がたくさんあるんだなということも感じていました。――演じていた中で、一番すてきだなと思った言葉はなんですか?保さんが、本当は自分が読み書きができないということを皎子さんに打ち明けた後に、保さんに向かって言う「つらかったなぁ」というセリフですね。それって、その人にしか分からないつらさがあることを分かった上で、最大限の寄り添いが乗っている言葉だと思って。つらかった人に対して、つらかったね、と言うのはすごく勇気が必要だと思うんですが、それをポンと相手のために出せる皎子さんはすごい人だなと思いました。――「つらかったなぁ」は、短いながらも皎子さんの思いが詰まっている言葉ですよね。だからこそ、演じる上ですごく難しかったところでもありました。でも、そのセリフが自然に出るくらい、重岡さんが演じる保さんに寄り添おうと思いました。――本作を通じて、いくつになっても挑戦する勇気をもらう方は多いと思います。上白石さんは今作を通して何か学びや成長を感じたことはありましたか?重岡さんから学ぶことはとても多かったです。役への臨み方やお芝居への取り組み方が本当に誠実で真剣で。撮影現場でしっかり自分の意見を伝えているんですが、その時の言葉選びが素晴らしくて、隣にいてずっと感動していました。約9年ぶりの再共演なんですが、またご一緒したいなと目標にしていたんです。今回再共演して、尊敬の念が深まりました。■お互いを尊敬し合っている両親が、理想の夫婦像――この作品では、「夫婦愛」があるからこそ、乗り越えられたことや得られたことが沢山描かれていると思います。上白石さんが思う「愛」について伺いたいです。相手のことを自分のこととして感じられることが、愛なのかな、と思います。完全に分かりきることはできないにしても、相手の気持ちが手に取るように感じられたり、相手を分かりたいという歩み寄りができたりすることが、愛と言えるのかなと。――ちなみに、上白石さんにとって理想の夫婦像はありますか?両親ですね。――すてきですね!どのようなところが理想ですか?両親は2人とも教師なんですが、仕事の面でも人としてもお互いのことをとても尊敬しているんです。あることで父に相談すると「お母さんはなんて言ってる?」と言うし、母に相談すると「お父さんはなんて言ってるの?」と言うんです。決して人任せにするわけではなく、この人の意見だったら信頼できるという関係を築いている夫婦なんだなというのは、小さい時から感じていました。すごく対等な2人なので、かっこいいし、すてきだなと思います。■祖母からの手紙は大切な思い出のひとつに――作中では、「手紙」が大きな役割を果たす存在となっています。上白石さんは手紙を書くことはありますか?私、普段から手紙を書くのが好きなんです。仲がいい友達にも手紙が好きな人が多くて、何かとカードを入れてくれたりします。家族間でも、誕生日や両親の結婚記念日に合わせてカードを送ることもあるので、手紙は結構身近な存在なんです。――なかでも忘れられない手紙の思い出はありますか?この前の誕生日に、92歳の祖母が手紙を書いてくれたのがすごくうれしかったです。私は小さい時に、祖母に手を取って字を教えてもらっていたんです。祖母は今でもすごくきれいな字を書くんですが、そんな祖母の文章を久しぶりに見て、すごく心が温かくなりました。貰った手紙は、すぐに手に取れる場所に置いています。――お話を聞いていて、私も心が温かくなりました。今、上白石さんがこの人に手紙を送りたいなという方はいらっしゃいますか?前にお仕事で私の娘を演じた子役の方が、小学校手前くらいにまで大きくなって、字を覚えてカードを送ってくれたんです。ずっと机の上に置いてあるのにまだお返事を書けていないので、今日帰ったら手紙を書きます(笑)。お仕事で一緒だった時は、まだ私がその子をおぶっていて、言葉もちょっとしか話せなかったんです。そんな子が、成長して覚えたてのひらがなで手紙を書いてくれたので、うれしかったです。■温かくてすぐそばにあるお話として楽しんでほしい――最後に、マイナビウーマン読者の方に『35年目のラブレター』をどのように観てほしいですか?本作は思っている以上に笑える作品になっているかと思います。関西の独特のやり取りの楽しさが詰まっていて、お手紙だけじゃない、普段の会話での言葉の良さがすごくある作品なんです。実話をもとにしているというと少し気構えてしまいそうですが、温かくてすぐそばにあるお話として楽しんでいただけたらいいなと思います。すごく笑ったり、ホロリとしたりしながら、人生の大切なことに気づかされたり、大事な人には今すぐ会いたくなったり、手紙を書きたくなったりするような作品になっていると思うので、気負わずに、大きめのハンカチだけ持って映画館に来ていただければうれしいです。『35年目のラブレター』戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始めます。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けてきた妻の心温まる感動の実話。2025年 3月7日(金)全国公開配給:東映©2025「35年目のラブレター」製作委員会
2025年03月05日取材・文:ミクニシオリ撮影:渡会春加編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部2025年2月21日公開の映画『ゆきてかへらぬ』は、大正時代の京都と東京を舞台に、実在した3人の男女の恋愛と青春を描いたヒューマンドラマ・ラブストーリー。主演として往年の女優・長谷川泰子役を務めたのは、広瀬すずさん。そして泰子を愛した詩人・中原中也を演じた木戸大聖さんと、文芸評論家・小林秀雄を演じた岡田将生さん。情熱的でありながら、少しいびつな三角関係を表現した3人に、作品の見どころと、本作の見どころでもある「愛」について、お話をお伺いしてみました。■稀代のアーティストを虜にし、三角関係を作り上げた女優の魅力――大正時代を生きた3人のアーティストの大恋愛を描いた本作ですが、皆さんそれぞれ、ご自身が演じた役柄にどんな印象を抱きましたか?木戸大聖さん(以下、木戸):中原中也は現代も支持を集め続けている天才詩人ですが、傍若無人ではありながら、孤独を抱えていた人なんだと思います。そんな時に自分を理解してくれた泰子と、転がるように恋に落ちていく。繊細で、ストレートで、とても人間らしい人なのだと考えています。広瀬すずさん(以下、広瀬):泰子は家庭環境が複雑で、子どもの頃から近親の人とあまり関われず育ったのに、2人の天才に挟まれながら女優を目指すことになり、なかなか難しい20代を過ごしたのではないかと思います。不器用な人ですが、上手に生きられなかったところも色気につながっていて、不思議な魅力を感じさせる女性でしたね。岡田将生さん(以下、岡田):色々と資料を読んだのですが、小林秀雄という人はなかなか掴みきれない人でした。役作りの中では、とにかく常に中也を目線の中から外さないことに気をつけていました。異性として愛していた泰子だけでなく、小林にとっては中原も本当に大切な存在だったのだと思うので。――中原中也と小林秀雄は、どちらも稀代の文化人だったと思うのですが、そんな2人の心を掴んでしまった、泰子の魅力も本作の見どころの一つですよね。木戸:中也にとっては、自分の詩を肯定してくれた人としても泰子の存在が大きかったのだと思います。中盤、泰子が小林のところに行ってしまった後にも、その喪失感が原動力となって天才的な詩が生まれたのだそうです。中也にとっては、生きて詩を制作し続ける上で、必要不可欠な存在だったんでしょうね。岡田:小林は中也の才能を評価した上で、泰子と中也の関係を崩すことが、二人の才能が開花すると思っていた部分もあったのかもしれません。だけど、小林が彼女にのめり込んでいってしまったのは、それ以上に泰子が魅力的だったからだと思います。広瀬:泰子の魅力は一筋縄ではなくて、すごく多元的なんですよね。押し付けがましいところもあるし、本人が言うように育ちが悪いところや、品がない部分もある。だけど、常に危ういんですよ。情緒次第で物の見方が一気に変わって、色々な表情を出すことができるんです。――品性のなさ、危うさ、色気……相反する側面を持っているからこそ、タイプの違う2人の男性を虜にできたのかもしれませんね。広瀬:そもそも2人の天才に挟まれておきながら、2人に勝ってやると言わんばかりの強気を発揮できちゃうところも、すごいところなんですよね。あれくらいの気持ちがないと、現実離れしている2人との恋は出来ないでしょうね。欠点もたくさんあるのに、どこか清々しさを感じさせる女性でしたね。■『ゆきてかへらぬ』ほどの愛を、スクリーンから感じて――そして、3人は世にも奇妙な三角関係にのめり込んでいきますよね。愛なのか憎悪なのか分からなくなるほど、感情を全面に発散するようなシーンも多く、ハッとさせられました。木戸:終わってからどっと疲れを感じたシーンもありましたね。特に、評論家である小林との関係の中では、中也は“彼に認められたい”という思いもあったはずなので、泰子が嫉妬するほどの、ブラザーフッドを越えた愛も生まれていたのかもしれません。広瀬:泰子の感情はとにかく出てきたものを投げつける感じだったので、多分受け取る側の方が大変だったんじゃないかと思います。岡田:小林はたしかに感情を受け止める側になるシーンが多かったので、そこに渦巻いているであろう感情を出すべきか、出さないべきかは悩みましたね。言葉には出さずひょうひょうとしているように見えるかもしれませんが、本当はセリフにはないようなことを、色々考えていたんだと思います。――中也と小林、元恋人と3人でつながり続ける関係は一見いびつに見えますが、広瀬さんご自身はどう感じましたか?広瀬:女優という仕事は、人の感情で心を埋めることがあると思うんです。泰子は自身の満ち足りなさを、演技で埋めている部分があったのかもしれませんし、中也や小林も、最初は泰子に巻き込まれているようにも見えていました。ただ、中也も小林も思った以上にぶっ飛んでいたので、みんなで少しずつ自分たちの穴を埋め合っているんじゃないかなと。――依存や執着といった感情が垣間見えるシーンもありながら、互いに補い合うような特別な関係に、尊さを感じさせられたのも確かです。私たちの日常とはかけ離れた恋愛譚ではありますが、映画を通してどんなことを伝えたいですか?岡田:撮影中はずっと「愛ってなんなんだろう」と考えていました。それは人によって変わるのかもしれないですし、正解はないのかもしれませんが、伝え方、受け取り方で形が変わっていくのだと改めて考えさせられました。ご自身にとっての愛とはなんなのか、再考するきっかけになったらと思います。木戸:今ってSNSとかネットがあって、自分の感情を吐き出せる場所があるからこそ、本当に伝えたい相手に、ストレートな言葉を届けづらくなっていると思います。3人の関係を恋愛という一言で片づけていいのか分かりませんが、互いに丸裸で向き合った人たちの関係性や絆の深さを感じてみてほしいです。広瀬:私自身は、泰子の生き方にかっこよさを感じさせられました。恋愛に対しても、生きることに対してもとにかくストレート。完璧な人間ではなくても、自分を受け入れてくれる人さえいれば、立ち向かえる未来もあるんだなと。今の時代、さまざまな人の価値観や言葉に晒されやすいと思いますが、支えになる愛があれば自分らしく生きられるのかもしれません。共感できる愛かは分かりませんが、矜恃のある愛を感じてみてほしいですね。『ゆきてかへらぬ』まだ芽の出ない女優、長谷川泰子は、のちに不世出の天才詩人と呼ばれることになる青年、中原中也と出逢う。どこか虚勢を張り合うふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。その後東京に引っ越したふたりの元を、中也の友人で、のちに日本を代表することになる文芸評論家、小林秀雄が訪ねてくる。偶然ともいえるその出逢いが、やがて3人の運命を狂わせていく――監督:根岸吉太郎脚本:田中陽造主演:広瀬すず配給:キノフィルムズ(C)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会広瀬すずスタイリスト:丸山晃(Akira Maruyama)ヘアメイク:奥平正芳(Masayoshi Okudaira)ワンピース/JOSE MOONネックレス、ピアス、イヤーカフ、リング/全てAFFECT靴/スタイリスト私物木戸大聖スタイリスト:佐々木悠介(Yusuke Sasaki)ヘアメイク:石邑麻由(Mayu Ishimura)ジャケット、ベスト、シャツ、タートルネック、パンツ/全てスズキ タカユキその他スタイリスト私物岡田将生スタイリスト:大石裕介(Yusuke Oishi)ヘアメイク:細野裕之(Hiroyuki Hosono)
2025年02月26日取材・文:ミクニシオリ撮影:渡会春加編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部SNSにマッチングアプリ。数十年前と比べて、出会いの形は一気にユビキタス化し、どこにいても環境の遠い誰かと話したり、知り合ったりすることが容易になりました。その一方で、若者の「恋愛離れ」は社会問題化しつつあります。「便利な世の中にも、不自由さはあるよね」そう語ってくれたのは、映画『大きな玉ねぎの下で』でW主演を務めた神尾楓珠さん、そして桜田ひよりさん。令和時代を生きる現役学生と、平成初期を生きた親世代の青春時代を行き来しながら進むストーリーを演じる中で、彼らが感じたのは「不自由だった時代の自由さ」でした。■不便さこそ、運命の恋を演出してくれる『大きな玉ねぎの下で』は、1980年後期〜90年代に一斉を風靡したロックバンド・爆風スランプが、1989年にリリースした曲でもあります。まだ会ったことがない、ペンフレンドの2人の恋模様を描いた曲にインスピレーションを受けて、お互いに「顔を知らない」2人が出会い、恋に落ちていく様子を描くヒューマンラブストーリーとして、映画『大きな玉ねぎの下で』が誕生しました。神尾さんが演じた丈流(たける)は、就職活動に苦戦中のちょっぴり意地っ張りな大学生。一方、桜田さんが演じた美優(みゆう)は、現実的で真面目ながらも、恋には不器用な看護学生。同じバイト先ではありながら、昼のシフトと夜のシフトで、顔を合わせることはなく、職場のノートを通してお互いに惹かれ合っていきます。1999年生まれの神尾さん、2002年生まれの桜田さんはまさにインターネットネイティブ世代。昭和や平成中期までの文化にあまり触れることがなかった2人は、作品を通してどんなことを感じたのでしょうか。神尾『大きな玉ねぎの下で』は、僕たちが演じた大学生たちが過ごす令和と、文通やペンフレンドが流行った平成初期を行き来しながらストーリーが進んでいきます。僕は正直、平成にうらやましさを感じましたね。今はスマホを使えば、誰とでも簡単につながれるけど、関係の希薄さを感じることもあります。あの頃は不便で、ある意味不自由な時代だったからこそ、運命の恋も生まれやすかったんでしょうね。桜田ペンフレンドなんていたことがないけど、スマホで文字を打つのとは違う、手書き文字の暖かさを感じました。文字だけを通して自分の想いを伝えたり、相手がどんな人なのか想像したりするのって、エモいものなんですね。神尾人に借りたバイクで走り出すとか、今だったらあり得ないですよね。晒されるかもしれないし(笑)。そんなことをしなくてもスマホで連絡を取り合えるのは便利だけど、がむしゃらに行動できちゃう時代性に、憧れがありますね。桜田平成初期の学園パートを見て、あの頃ならではののびのびとした青春時代に憧れました。平成は今の時代にはない良さに満ちあふれていたんだなって、改めて考えさせられました。2人との対話を通して「あの頃と今の違い」に向き合ってみると、やはりスマホ、ネットの普及が私たちの人間関係に大きな影響を及ぼしていることが分かります。物心ついた時からネットでのコミュニケーションが身近だった神尾さんと桜田さんですが、窮屈さを感じることもあるといいます。神尾ネットは本当に便利だけど、特有の息苦しさみたいなものも感じます。いつでも誰かに見られている感じがするし、こうやって会話する時より、さらに言葉を選んでしまう自分もいます。桜田楓珠くんはインスタも全然更新しないもんね。神尾実は、SNSがちょっと苦手なんだよね。応援してくれる人に直接気持ちを伝えられるのはすごいことだと思う。だけどどんなことで人を傷つけちゃうか分からないから、正直怖い気持ちもあります。桜田私はSNSをよく使いますが、楓珠くんの気持ちも分かります。フォロワーさん全員を把握できるわけじゃないし、一人ひとりに配慮するのって、すごく難しいですよね。神尾だからこそ、ノートから始まるアナログな出会いに良さを感じちゃいましたね。仲良くなるのに時間はかかるけど、通じ合った時のうれしさは大きいと思います。■気持ちを素直に伝えられないもどかしさも、恋の醍醐味ペンフレンドのような、なかなか進まない恋。平成を生きたアラサー世代でも、もう懐かしさを感じる人が多いのではないでしょうか。誰もがスマホを持ち、いつでもチャットできる現代には感じることのないもどかしさがあります。だけど、スマホがなかったからこそ、会える瞬間を何より大切に思えたのかもしれません。大切な想いはいつでも伝えられるわけではないからこそ、一言の重みと愛が、今よりずっと重く感じられたのでしょう。しかし丈流と美優は、将来を見据える若者としても対立構造が描かれています。就活がなかなかうまくいかず、社会に対して反発を抱えている丈流と、目標のために看護学校に進学し、すでに実習を始めている美優。選んできた道の違いもあって、2人の恋路は難航します。神尾僕は、丈流の気持ちにも共感する部分がありました。僕も学生時代、進路に悩んで将来に希望を持てない時期があったんです。本当は優しいところがある人も、環境次第で周囲に反発しちゃう気持ちは分かります。桜田でも個人的には、丈流みたいな男子は嫌だなーって思う(笑)。ちょっと面倒くさくないですか?神尾本当は好きなのに、照れ隠ししちゃうことってあるじゃないですか。そういう人が心を開いて素直に話してくれた時こそ、キュンとするものじゃない?桜田たしかに、みんなに優しい人より自分にだけ優しい人の方がキュンとしますよね。でも、そこを引き出すまでに時間と労力がかかりそうだと、心が折れちゃう。友達になれずに終わることも多いんじゃない?神尾家族と一緒にいる時の表情を見ていれば、丈流が優しい子なのが伝わると信じています……!共演経験がある2人のやり取りは自然で、見ているこちらも癒やされてしまいます。もどかしい恋について話す2人を見ていると、苦くも楽しい恋をしていたあの頃、青春の1ページを思い出してしまいそう。私たちが生きる現代はとても便利で、待ち合わせに失敗することもなければ、伝えたい物事をシームレスに人々に届けることができます。それでも、マッチングアプリで初めて会う人にデートをドタキャンされることもあるし、ネットで見かける知らない誰かの一言に一喜一憂することも……伝えること、届けることが簡単だからこそ、傷つく瞬間もあります。海外の若い世代の中には、インターネットから距離を置くために、あえて電話機能しかないケータイを持つ人々もいると言います。不便だからこそ奇跡が生まれ、運命の恋が始まることもある――作品に向き合った神尾さんと桜田さんが教えてくれたのは、そんな「不便の美学」でした。作品は2025年2月7日から、全国の映画館で公開予定です。デジタルで溢れる今だからこそ、本作を通して改めて手書きの温もりに包まれてみてはいかがでしょうか。『大きな玉ねぎの下で』丈流と美優は、夜はバー、昼はカフェになる「Double」でそれぞれ働いている。2人をつなぐのは、連絡用のバイトノートだけ。最初は業務連絡だけだったが、次第に趣味や悩みもつづるようになった。お互い素性を知らないまま、2人は大きな玉ねぎの下で(武道館)初めて会う約束をするが――。一方、あるラジオ番組では30年前の文通相手(ペンフレンド)との恋が語られていた。顔は知らないけど好きな人と武道館で初めて会う約束をして……2組は大きな玉ねぎの下で出会うことができるのか?令和と平成2つの恋が交錯し、やがて1つの奇跡が待ち受ける――。2025年2月7日(金)全国ロードショー©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会神尾楓珠ヘアメイク:井下成美 、スタイリスト:大内美里桜田ひよりヘアメイク:池上豪 、スタイリスト:前田涼子
2025年02月05日Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』より、スペシャルインタビュー映像とオフショットが公開された。数々の名作ドラマを執筆し、日本のホームドラマの礎を築いた脚本家・向田邦子の最高傑作として名高いドラマシリーズ『阿修羅のごとく』(1979~80年)。かつて新人時代に向田とともに仕事をしたプロデューサーの八木康夫が企画し、向田を最も尊敬し一番影響を受けたと繰り返し語ってきた是枝裕和の監督・脚色によりリメイク。物語の中心となる4姉妹を演じるのは、宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すず。日本を代表する豪華俳優・スタッフ陣による、現代版ホームドラマとしてふさわしい、新たな『阿修羅のごとく』が誕生した。公開されたスペシャル映像は、初公開となる本編シーンや貴重なクランクアップ映像も交えつつ、物語の軸となる竹沢家4姉妹の長女・綱子(宮沢りえ)、次女・巻子(尾野真千子)、三女・滝子(蒼井優)、四女・咲子(広瀬すず)の4人が、それぞれの役作りや是枝監督が向田邦子の原作を脚色した新たな脚本へのリスペクト、そしてこの4姉妹に対する“特別な想い”などを語り合う贅沢な内容となっている。改めて本作の魅力について、宮沢は「最初に阿修羅のごとくが作品として出来上がった時と今はだいぶ時代が変化していて、当時はそれぞれが持つ葛藤や個性だったり、そういうものが晒されることなく生きていた時代なんだなって。みんなが秘密を持っていて、でも家族として日常を過ごしているっていう、すごく向田さんっぽいなって思いますね」と語る。また、印象的なシーンを問われた尾野は「せーので合わせていないのに、綱子お姉さん(宮沢)がセリフを言ったら自然とみんなで“おかえり~!”と言ったシーンは鳥肌が立った。本当に練習とかじゃなくて、みんなから自然に出ちゃった言葉みたいな」と明かした。4姉妹の中でも特にぶつかり合うことが多かった三女・滝子(蒼井)と四女・咲子(広瀬)において、蒼井は「本当に咲子のことが嫌いなんですけど(笑)、でも自分以外の人が咲子に意地悪するのはどうしても許せなくて、どっかですっごい嫌なのにすっごい甘えているところもあって」と、姉妹故の簡単には言い表すことのできない特別な関係性を振り返り、それに対し広瀬も「常に対立はしているのに、最後の滝ちゃんだから話せる距離感というか、“姉妹”っていう絆はやっぱり崩れないものなんだなと」と、自身も姉妹だからこそ共感できたと話す。そして、この本作で出会えた4姉妹という関係性において、4人は同様に唯一無二の“特別な絆”が生まれたと振り返る。初公開となるクランクアップ時のメイキング映像からも、サプライズで駆け付けた蒼井と広瀬に驚きつつ、宮沢と尾野が涙する仲睦まじいシーンも。宮沢は「本当の妹かなと錯覚してしまうくらい愛おしくて、それが4カ月間どんどん深まっていって、妹たちという“仲間”に出会えたことは宝物だなと思います」。続く尾野も「そのシーンにいなくても会いたくなったり、こういう感情を持てたのは初めてかもしれない。だから本当の姉妹のような、どこかで私たち繋がったんじゃないかなと思える人たちと巡り合えました」と溢れる想いを。また、蒼井も「演じていても演じていなくても大好きな4人です。みんなで同じ温度で立ち向かえている感じがして、あんなメンバーの中に入るのは緊張したんですけど、安心感がありました」。広瀬も「本人たちの関係性というか、温度がこんなに映るんだって思いました。私が言うのは大変失礼ですけど、お三方への敬語の使い方すらしっくりこないくらい(笑)、お姉ちゃんでいてくれたし、家族でいてくれました」と、この作品がどれほど自身にとって特別な存在となっているか、それぞれの想いを明かした。併せて、映像にも収められているクランクアップ時のオフショット、4姉妹の晴れやかな笑顔溢れる1枚や、是枝監督と姉妹の撮影中のメイキングカットも公開された。さらに、著名人からの絶賛のコメントも到着。作家・翻訳家の頭木弘樹からは「嫉妬と情愛、昔と今、男と女、さまざまな相反する要素が見事に絡み合って、向田邦子×是枝裕和の新しい世界が始まった嬉しさ!」と、またフードライター・コラムニストの白央篤司は「とある有名なシーンで、明らかな演出の違いがあり。見ていて、“うーん、オノマチ巻子ならこれがしっくりくるなあ……!”と唸ってしまった」、さらには小説家の小路幸也は「あの時代の、ある意味ではありふれた〈家族の風景〉を濃密に切り取って見せた名作ドラマ」と、原作ドラマをリアルに視聴していた世代からも、絶賛コメントが相次いで寄せられている。<コメント全文>■頭木弘樹(作家、翻訳家)悲劇と喜劇、凍りつくような鋭さと炭火のような温かさ、ねっとりとあっさり、辛辣と婉曲、嫉妬と情愛、昔と今、男と女、さまざまな相反する要素が見事に絡み合って、向田邦子×是枝裕和の新しい世界が始まった嬉しさ!■白央篤司(フードライター・コラムニスト)前作では八千草薫さんが演じた役。ふたりのキャラクターの違いを考えた変化だと思うのだけれど、それが納得で。とある有名なシーンで、明らかな演出の違いがあり。見ていて、“うーん、オノマチ巻子ならこれがしっくりくるなあ……!”と唸ってしまった。加藤治子演じた長女は宮沢りえ、いしだあゆみ演じた三女が蒼井優、風吹ジュン演じた四女は広瀬すず。いずれも「これ、やりがいある!」と燃えているのが伝わってきた■小路幸也(小説家)あの時代の、ある意味ではありふれた〈家族の風景〉を濃密に切り取って見せた名作ドラマ。それを、緻密な演出と過ぎるほどの濃密な舞台を作り上げて名優たちを競演、どころか饗宴のようにさせて展開した圧倒的な〈昭和時代劇〉。いやもう、ただただやられました。感服です。個人的には本木さんに乾杯を。『阿修羅のごとく』4姉妹インタビュー<作品情報>Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』Netflixにて独占配信中Netflix作品ページ:
2025年01月15日現在配信中のNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」より、スペシャルインタビュー映像とオフショットが公開された。本作は、向田邦子の最高傑作として名高いドラマシリーズ「阿修羅のごとく」を、是枝裕和監督・脚色によりリメイクしたもの。物語の中心となる四姉妹を宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが演じ、新たな「阿修羅のごとく」を誕生させた。公開された映像では、初公開となる本編シーンやクランクアップも交えつつ、それぞれの役作りや四姉妹に対する特別な思いなどが語られる。本作の魅力について宮沢は、「最初に阿修羅のごとくが作品として出来上がった時と今はだいぶ時代が変化していて、当時はそれぞれが持つ葛藤や個性だったり、そういうものが晒されることなく生きていた時代なんだなって。みんなが秘密を持っていて、でも家族として日常を過ごしているっていう、すごく向田さんっぽいなって思いますね」と語る。印象的なシーンについて尾野は「せーので合わせていないのに、綱子お姉さん(宮沢)がセリフを言ったら自然とみんなで“おかえり~!”と言ったシーンは鳥肌が立った。本当に練習とかじゃなくて、みんなから自然に出ちゃった言葉みたいな」と明かした。また、特にぶつかり合うことが多かった三女・滝子(蒼井)と四女・咲子(広瀬)において蒼井は、「本当に咲子のことが嫌いなんですけど(笑)、でも自分以外の人が咲子に意地悪するのはどうしても許せなくて、どっかですっごい嫌なのにすっごい甘えているところもあって」と特別な関係性をふり返る。広瀬も「常に対立はしているのに、最後の滝ちゃん(蒼井)だから話せる距離感というか、“姉妹”っていう絆はやっぱり崩れないものなんだなと」と語った。初公開のクランクアップ映像には、サプライズで駆け付けた蒼井と広瀬に驚きつつ、宮沢と尾野が涙する仲睦まじいシーンが収められている。「本当の妹かなと錯覚してしまうくらい愛おしくて」(宮沢)、「本当の姉妹のような、どこかで私たち繋がったんじゃないかなと思える人たちと巡り合えました」(尾野)、「演じていても演じていなくても大好きな4人です」(蒼井)、「私が言うのは大変失礼ですけど、お三方への敬語の使い方すらしっくりこないくらい(笑)、お姉ちゃんでいてくれたし、家族でいてくれました」(広瀬)とそれぞれ溢れる思いを述べている。併せて、クランクアップ時のオフショット、四姉妹の晴れやかな笑顔溢れる1枚や、是枝監督と姉妹の撮影中のメイキングカットも公開された。Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」はNetflixにて世界独占配信中(全7話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2025年01月15日取材・文:ねむみえり編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部『ライオン・キング』の主人公シンバの父、ムファサの若き日の物語を描く、『ライオン・キング:ムファサ』。同作をもって、『ライオン・キング』が完成すると銘打たれています。日本では「超実写プレミアム吹替版」が制作され、演技力と歌唱力を最高レベルで兼ね備えたキャストが集結。ムファサ役を演じる尾上右近さんと、後のスカーとなるタカ役を演じるTravis Japanの松田元太さんに、収録時のエピソードや、作品への思いなどをうかがいました。■受かった後は孤独との戦いだった!?オーディションにかけた熱い思い――まずは、声優に決まった時の心境や感想をお聞きしたいです。右近さん(以下、右近):オーディションという形でオファーをいただいたんですが、絶対に自分がやらせていただきたいと思いました。というのも、もともとディズニーの作品が好きでしたし、声優のお仕事をやってみたいという気持ちもあったんです。僕は『ライオン・キング』と共に育った世代なのですが、歌舞伎界に身を置いている人間としては、伝統の世界の中で感じることと、『ライオン・キング』の中で描かれる自然界の伝統みたいなものが重なる部分があり、自分と照らし合わせて共感するような形で『ライオン・キング』に親しみを持って接してきました。オーディションに受かった時はうれしかったですが、情報解禁までは誰にも言えなかったので、そこは孤独との戦いでした。――松田さんはいかがですか?松田さん(以下、松田):オーディションのお話をいただいたタイミングで、「『ライオン・キング』か、大きい仕事だ」と感じて、とにかく合格したくて、全力でオーディションに挑みました。今、けんけん(尾上右近)も仰ったように、声優に決まったことが言えないというのは辛かったです。ちょうどTravis Japanのワールドツアー中だったんですが、コンサートの本番前に合格を知らされたんですよ。右近:それは。ご苦労さまでした。松田:「受かった!」と言ったら、メンバーも「うわーっ!」て喜んでくれたし、マネージャーさんたちも「よかったね」と言ってくれて。そのテンションで本番に挑んだので、その日は僕だけ特にルンルンでした。■まずは自分が楽しむということを大事に収録に臨んだ――お二人とも声優の仕事は初挑戦だったかと思うのですが、実際に挑戦されてみていかがでしたか?松田:初めてのことだらけだったので、色々とスタッフさんに聞いて勉強しましたし、字幕版の人たちの声を聞いて、秒数も揃えながら、1個1個丁寧に向き合って収録をしていきました。ものすごく集中しましたが、やっている上での楽しさは忘れずにしていました。右近:まさに同じことを思いましたね。どんなお仕事でもそうですが、真剣に向き合えば向き合うほど、楽しむということから遠ざかりがちなんです。でも、ディズニー作品は、楽しい中に色んなメッセージが入っているじゃないですか。なので、まずは自分が楽しんでやるということが、とても大事だなと思っていました。――楽しみながら取り組んだのですね。右近:ただ、正直言って、初めての声優の仕事にしては膨大な量のセリフがあるし、歌もあるし、やらなきゃいけないことが沢山あったので、それらにまみれて、あたふたしていくうちに終わっていったところもあるんです。でも、今回自分が演じたムファサは、必死にもがきながら自分の道を見つけて、みんなと共に歩んでいくんですよ。なので、もがくことはミスマッチではなかったと信じています。今の自分にしかできないお仕事として、全力でやらせてもらいましたね。――とくに苦戦した点はありますか?右近:最初のうちに録った、狩りの訓練のようなものをしているシーンは苦戦しました。そこのセリフのタイミングを合わせるのが、全然できなくて。英語を聞きながら吹き込むんですが、英語は日本語よりも割と早口なので、それにつられて早く喋っちゃうんですよ。そうすると、時間が余っちゃうんですよね。それは全編通して課題ではありましたけど、最初の頃はそこにめちゃくちゃ挫折していました。松田:僕もけんけんが仰っていた、言葉が早くなってしまうという点は苦戦しましたね。あとは、そもそも滑舌が悪いのもあって、途中で自分が何を喋っているのか分からなくなるんですよ。右近:分かるわ。松田:ゾーンに入っちゃうというか。右近:「ツノだ」が言えなくなったんです。アフレコから帰ってきて、楽屋で「『ツノだ』が言えないんだよ」と話そうと思ったら、その時はいくらでも言えるのに、なんであの場に行ったら言えないんだろうって。松田:イントネーションもおかしくなりません?右近:おかしくなっちゃう。――吹替ならではの難しさというか。松田:そこは勉強ですね。■別々の収録では“お互いの声が励み”に――実際にお二人そろったのは今日(取材の日)が初めてなのだそうですね。お互いの声の印象や魅力を聞かせてください。松田:かっこいいし、きれいですし、安心感があって大好きな声です。このけんけんのすてきな声を聞いた時は、感動していました。最初は「右近さんだ!本物だ!」と思って聞いていたんですが、だんだんそれがなくなって、「ムファサだ」と思うようになっていったんです。その瞬間が楽しかったですね。右近:僕は、予告編の一部で声を聞かせてもらった時の印象がずっと変わらないですね。覇気があるし、エネルギーがあるし、やんちゃっぽさもあるし、明るさもあるし、そこにかわいげがあるから、 愛おしい声ですね。だからムファサは、俺がしっかりして守ってあげなきゃ、という気持ちになったんだと思います。タカがちゃんとしてないからではなくて、 守ってあげようと思わせる声を聞かせてもらったことは、自分が収録をする上でもすごい励みになりました。――印象に残っているシーンはありますか?右近:ムファサがみんなの前で演説をするシーンがあるんです。大事なシーンでもあったので、とても気合いが入りました。松田:僕の好きなシーンは、ムファサに直接自分の気持ちを伝えて、タカがどんどん変化していく瞬間です。全てを告白する時は、声を荒げながら、今までのタカの気持ちを全部言葉に込めてぶつけるんです。その瞬間は切なさもあって、すごく心が動くので好きですね。■運命を変えた出会いは、歌舞伎とTravis Japan――今回のストーリーの中で、ムファサとタカの出会いは運命を変えるきっかけになったかと思うのですが、 お二人の今までの人生の中で、自分の運命を変えた出会いや物事はありますか?右近:僕の場合は、歌舞伎に出会ったということが1番大きいです。歌舞伎との出会いは、3歳の時に、曽祖父の『春興鏡獅子』という歌舞伎の演目の映像を見たのがきっかけなんですが、獅子ってジャパニーズライオンなんですよね。僕の人生はライオンと出会うことによって何かが起きて、今につながっている。なので、ライオンには縁があるんですよ。松田:僕はTravis Japanですね。メンバーとは、コンサートに来てくれるファンの皆さんとの時間や、自分たちで作り上げていくリハーサルの時間、その他色んなジャンルのお仕事の時間を、家族のように一緒に過ごしているんです。なので、変われる瞬間や変わらなきゃいけない瞬間とかも、みんなで日々更新し続けていて。一緒にいながらも切磋琢磨して変わっていけているところは、グループのみんなに感謝しています。『ライオン・キング:ムファサ』『ライオン・キング』の主人公シンバの父、ムファサの若き日を描く、ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語。本当の“ライオン・キング”はムファサで完成する――。動物たちの王国、プライドランドをおさめ、民から尊敬と愛情を集めていた王ムファサはいかにして“大地と生物を統べる王”になったのか?これまで繰り返し語られてきた『ライオン・キング』の原点にして、その要素を構成する哲学、純粋なドラマ、熱い想いのすべてがスクリーンに描きだされる――。12月20日(金)全国劇場にて公開(c) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.尾上右近ヘアメイク: 西岡達也(Leinwand)、スタイリスト: 三島和也(Tatanca)松田元太ヘアメイク:宇佐見順子(JOUER)、スタイリスト:日夏(YKP)
2024年12月18日資生堂プロフェッショナルのプレミアムヘア&スカルプケアブランド「サブリミック」は、髪も笑顔も輝いているあの人にいまの気持ちを聞く、スペシャルインタビューコンテンツの第4弾を10月25日(金)に公開。年4回著名ゲストを迎え、シリーズで公開し、髪も笑顔も輝く旬の人のヘアケア法や美の秘密に迫ります。第4弾の最終ゲストは、衣装制作・制服デザイン・プロダクト制作などに幅広く活躍する、デザイナー・アーティストの篠原ともえさんです。本コンテンツで着用している衣装も自作のオリジナル作品となります。篠原ともえさんが話題の「サブリミック」を体験! 髪も笑顔も輝く旬の人のヘアケア法や美の秘密に迫る インタビューコンテンツの第4弾を公開髪は人の個性を際立たせ、輝かせるもの。そしてその美しさを高める力は、あなた自身の中にあるもの。『スペシャルインタビュー』では、髪で自分を表現し、存在感を放ち続ける俳優、モデル、インフルエンサーなどの姿、言葉を通して、「あなただけの美しさ」へと導くヒントを発信。サブリミックの魅力を伝えます。▼『サブリミック スペシャルインタビュー』特設サイト ▼第4弾 篠原ともえさんインタビュー。髪は自分の表現のひとつだから ■篠原ともえさんの髪の悩みやヘアケア法をインタビュー篠原ともえさんの髪の悩みやヘアケア法をインタビュー年齢を重ねるにつれ、美しさを増していく篠原ともえさん。40歳を過ぎた頃から、髪にハリやコシがなくなってきたのが悩みだそう。髪にボリュームを出すための篠原さんの“ひみつ”とは?■ハリ・コシが気になる髪のための『サブリミック アデノバイタル』を篠原さんがお試しハリ・コシが気になる髪のための『サブリミック アデノバイタル』を篠原さんがお試し今回篠原さんには、ハリ・コシ、ボリュームのある髪へと導くシリーズ、「サブリミック アデノバイタル」を試していただきました。髪が立ち上がるような感覚に驚いたという篠原さん。また、ホッとする香りで、ヘアケアの時間が自分メンテナンスの時間になったとか。■頭皮にアプローチする『アデノバイタル スカルプ パワーショット』にもトライ頭皮にアプローチする『アデノバイタル スカルプ パワーショット』にもトライいちばんのお気に入りは、頭皮用のエッセンス「アデノバイタル スカルプ パワーショット」医薬部外品。販売名:AD スカルプエッセンス。髪へのサポート感、すっきりしたつけ心地の虜に!▼第4弾 篠原ともえさんインタビュー。髪は自分の表現のひとつだから ■『サブリミック アデノバイタル』とは?『サブリミック アデノバイタル』とは?プレミアムヘア&スカルプケアブランド「サブリミック」の「アデノバイタル」は、年齢による複合的な髪と頭皮の悩みに着目。根元からふんわりとボリュームのある、うるおってつややかな髪へと導きます。▼サブリミック アデノバイタルの商品情報はこちら ▼サブリミック 取り扱いサロンはこちら ■『サブリミック アデノバイタル スカルプ パワーショット』とは?サブリミック アデノバイタル スカルプ パワーショット頭皮にアプローチ。毛髪の成長をサポートして、太く長く美しい髪を育むエッセンス。医薬部外品。販売名:AD スカルプエッセンス。頭皮になじませた後、全体を軽くマッサージするのがポイントです。▼サブリミック アデノバイタル スカルプ パワーショットの商品情報はこちら ▼サブリミック 取り扱いサロンはこちら ■ゲストプロフィール篠原ともえさん篠原ともえさんデザイナー・アーティスト。1979年3月29日生まれ、東京都出身。1995 年歌手デビュー。歌手、ナレーター、俳優活動を経て、現在はデザイナーとして創作活動を続ける。2022年にデザイン・ディレクションを手がけた革きものが、ニューヨークADC賞のブランドコミュニケーションデザイン部門・シルバーキューブ、ファッションデザイン部門・ブロンズキューブ、東京ADC賞を受賞。 ■「サブリミック」ブランド概要サブリミック“Beauty Powered From within”コンセプトは、「美しさを高める力は、あなたのなかにある」。ひとりひとりの髪と頭皮の美しさの源にアプローチする、サロン専用のプレミアムヘア&スカルプケアブランドです。髪1本1本の形状を整える技術、頭皮が自らうるおう力の解明、ほこりなどの外的要因から髪と頭皮を守るテクノロジー、サイエンスに基づき開発された香りといった、ブランドの持つ先進の知見を生かして開発。個々に違う髪と頭皮のコンディションを踏まえ、パーソナライズされた、プレミアムなケアをお届けします。▼サブリミック ブランドページはこちら ▼サブリミック 取り扱いサロンはこちら ■資生堂プロフェッショナル企業概要プロフェッショナルの皆さまとともに、日本全国の理美容サロンでヘアケア事業を展開し、 お客さまに感動と喜びを生み出す価値創造をしています。「INSPIRE(インスピレーション)」「INNOVATE(イノベイト)」「EXPERIENCE(エクスペリエンス)」「SUPPORT(サポート)」の4つを柱に、ビューティークリエイターの芸術性を高め、未来のビューティークリエイターの育成にも取り組んでいます。▼資生堂プロフェッショナル オフィシャルウェブサイト ▼公式Instagram ■商品/技術に関するお問い合わせ先資生堂プロフェッショナル ヘア技術センター0120-785-466 月~金/10:00~18:00(土・日・祝日除く) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月25日※このコラムは『キミとオオカミくんには騙されない』第2話までのネタバレを含みます。8月11日(日)より、ABEMAのオリジナル恋愛リアリティーショーの最新作『キミとオオカミくんには騙されない』がスタート。“業界注目の女子高生”が集結し、恋するフリをする「“嘘つき”オオカミくん」が潜む8人の“イケメン最高彼氏”候補と、本気の恋に挑む様子をリアルタイムで追いかける本番組は、大人世代からも「ピュアな気持ちを思い出せる」「胸キュンする」「感情が揺さぶられて大号泣」など厚い支持を集めています。そんな『キミとオオカミくんには騙されない』の第2話では、“キミ”である視聴者の投票によって男性メンバーの中から脱落者が決まり、番組脱落の模様が生放送で発表されるという前代未聞の試みが実施されました。今回は、初の生放送での脱落者発表を見守ったばかりの番組MCを務める横澤夏子さん、菊池風磨さん、丸山礼さんにマイナビウーマンが独占インタビュー。直後の率直な感想と、今作ならではの魅力、3人だからこその空気感について語っていただきました。■初の生放送・脱落者投票直後の心境は?――第2話では『キミとオオカミくんには騙されない』の“キミ”である視聴者の投票によって決まった脱落者発表が生放送で行われました。生放送を終えたばかりの今の感想を教えてください。横澤:全然時間が足りなかった!もっと感想を言い合いたかったです。丸山:臨場感があってリアルでしたよね。(横澤さんは)泣いてましたし。横澤:「これからいっぱい思い出を作れただろうに、もう作れないじゃん」ってメンバーがかわいそうになってきて。菊池:メンバーくらい泣いてるんだもん。(笑)――丸山さんと菊池さんもグッとくるものがありましたか?丸山:めちゃくちゃ真っ直ぐに想いを伝えていたameくんが、やっぱり最後も熱い男で終わっていったので、最終的に誰かと結ばれるところまで見たかったですね……。横澤:ameは相当テクニックあるはずなのに悔しいわ。菊池:ameくんが落ちるとは想像してなかったですよね。誰が落ちるって想像していたわけではないけど、「ameが落ちることはないだろうな」ってどこかで思っていたので。夏子さんが言うように、これからのameくんが見たかったです。――ちなみに、視聴者からの脱落者投票の1位はダントツでこた(吉川康太)さんでしたね。丸山:私もこたが「オオカミくん」なんじゃないかっていうのがチラついてました。前回まで私はこた推しで、でも「こたがオオカミくんじゃありませんように」というスタンスだったので、やっぱりみんな同じこと考えてるんだなって。――でも、たしか菊池さんも特別企画『風磨くんは騙されない』の中で、こたさんを「オオカミくん」だと言ってましたよね?菊池:いや、こたはどう考えても「オオカミくん」でしょ。丸山:一緒じゃん!横澤:ただ、こたはまだ「オオカミくん」としての切なさが出てきてないんです。切ない表情をし出した時の“「オオカミくん」の責任を背負わされて潰されそうになってるじゃん……”っていうこたも見たい!今のこたはギラついていて「オオカミくん」っぽいので、いつ落とされるかわからないっていう怖さがありますね。――今回はみぃ(入江美沙希)が守ってくれたことによって残ることができましたもんね。菊池:だから上手いんですよ、こたは。真っ直ぐなみぃちゃんを見つけているんで。横澤:そう、そうなの!丸山:みぃちゃんのこと裏切らないでほしい!だってみぃちゃんはこたに初恋くらいの勢いじゃないですか。横澤:だからこそ、こたはみんなに見えないところでみぃちゃんの頭をポンポンってしてたり、ちゃんとしてるんですよね。丸山:そういう一つ一つが刺さるんでしょうね……。恋愛初心者のみぃちゃんには……。――たしかに……!菊池:でも僕たちがこんなことを直接みぃちゃんに言ったとしても響かないんですよ。横澤:そう、響かない……!でも、女の子的にはかなわぬ恋の方が盛り上がっちゃうよね。だから、きっとみぃちゃんは私たちが言えば言うほど、『大丈夫!それでも大丈夫だから!』って言いそう……丸山:かなわぬ恋と分かっていてもいっちゃうのも経験なんですよね〜!!――この気持ち、菊池さん分かりますか?菊池:全然分からない(笑)。横澤:信じるが好きに変わる瞬間があるんですよ……。丸山:すごい名言。菊池:今回で逆に拍車がかかったんじゃないですか?みぃちゃんが選んだこたが、ダントツで脱落者投票1位だったという事実を知ったので。横澤:私が守らなきゃみたいなね……。※こたが「オオカミくん」だと決定したわけではありません。■芸能界で活躍していきそうなのは?――『キミとオオカミくんには騙されない』ならではの参加者の魅力や見どころを教えてください。横澤:やっぱり女子高生というのはうぶでかわいいですし、パワフルで華がありますよね。一番青春ができる高校生という時期を私たちに見せてくれてありがとうって思います。丸山:年齢層も若いですし、あの時自分がやりたかった恋愛像みたいなものが見れたりするのが良いですよね。私も女子高生の時に、あの環境下で恋愛をしていいぞって言われたら……!横澤:選び放題ですからね。年上もいるし、同じ年もいるし、ちょっと下もいて。最高。――ちなみに、『オオカミ』シリーズではメンバーたちのその後の各界での活躍も注目のポイントかと思うんですが、今シーズンの注目メンバーはいますか?菊池:やはり、“そう(植村颯太)”じゃないですか?ちょっと今は松田元太(Travis Japan)という天然枠がありますので、あいつをどかさない限りは難しいですけど。全く同じジャンルなんですよ。100個にグループを分けても同じグループになると思います。横澤:私は全然最初そうが天然だとは感じていなかったんですけど、女の子との会話が少し噛み合ってないなってことに気付き始めて。(笑)菊池:えみたん(土方エミリ)と話している時、えみたんのことを犯人を見るかのような目で見ていて、あまり話が噛み合ってもなかったですからね。(笑)えみたんはそれすらも楽しいってなっていたから良いんですけど……。丸山:どうしよう。そうが「オオカミくん」だったら。横澤:でも、逆に投票を待って何も動かずにやってるパターンの“策士「オオカミくん」”もいるんですよ。だからあえて「今は静かに大人しくしとけ!」っていう。丸山:そうは「オオカミくん」だからこその“あえての”天然かもしれない。菊池:そうが「オオカミくん」だとしても、彼は計算してないと思いますよ。あれは天然だと思う。だからこそ、もし本当にそうが「オオカミくん」だったらすごいです!「そう、よくやった!」と思います。■MCの空気感は「家で見てる感じ」――MC3人の空気感はどういった感じですか?横澤:何か分からないけどずっと笑ってます。家で見ているかのごとく(笑)。楽しいですね。丸山:恋愛リアリティーショーはこうやって誰かと一緒に見て楽しむのが良いですからね。それをスタジオでやってる。菊池:本当に楽しいですし、まさに家で見ているような感覚です。今まで恋愛リアリティーショーを見ることはあっても人と見ることは無かったので、誰かと一緒に見るとこういう視点があるんだという純粋な発見がありました。人と一緒に見るものだなって思いましたね。丸山:『キミとオオカミくんには騙されない』は小さい一言も見逃さないし、1mmの心情の変化を全部映し出してくれるから追いつくのが大変なんですけど、それをスタジオで見ているのがおもしろいです。一人で見るより楽しんじゃってる自分がいますね。――参加者の恋愛を見て“学び”みたいなものはありましたか?丸山:菊池くんは言ってますよ。「俺、やろーっと」って。横澤:すぐ言ってる!菊池:こたのカメラが回ってないところでの頭ぽんぽんとか。あれは確実にやります。あと、こたが”男性とご飯食べるの初めて”っていうえみりちゃんに、さりげなく「かわいい」って言ってたと思うんですけど、あれもやります。不意にかわいいって言う。丸山:こっち(MC陣)で練習しとけば!?一回!――(笑)。ちなみに、みなさんが『キミとオオカミくんには騙されない』に参加するとしたら、誰に恋すると思いますか?横澤:だからまず、こたには1回いくよね。菊池:1回ね(笑)。横澤:でも、たいりにもいくよね。丸山:たいりにいきますか?横澤:たいりは一回親に紹介したい男じゃない?未来を見据えてるし、あいつはいい男だから……絶対。でも、エリヤにもいきたいんだよ私は。丸山:分かります。エリヤのファッションもすごく気になっちゃうんですよ。メガネ一つかけてるだけでオシャレに見える。菊池:僕はえみたんです。ただ、恋愛とかではなく、純粋に真っ直ぐ人に向き合うところを応援したくなる感覚。とにかく、えみたんの恋が上手くいってくれればそれでいい!!!――最後に『キミとオオカミくんには騙されない』の魅力をマイナビウーマン読者に向けて、一言ずつお願いします。横澤:あの時の青春をぜひ!今青春してる人も、昔青春してた方も、ああ、楽しいな〜って。エキスを吸い取って欲しい(笑)。菊池:真っ直ぐですからね。その良さを楽しんでほしいです。丸山:夏は喉乾いてると思うので、ここでうるおってください!――ありがとうございました!男子への想いが増す女子たちの運命は…!?第2回オオカミ投票募集中!!#オオカミくん #横澤夏子 #菊池風磨 #丸山礼— キミとオオカミくんには騙されない@ABEMA(アベマ) (@ookami_official) August 31, 2024◇ABEMA 『キミとオオカミくんには騙されない』放送日時:毎週日曜夜9時~放送チャンネル:ABEMA SPECIAL2チャンネル放送URL:公式 TikTok:公式 Twitter:公式 Instagram:公式YouTube:(取材・文・撮影:瑞姫)
2024年09月08日秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」がまもなくスタートするが、同イベント開催に先駆けてハロウィーンならではの期間限定のスペシャルメニューが登場する。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、10月1日(火)~11月7日(木)まで、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催する。今年は、ディズニーヴィランズをイメージしたスペシャルメニューが9月1日(日)より登場するが、ヴィランズが描かれたカップが特徴的な、妖しくも華やかな色合いのスペシャルドリンクがパークに初登場だ。スペシャルドリンク(紫イモ、ミルク、コーヒーゼリー)700円ディズニー映画『リトル・マーメイド』のアースラをイメージしたスペシャルドリンクは、コーヒーゼリーの苦みとバランスのいい紫イモとミルクの甘みがポイントに。アースラらしい紫と白の色合いに真っ赤な唇のようなラズベリー顆粒が華やかで、見た目も楽しいドリンクと言えそう。スパークリングゼリードリンク(コカ・コーラ&ストロベリー)700円そしてディズニー映画『ピーター・パン』のフック船長、『アラジン』のジャファーをイメージしたスペシャルドリンクは、どちらもキャラクターからヒントを得た赤と黒がアクセントに。シュワシュワとした刺激のコカ・コーラにストロベリーのダイスとゼリーを合わせたドリンクだそうで、飲んだ時に爽快感を感じることができる一品と言えそうだ。スパークリングゼリードリンク(コカ・コーラ&ストロベリー)700円上記スペシャルメニューは、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」に先駆け、9月1日(日)より両パーク内で販売開始。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2024年08月25日シュー・グァンハンと清原果耶が主演する藤井道人監督最新作『青春18×2 君へと続く道』より、キャストインタビューを交えたスペシャルメイキング映像が到着した。18歳の主人公ジミー(シュー・グァンハン)が夢中になっていた「SLUM DUNK」の聖地・湘南や、台湾でアミ(清原さん)との最後のデートで訪れたランタン祭を思い起こさせる「にいがたランタン祭」、雪景色が一面に広がる長野県、アミの生まれ故郷・福島県を訪れるジミーの旅路と同じように、日本の各所を巡りながら撮影が進められていく様子が映し出される。シュー・グァンハンは「更に一人旅をしたいと思いました。自分と対話することの大切さを学びました」と言い、清原さんは「(藤井監督と)考え方や向いている方向が同じだなと思える部分があったので嬉しかった」とコメント。ジミーの旅にとってキーポイントとなる、幸次との出会いを映し出すワンシーンは、監督やキャストにとっても特別印象に残っているシーンだそう。幸次役の道枝駿佑は「電車に乗っている間に、駅間で撮れるシーンは撮っていく、ホームに停まっている間に撮れるカットは撮っていくという撮影で初めて挑戦する撮り方でした」と撮影秘話を語る。ジミーの旅路をなるべくリアルに映しとりたいという藤井監督のこだわりにより、ジミーと幸次が名残惜しそうに手を振り合い、別れを告げるシーンが、シュー・グァンハンと道枝さんにとっても実際の別れになったそう。また、松重豊演じる中里と、黒木瞳演じる裕子の登場シーンは、銀世界に包まれた福島県で撮影。あえて、雪のカットを多めに入れることで、雪の降らない台湾の人にとって印象に残る画にしたいという藤井監督の思いが込められた。映像では、本番前にキャストと念入りに打ち合わせする様子も見られる。『青春18×2 君へと続く道』はTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年05月05日ティモシー・シャラメ主演『デューン 砂の惑星PART2』のプレミア配信が開始された。さらに宣伝アンバサダー・町田啓太のスペシャルインタビューが到着。またPrime Videoでは、本編冒頭10分が無料独占配信されている。全世界で特大ヒットを記録した本作は、『ブレードランナー 2049』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるSFアクション超大作。初日3日間のオープニング興行収入は、全米では前作『DUNE/デューン 砂の惑星』を約2倍上回る8250万ドル、全世界累計でも1億8250万ドルを記録し、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』超えのオープニングを切った。日本でも初日3日間と3日間限定の先行上映を加えると、2億4919万円を記録。これは前作『DUNE/デューン 砂の惑星』との比較で120%となり、前作越えのヒットスタートとなった。また、アメリカの大手批評サイト「ロッテントマト」では、批評家のスコアで93%、観客のスコアで95%フレッシュを記録し、絶賛の声で溢れている。さらに、PART3の製作も正式に発表となり、今後の展開にも注目が集まっている。吹替声優陣は、前作に引き続き、ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)の声を『千と千尋の神隠し』のハク役で知名度を上げた入野自由。そして、新キャラクターとして強いインパクトを残したフェイド=ラウサ・ハルコンネン(オースティン・バトラー)の声を「ドラえもん」のジャイアン役で知られる木村昴、皇女イルーラン(フローレンス・ピュー)の声を「鬼滅の刃」胡蝶しのぶ役の早見沙織が演じるなど、いま話題の豪華声優が揃った。また、前作ではIMAX認証のデジタルカメラでの撮影が4割程度にとどまったものの、今回は全編IMAX映像。壮大な宇宙の映像や大迫力の“サンドワームの総攻撃はこれまでに類を見ないほど迫力満点だ。さらにこの度、宣伝アンバサダーを務めた町田啓太が本作の見どころを語るスペシャルインタビュー映像が公開に。デジタル配信などで何度も観てほしい町田さんお気に入りのシーンについては、「サンドワームにポールが挑んで乗るシーン」と「最後の決闘のシーン」を挙げ、「何度でも観られちゃう」と興奮気味に語っている。また、一番印象的だったキャラクターについては、ポールはもちろん、オースティン・バトラー演じるフェイドをイチオシ。続いて本作の魅力については、「惑星デューンに降り立ったかのような映像シーンがすごくて興奮しっぱなしでした。何度でも観て楽しい新たな発見が観れば観るほどあると思うので、これからがもっと楽しみ」とコメント。最後にファンへ向けて「パート1、パート2は個人的にセット感があるので、いろんな情報をキャッチしておいてパート3に備えておきましょう!」と先日製作が発表されたばかりのシリーズ第3弾へ、期待を膨らませるメッセージで締めくくられている。『デューン 砂の惑星PART2』は各種プラットホームにてプレミア配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月15日より全国にて公開© 2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX®is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年04月26日3月22日(金) に上映がスタートする映画『四月になれば彼女は』より、スペシャルインタビューPVが公開された。本作は、『世界から猫が消えたなら』『百花』などで知られる川村元気による同名小説を原作とした実写映画。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊を佐藤健、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生を長澤まさみ、そして藤代が10年前に交際していた初恋の女性で、世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春を森七菜が演じる。公開されたのは、佐藤健、長澤まさみ、森七菜が自身の演じたキャラクター像や注目ポイントについて語ったインタビュー、さらには初公開となる現場でのメイキング映像がひとつなぎになった約4分間の映像。本編撮影中のインタビューで佐藤は「ドキュメンタリー性みたいなものを大切にしたいと思っていました」「今回は出来るだけ恋愛というものの真実を追求するような作品だなと思いました」と、より自然体な藤代という人物を作り上げ、誰もが共感できるようなむき出しの恋愛観に迫る作品であることを熱弁。複雑で繊細な内面を持つ弥生を体当たりで演じた長澤は「(恋愛で)悩んでいる人に観てもらいたい作品になっているのかなと」と全ての恋愛経験者に向けメッセージを贈った。森は「人生の全部が詰まったような、また新しいラブストーリーになっているのかなと思いました。この映画の最後、これを望んで私も生きていこうって思う」と溢れ出る感情を抑えきれない様子で語り、確かな自信を覗かせる。併せて、佐藤と監督の山田智和が語り合うシーンや屋外ロケなどのメイキングも公開。キャスト・スタッフが一丸となり熱意を注いだ様子が感じられる、貴重な映像となっている。『四月になれば彼女は』佐藤健 長澤まさみ 森七菜 スペシャルインタビューPV<作品情報>『四月になれば彼女は』3月22日(金) 公開公式サイト:「四月になれば彼女は」製作委員会
2024年03月01日マーベル初の本格ミステリー・サスペンス『マダム・ウェブ』の日本語吹替版声優に大島優子が決定。アフレコ風景とインタビュー映像を収めたスペシャル映像が解禁された。原作コミックで未来予知の能力を使いスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして描かれる「マダム・ウェブ」。その誕生の物語と活躍を描く本作で、この度、主人公マダム・ウェブ(キャシー・ウェブ)役の声優に大島優子が決定。解禁されたスペシャル映像では、実写作品における吹き替えの苦労や収録秘話、本作の見どころについて語っている。マーベルファンだと明かす大島さんは、本作へのオファーを受けた時のことを「飛び跳ねるように嬉しかったです!」と語る。ディズニー&ピクサー長編アニメーション『メリダとおそろしの森』では主人公・メリダ役の日本語吹替版を務めていたが、実写映画の吹き替えは今回が初めて。「アニメーションの吹替はいくつかやらせていただきましたが、全然違いますね!アクションは楽しいです!唸ったりとか声を張り上げたりとか。殴られる、殴る声とかは普段出さないので、楽しかったです」と収録に挑んだ感想を語った。さらに、キャシーが横転した車の中にいるけが人を救助するシーンのアフレコを収録した際には、スタジオブースの中で本編と一緒の動きを実際に自分でやってみることで、そのシチュエーションに合わせた声の出し方を工夫したといった収録中のエピソードを披露。「私は実際に動かないと声が違うって事も分からなかったので、わがままを言ってマイクの位置も変えさせていただきました」と明かした。演じるキャシーは、命を救うために奮闘するニューヨークの救急救命士。偶然出会った3人の少女たちが黒いマスクの男に殺されるという悪夢のようなビジョンを見てしまい、彼女たちを助けることを決意する。第一子を出産し母となった大島さんだが、母親になっての演技の影響について「自然と(意識した演技に)なってたかもしれないですね。やっぱり誰かを守らなきゃいけないってなったら、とっさに手が出たり、守ろうとすると思うので。(3人の少女たちを必死に守るキャシーの姿に)母親として、なにかを守らなきゃいけないっていう、とっさに自然に生まれるものっていうのはすごく共感できるなって思います」と演じる上で、自身とキャシーに通じ合えるものがあったと語る。本作の魅力について聞かれると「どこでキャシーのヒーローとしてのポテンシャルが覚醒するんだろう?と映画を観ながらずーっと考えていたんですよ。なので、『ここでキター!』『なるほど!こういうことなんだ!』というタイミングで覚醒するので、そこはもう是非とも観ていただく方にも楽しんでいただきたいポイントですね」と熱く語った。さらに本作でキャシーと少女たちを追い詰める黒いマスクの男・エゼキエルについて「とにかく敵のエゼキエルが・・・・・・怖い!最初観た時に、この敵来たらほんとに絶叫しちゃう!っていうくらいに怖いです」と今作のヴィランに対する印象についても明かした。最後に「ぜひ吹替で、迫力あるスピーディーな展開を一緒に謎を解き明かすつもりで観ていただけたらなと思います。マーベル初の本格ミステリー・サスペンスで、先が読めない展開でハラハラドキドキします。マーベルの他の作品を観ていなくても誰しもが楽しめる映画になっています。是非映画館に足を運んでください!」と公開を心待ちにするファンに向けてメッセージを贈った。また、2月21日(水)には大島さんらが登壇する日本語吹替版プレミア上映ナイトの開催が決定。2月9日(金)18時より<チケットぴあ>にて先行抽選販売の申込受付が開始される。『マダム・ウェブ』は2月23日(祝・金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マダム・ウェブ 2024年2月23日より全国にて公開© & ™ 2023 MARVEL
2024年02月08日一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会は、アジア最大級のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2023」(略称:SCAJ2023)を2023年9月27日(水)・28日(木)・29日(金)・30日(土)の4日間、東京ビッグサイト 西展示棟3・4ホール、南展示棟3ホールにて開催いたします。SCAJ創立20周年を迎える2023年のテーマは “Celebrating 20years of SCAJ with you!”SCAJ創立から20年の節目になる今年は、コーヒー業界の未来に向けて新たな一歩を踏み出す18回目の展示会となります。長らくSCAJをご愛顧いただいている皆さまも、新しく参画される皆さまも、スペシャルティコーヒーを愛する方々が世界中そして日本中から集まり、この節目を一緒に祝ってくださることを願っております。ブースやセミナーで、試飲、カッピングをまじえてスペシャルティコーヒーの最新トレンドをご紹介します。国内外のメーカーブースでは、焙煎機、エスプレッソマシン、ブリューワー、グラインダーなどの業務用機器から一般家庭用の抽出器具まで、バラエティ豊かなコーヒー関連商品が展示されます。また会場内に設置されるイベントステージでは、バリスタの頂点を決める「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ」などのチャンピオンシップ競技会を開催するほか、SCAJ委員会、オフィシャルスポンサーによる特別イベントの開催も予定されています。日本全国のマイクロロースターが集まる「Coffee Village」は、今年は南3ホールで単独開催いたします。コーヒーに特化したイベントとしてアジア最大規模、日本全国と世界各国からコーヒー業界関係者が集う、年に一度のスペシャルティコーヒーイベントへのご来場を心よりお待ち申し上げております。■イベントの特徴1. 生産者から届けられる多様で高品質なコーヒー豆中南米、東南アジア、アフリカなど多くの生産国や地域が公式参加し、他では出会えない高品質で多種多様なコーヒー豆を紹介。テイスティングやカッピングをしながら生産者、輸入者に直接話を聞く貴重な機会を提供します。2. 最新鋭機器とバラエティ豊かな関連商品焙煎機、エスプレッソマシン、ブリューワーなどの業務用機器を実際に触って試すことができ、バラエティ豊かなコーヒー器具や関連製品、カフェ向け商材などトレンドの最先端を体感することができます。3. 有名ロースター&バリスタが一堂に集結国内外から招待される有名ロースター&バリスタが、各種イベントや実演に登壇。ステージで行われる各種競技会では日本一の称号をかけた熱戦が繰り広げられます。各方面の専門家によるセミナーやワークショップも多数開催します。■イベントステージ競技会・ジャパン バリスタ チャンピオンシップ(JBC) 2023準決勝・決勝・ジャパン カップテイスターズ チャンピオンシップ(JCTC) 2023準決勝・決勝・ジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップ(JHDC) 2023決勝・ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ(JSC) 2023決勝・ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ(WSC)決勝・ロースト マスターズチームチャレンジ(RMTC) 2023■開催概要名称: SCAJ ワールド スペシャルティコーヒーカンファレンス アンド エキシビション2023(SCAJ World Specialty Coffee Conference and Exhibition 2023)テーマ: “Celebrating 20years of SCAJ with you!”会期: 西展示棟3・4ホール2023年9月27日(水)~29日(金)10:00~17:00(最終日は16時まで)南展示棟3ホール2023年9月28日(木)~30日(土)10:00~17:00(最終日は16時まで)※西展示棟3・4ホールと南展示棟3ホールでの開催日が上記の通り異なります。会場: 東京ビッグサイト西展示棟3・4ホール+南展示棟3ホール(東京都江東区有明3-11-1)予定規模: 300社/480小間 来場50,000人参加40か国・地域入場料: 事前登録1,500円/当日2,500円(税込)★招待券をお持ちの方は無料(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年07月15日現在公開中の映画『最後まで行く』より、撮影現場から初日舞台挨拶までの軌跡を描いたスペシャル映像が公開された。本作は、一人の男を轢いてしまったことで極限まで追い詰められていく刑事の4日間を描いたノンストップエンタテインメント作品。監督は『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』『余命10年』など、次々と話題作を手掛けている藤井道人。災難が降りかかる主人公の刑事・工藤を岡田准一、その工藤を追う冷徹な監察官・矢崎を綾野剛が演じる。公開されたのは、岡田と綾野のインタビューや撮影現場でのメイキング映像、そして初日舞台挨拶の様子で構成されている貴重なスペシャル映像。メイキング映像では、昨年1月に道路が凍ってしまうくらいの極寒の中で、「雨降らし」といわれる文字通り雨を降らせて行われたクランクインの映像や、岡田演じる刑事・工藤が突然飛び出してきた尾田(磯村勇斗)を撥ねてしまった本編冒頭シーンの撮影を行っている様子が収められている。また、岡田と綾野の2人が対決をする金庫内での撮影は本来なら数日かかる予定だったものが、岡田がアクション演出のサポートに加わったことで、わずか1日で終了。岡田、綾野が常に全身全霊で本作に挑んでいる姿が映し出されている。インタビュー映像では、岡田が「細かいことをハイクオリティで詰めていく芳醇な現場でした。(自分が演じた工藤は)ダメだけど愛すべきキャラクターということを藤井監督と話しながら作っていきました」と語るように、このメイキング映像の中には藤井監督と綿密なディスカッションを重ねながら本作を作り上げていく様子も。工藤を必要以上に追う冷徹な監察官・矢崎を演じた綾野は「工藤と矢崎は偏ったラブストーリーみたいなところもある」と、本作の新たな一面を語っている。そのほか、スペシャル映像にはアクションだけではなく、岡田の渾身のモノマネシーンや綾野の狂気的な演技、そしてカーチェイスのメイキングなど盛りだくさんの映像が収められている。『最後まで行く』“最後まで”ノンストップ スペシャル映像<作品情報>『最後まで行く』公開中公式サイト:
2023年05月27日劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(読み:くろがねのサブマリン)の公開を記念したスペシャルインタビューの第2弾が公開された。劇場版第26作目となる本作の舞台は、東京・八丈島近海にある世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設“パシフィック・ブイ”。顔認証を駆使したシステムをめぐり、江戸川コナン&灰原哀をはじめ、警察・FBIと黒ずくめの組織の全面戦争が描かれる。そのスケールの大きさが反響を呼び、公開から18日が経過した5月1日(月) 時点で観客動員数は557万人、興行収入は79.7億円を記録している。スペシャルインタビューの第2弾では、堀之紀(ジン)、立木文彦(ウォッカ)、小山茉美(ベルモット)、古谷徹(バーボン)のベテラン声優陣が集結し、黒ずくめの組織の世界を語り尽くす。本編中の重厚感あるキャラクターたちとは一変し、和やかでおちゃめな印象あふれる内容となっている。――完成した台本を読んだときはどんな印象をお持ちでしたか?堀相変わらずスケールが大きいなと思いました。予想がつかない展開も多くて面白かったです。あとはね、哀ちゃんの覚悟と言いますか……あの子は見ているといじらしいんだよね。古谷全然ジンじゃない(笑)!一同(笑)。堀いやいや、中身はシェリーだけどさ、もしそのことを知らないで哀ちゃんが目の前にいたら、ジンといえどもさすがに助けるでしょ?立木さすがにジンの兄貴でも(笑)。堀シェリーだってことを知らなければきっとそうしちゃうよ。古谷堀ちゃん、哀ちゃんのこと結構好きでしょ?堀そうそう、好きなの。一同(笑)。堀ジンって組織の人間の名前以外で口にするのはほとんど「シェリー」なんだよね。だからどうしても林原さんが演じているキャラクターに目がいっちゃうのよ。それに、元々シェリーが持っていた覚悟を哀ちゃんも持っちゃってるじゃない?だから余計に感情移入しちゃうんだよね。――小山さんはいかがでしたか?小山最初に読んだときは、難しすぎて何が何だかわからなくて(笑)。それでその後に2、3回読んでみたんだけどやっぱりわからなくて。その頃、偶然古谷さんと別の現場でお会いした時に少し時間があったので、色々とレクチャーしてもらいました。「これってこうだよね?」って確認したりして。堀わかってなくてあんな芝居するんだから本当にすごいよね。一同(笑)。――トリプルフェイスを演じわけるのも大変だと思いますが、古谷さんはいかがでしたか?古谷劇場版は毎作品、一難去ってまた一難という感じで何度も山が来て、常にハラハラドキドキさせられる、まさに大スペクタクル作品という印象があったんですけど、今回は読み終わった後に「ラブストーリーじゃん」って思いました。その感覚がすごく新鮮でしたね。――個人的にはウォッカっていい人だなって思いました。一同(笑)。――ぶつぶつ言いながらもキールに丁寧に説明してあげたり、案内までしてあげて……。立木よかったです(笑)。ウォッカって実は空気は読める人なんですよ。小山意外にね(笑)。立木そう、意外に(笑)。ウォッカも少しずつ成長してきているんじゃないですかね。でも、個人的には完成した作品を観終わった後に「ちょっと怖いな」と思ったんですよ。自分で言うのも変なのですが、「こんなに怖く演じたかな?」って。台本を読んでお芝居した時には気付かなかったんですけどね。新たに公開された『名探偵コナン 黒鉄の魚影』場面写真 (C)2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会――ジンとウォッカ、ベルモットとバーボンでタッグを組むことも多いと思いますが、それぞれの関係性や、黒ずくめの組織自体をどう思いますか?堀僕はね、ジンは誰も信じていないと思ってる。小山そうね、それは言えてる!信頼関係一切なし!堀あとね、僕の中ではだけど、ジンはウォッカに対して最大の信頼をしているけど、信用はしていない。立木それは僕も感じています。堀だからウォッカと言えども何かしくじったら多分ジンは撃つでしょうね。ジンにとってはあの方もラムもどうでもよくて、唯一忠誠を誓っているのは「組織」だけだと思います。小山私も誰も信頼していないと思います。ベルは今までずっと必ず単独行動。誰とも一緒に動いていなかったんだけど、先日のTVアニメ(第1079話「黒ずくめの謀略(正体)」)ではみんなでキャメルを探し回るというシーンがあったんです。キャンティ、コルン、キールもいるんですけど、「ベルはいつも個人で動いているから、一緒に動いていて不思議な気持ちがしますね」って言われて納得しました。バーボンとも別にバディとは思っていないんです。全然誰の事も信じていないし、どちらかというと腹の探り合い。古谷それはあるね。お互いの秘密を握り合っているし。小山よく一緒に車に乗っているけど、お互いに探りあっている感じ。堀ベルモットがやっていることがばれたら、シェリーより先に殺されるよね。小山そうかも。裏切り者としてね。古谷でもベルモットは組織のトップと直接つながっているから手出しは出来ないんだよね。小山そんなところも面白いと思います。徒党を組んでいるように見えて、実はみんな信頼してないしバラバラの事を考えていますから。堀之紀&立木文彦が語るジンとウォッカの関係性――その中でジンに忠誠を誓っているのがウォッカですね。一同(笑)。立木そうなんです、唯一ですよね。もうね、ジンへの愛ですよ。嫌われたらおしまいだって気持ちで演じています。一同(笑)。立木殺されるよりなにより嫌われることが嫌なんじゃないかなと思っています。堀こっちはね、感じているよ。ウォッカの愛は本当に感じている。一同(笑)。――でも、いざとなったら……。堀ほら、それとこれとは別だから。一同(笑)。堀だって好きだって言ってくれる女性を全部受け入れていたら大変じゃない。立木でも、例えばウォッカが女だとしたら……。一同(爆笑)。堀ウォッカが女だったら気持ち悪いよ!立木あ、気持ち悪いですか……そっか……。でもウォッカの中ではバディなんです。堀さっきも言った通り、ジンはウォッカのことを心から信頼はしているんだよ。任せられるとも思っているし、記憶力もいいしね。ただ、信用はしていない。立木はい、それはとても感じています(笑)。個人的には、ベルモットとバーボンの関係性が深すぎてつかみきれない感じがミステリアスで魅力的だなって思っています。古谷ふたりとも明らかにされていないことが多いからね。――今回、ラムが登場したのはまた新しい展開だったと思いますが、それによって更に謎が深まりあの方が遠くなった気がします。そんなラムとやり取りをしているのが……。古谷バーボンですね!バーボンはラムと直接やり取りしていますから。ただ、声を変えられているのでまだ正体はわかっていないんです。――古谷さん、今回も安室でもあり降谷でもありバーボンでもあり、トリプルフェイスとして大活躍でした。古谷でも、僕が思っていたほどじゃなかったので少し残念でしたけどね。一同(笑)。新たに公開された『名探偵コナン 黒鉄の魚影』場面写真 (C)2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会――今作の見どころと、ファンの方たちへのメッセージをお願いします。立木今回の作品は、自分も黒ずくめの組織のメンバーとして、最終回ではないけれど集大成的な部分もあると思って演じました。この作品の舞台も、キャラクターたちが大活躍するべく与えられた舞台だと思っていますし、色々な魅力的なキャラクターが登場しますので、ぜひ堪能してほしいです。堀見どころが満載だよね。おそらく何回も観てくれるっていうのは、1回では観きれないってことだと思うし、観るに値する作品だと思います。最後までハラハラドキドキが続いているし、今までの25作をいい意味でリスペクトしながらも新しい作品になったと思うので、ぜひ楽しんでご覧ください。小山とにかくワンカットワンカット見逃さないでほしいし、一言一句聞き逃さないでほしいです。創意工夫されていて、最後までとても楽しめるようによくできている作品だと思います。多分1回だけではわからないところもあると思いますので、何回でも観てください。古谷台本を読んだときはアクションやスペクタクル部分がいつもの劇場版に比べたら少ないのかなと思っていたのですが、完成した作品を観たら全然違いました。結構早い段階から驚きの連続で、高揚感があって、クライマックスはすごいことになっていました。更に舞台が大海原!背景の美しさや波や太陽の描写もすごいです。これは大きなスクリーンで何度でも観たいと思いました。黒ずくめの組織がメインで出てくるだけあって、がっつりコナン君たちと対決するのも見どころです。1回では絶対に全ては把握できないと思うので、何回も劇場で楽しんでほしいです。そして歴代の数字をしのぐ作品になれるよう、皆さんのお力を貸していただきたいですね。バーボンの魅力もぜひ満喫してください。※インタビュー全編は映画公式サイトで公開中。<作品情報>劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』公開中劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』メインカット (C)2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会公式サイト: 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2023年05月02日劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(読み:くろがねのサブマリン)の公開を記念し、高山みなみと林原めぐみのスペシャルインタビューが公開された。劇場版第26作目となる本作の舞台は、東京・八丈島近海にある世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設“パシフィック・ブイ”。顔認証を駆使したシステムをめぐり、江戸川コナン&灰原哀をはじめ、警察・FBIと黒ずくめの組織の全面戦争が描かれる。そのスケールの大きさが反響を呼び、公開から10日が経過した4月23日(日) 時点で観客動員数は407万人、興行収入は58.6億円を記録している。スペシャルインタビューの第1弾となる今回は、公私ともに交流の深いふたりが、作品秘話から黒ずくめの組織の印象などを語る。なお第2弾では黒ずくめの組織メンバーの鼎談が公開される予定だ。――昨年『ハロウィンの花嫁』の後付け映像で、遂に灰原哀がメインとして劇場版に登場するのでは?と大きな話題となりました。沢山の反響が届いていたかと思いますが、どのように感じていらっしゃいましたか?林原なかったことにならないだろうかなと思っていました……(笑)。劇場版は『ハロウィンの花嫁』や『業火の向日葵』等を見てもわかるように、派手な演出も多いですよね。もちろん、物語の根底には人間関係や友情関係などいつもの『名探偵コナン』らしい細かい部分の掘り下げがあるとは思っていましたけど、今回、アクションシーンはもとより、哀ちゃん絡みの話になる、ということは、当然(黒ずくめの)組織が絡んでくる。となると、私自身、外側にエネルギーを使うというよりも内側にエネルギーを使うことになるのは間違いない……。率直な感想としては「あぁ、逃げたいな」って。高山「来ちゃったな」と思いましたね。組織絡みということで、「今回の協力者は誰になるんだろう」と考えました。対組織となるとコナンひとりでは太刀打ち出来ない。灰原を守ることや隠すことはできたとしても、そこが限界です。黒ずくめの組織は想像以上に大きいですし、なにより大人ですから。まず、彼らに対抗するための布陣を想像しました。組織のメンバーの役者さんたちは大好きだからご一緒したいとは思うんですけど、やっぱりジンの声を聴くとピリっとするんですよ。「ヤバい、どうしよう」って。そう思っていた1年間でした(笑)。林原いやな1年(笑)。高山本当にね(笑)。大きな事件を片付けたのに、うわぁってなりました。林原そうだよね、毎年毎年事件も大きくなって……。――おふたりから見てコナン君と灰原の関係性はどう思いますか?高山運命共同体です。このふたりの間には誰も入れない。それは博士であろうと蘭であろうと、誰も入ってくることが出来ない関係性であることは間違いないです。林原その理由を含めて悲しいけどね。高山うん、決して他の人にはわからない。林原じゃあ誰かに薬を飲ませて小さくして、3人にする?高山おいおい……それよか早く解毒薬を作ってよ(笑)! でも、もし解毒薬を開発できたとして、彼女は元に戻りたいのかなって考えちゃうんです。私からしたら、哀ちゃんにとっては今のままの方が幸せなんじゃないのかなって思ったりもする。まぁ、まだ(物語の中では)1年経ってないし、これから大きくなれるのか、成長できるのかもわからないんだけど……。新たに公開された『名探偵コナン 黒鉄の魚影』場面写真 (C)2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会林原じゃあまずは2年生になれるかから始めてみる?高山2年生になれたら考えよっか(笑)。まだこれからどうなるのかが分からないから先のことは考えられないんだけど、もしこのまま灰原哀という女の子として、成長して幸せに暮らせるのであれば、わざわざ宮野志保に戻って危ない目にあうことはないのかなと思ったりもしますね。林原組織そのものがなくなればいいんだけどね。江戸川コナン君も工藤新一君に戻ったらヤバいことがいっぱいあるじゃない?高山そうなのよ。そういうことも考えちゃうからさ、ただ単に戻るというのもどうなのかなって思っちゃう。林原薬さえあればいいってわけじゃないよね。もっと奥の奥にしっかり解決しないといけないことがあるからね。あと、今回は、組織ってどこまで広がっているんだろうって思った。高山まさか潜水艦まで持っているとは思わなかったよ!林原でもFBIやら潜入捜査している人が沢山いるってことは、色々な戦いとかも裏で操作したりしているかもしれないし、どこかの国から借りている潜水艦なのかもしれないし。謎が多いよね。高山潜水艦の乗組員の人たちも心配だよね。あなたたちはこの組織の事をわかってここにいるの?って聞いてみたい。――全員ちゃんと逃げられたのかも心配です……。高山潜水艦を動かすためにけっこうな人数がいるはずですから、そこは心配ですね。でも多分、ウォッカが逃がしてくれていると思う(笑)。ウォッカって、なんかそういうところちゃんとやってくれそう(笑)。――それでは最後に今作の見どころと、メッセージをお願いします。林原今作は、コナン君の活躍や誘拐されてしまう哀ちゃんという柱もありますが、やっぱり推理劇としての面白さがあると思います。あちこちに伏線が張られているので、既に観てくださった方も、最初からちりばめられている小さな小さなギミックを拾い集めてもう一度見るというのも一興だと思うので、ぜひ何度でも八丈島へお越しください。高山いつも応援ありがとうございます。今作も何度観ても楽しめる作品になりました。あなたはコナンや灰原が見ていないところまで、全てを目にする目撃者。それぞれの立場でご覧になると、ストーリーの観え方が違ってくると思います。そこここにちりばめられている伏線を回収しつつ、オマージュと思われるシーンを懐かしんでいただくこともできます。そしてまたTVシリーズで復習して、劇場へ行って……と、海のように深く楽しめます。あ、そうだ!緊張感は続きますが、くれぐれも息を止めないように気をつけて!ぜひ何度でも八丈島へお越しください(笑)。※インタビュー全編は映画公式サイトで公開中。<作品情報>劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』公開中劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』メインカット (C)2023 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会公式サイト: 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2023年04月25日ロンドンで誕生し、多くの観客を魅了し続けている名作ミュージカルを映画化した『トゥモロー・モーニング』より、主演のサマンサ・バークスのスペシャルインタビュー映像が解禁。併せて、映画撮影中の特別写真も公開された。本作は、離婚前夜のカップルが結婚前夜の記憶を辿り、メロディアスな音楽とパワフルな歌声で愛と人生を綴る物語を描く。『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役、『アナと雪の女王』のエルサ役など、有名ミュージカルのヒロインを多数演じたサマンサ・バークスと、ミュージカル『オペラ座の怪人』で史上最年少の28歳で主役のファントム役に抜擢されたラミン・カリムルーのふたりのミュージカルスターが映画初共演を果たしている。解禁されたインタビュー動画でサマンサ・バークスは、今作の役作りの準備について「特別な準備はしていない。どんな役でもそこに真実が感じられる点を、見出そうとする。たとえ設定が現実でも魔法の使える世界でも、役作りの方法は同じ。その役に共感するのが第一歩。だから(『アナと雪の女王』の)エルサを演じる時も、現実にいそう、と感じてもらえるよう考える。魔法は使えないけれど、キャットについても同じ。役を理解し、共感できる点とできない点を見極め、リアルな存在にどこまで引き寄せられるか、いつも試みてる」と話す。また、本作の音楽の魅力について「この映画の音楽はバラエティに富んでる。若い頃から始まり、成功や仕事の浮き沈みまで幅広く描かれてる。失恋のバラードもあれば、アップビートの曲もある。人生の旅のような印象を受けるはず」と自信たっぷりに語った。そして、この映画にはパートナーと良い関係を築くヒントがあるのか聞かれると「ふたりのキャラクターを見るとどのように結婚生活が破綻したのか分かる。コミュニケーションを取ることが大切なの。時に“言葉にしない”という判断が人間関係をむしばむことがある。あのふたりのことは悲しく思う。うまく関係性を築けば経験せずに済んだかもね。でもそれは口で言うほど簡単じゃない」と語った。プライべートでは、本作で元恋人役を演じるアレックス・マイケル・ストールと今年6月に結婚したばかりのサマンサ。パートナーが元恋人役で出演していることに関して「夫が、元カレ役を演じたわ。彼とは以前にも共演しているけど元カレ役という設定が面白くて楽しかった。役者同士が夫婦でオーディションがあると準備を手伝ったりする。撮影が一緒にできるなんて本当にステキ」と幸せいっぱいの表情。併せて公開された映画撮影中の特別写真にはそんなアレックスとの2ショット写真も収められている。『トゥモロー・モーニング』サマンサ・バークスのスペシャルインタビュー映像『トゥモロー・モーニング』2022年12月16日(金)公開©Tomorrow Morning UK Ltd. and Visualize Films Ltd. Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. for Japan
2022年12月15日東京ディズニーリゾートでは、スペシャルイベント「ミニー・ベスティーズ・バッシュ!」を開催するが、そのスペシャルメニューの数々が早くも12月26日(月)から登場。その一部を紹介する。両パークで販売予定の「スパークリンクドリンク(ストロベリー&エルダーフラワーシロップ)」(600円/杯)と、「ホットストロベリードリンク(チーズホイップトッピング)」(600円/杯)は、写真に撮っても楽しめるメニュー。「スパークリンクドリンク(ストロベリー&エルダーフラワーシロップ)」(600円/杯)ストロベリーとエルダーフラワーのシロップをベースに炭酸ドリンクを合わせたピンク色のスパークリングドリンクは、いちごの果肉がたっぷりで、チーズホイップがトッピングされたホットストロベリードリンクは、寒い冬のパークにおすすめ。「ホットストロベリードリンク(チーズホイップトッピング)」(600円/杯)この2種類のドリンクにはオリジナルスリーブがついており、顔をミニーマウスに近づけて写真を撮ってみると、ミニーマウスが大好きなみなさんが愛を伝えあう1枚に。見た目もかわいくて冬にぴったりな2種類のドリンクだ。東京ディズニーランド「スウィートハート・カフェ」スペシャルセット 1,170 円スーベニアランチケース付き 2,370 円手軽に楽しめるメニューとしては、東京ディズニーランド「スウィートハート・カフェ」にてサンドウィッチがメインのスペシャルセットを販売。セットのグレープゼリーと一緒に楽しめる。2023年1月17日(火)からは、ミニーマウスとディズニーの仲間たちがパーティーを満喫している様子がプリントされたスーベニアランチケースもセットで販売する。スーベニアランチケース優雅に楽しめるメニューとしては、東京ディズニーシーの「リストランテ・ディ・カナレット」にて、赤や白、ピンクといった色でミニーマウスを表現した鮮やかなスペシャルセットが新登場。前菜はトルティーヤで作ったリボンにピンクのソースが添えられ、ミニーマウスをイメージしたかわいらしい一皿となっている。東京ディズニーシー「リストランテ・ディ・カナレット」スペシャルセット 5,500 円アワビとアカニシ貝のコリコリした食感を楽しむことができるパスタや牛肉のタリアータ、最後はフィルムを外すとふわふわの泡が広がり、フレッシュな果肉と一緒に楽しめるデザートも。ミニーマウスへの大好きな気持ちを表現するスペシャルイベント「ミニー・ベスティーズ・バッシュ!」は、2023年1月18日(水)~3月31日(金)開催。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2022年12月14日12月16日(金) 公開のドキュメンタリー映画『戦場記者』より、本作を紐解くスペシャルインタビュー映像が解禁された。本作は、世界の紛争地を飛び回ってきた日本人記者の視点から“戦場の今”を映し出すドキュメンタリー映画。ガザ、ウクライナ、アフガニスタンなど世界の戦地における国際ニュースだけでは知りえない戦争の残酷さを現実として突きつける作品となっている。この度、解禁となった映像では、中東を中心に世界中を飛び回る記者・須賀川拓の紛争地取材に掛ける想いを語るインタビューに加え、須賀川と同じ職場で共に働き、見守ってきたTBSロンドン支局長(当時)・秌場聖治や、共に取材地へ同行しているカメラマンの渡辺琢也から見たテレビ記者としての須賀川を語るシーンも収められている。その中で須賀川は、「“戦場”と“日常”は紙一重」と様々な紛争地を取材した彼だからこその見方を率直に語る。さらに「空爆された現場はもうこの世の地獄。でもその反対側の道には、これまで通りの日常がある。従来のテレビは、その瓦礫(の映像)から入るんです。瓦礫しか見せない。でもそうじゃないんです。瓦礫の隣を見ると、ケバブ屋がケバブを焼いている。そして『いらっしゃい。いらっしゃい』と言っている。そういった映像を見せることを今まであまりしてこなかった、してこられなかったんです。1分2分3分ではできない。今は映画やインターネットを含めて表現の幅が広がったので、それをちゃんと見せることができる。いろんな考え方があると思うんですけど、あの空爆の現場だけ見せたら、かわいそうだけで終わっちゃうんですよ。『大変そうだな』、『かわいそうだな、遠く離れたところで』って。でも戦争って、それだけじゃないんですよね。表現の幅が狭かったからできなかったことが、今これだけ拡がったからできるようになった。」と、ウェブ動画や本作のような映画といった試みによって、これまで時間の制限ゆえに戦争の現実をごく一部しか報じられなかったテレビ報道の枠を超えていけるようになったと話す。そんな須賀川に対して、秌場聖治は「須賀川はすごいですよ。ずっと喋っていることができる人はあんまりいないんですよ。それはそこまでに勉強してきて、普段から蓄積してきた知識みたいなものがあって初めて喋れる。その引き出しをガッと開けて、そこから掴んで喋るっていうことができる人っていうのはそんなに多くはない。テレビ記者として大事なスキルだと思います」と須賀川の強みを語る。さらに取材で何度も須賀川に同行しているカメラマンの渡辺琢也は「須賀川さんとか、色々な日本の記者が現場に行ってレポートすることが大切なんだと思います。現場に日本人がいることに意味がある」と、須賀川だけではなく、日本人特派員が現場に入りレポートすることの重要性を強調している。また、本作の公開に合わせて緊急帰国することになった須賀川監督と、ゲストによる生配信スペシャル特番が12月17日(土)に配信されることが決定。ジャーナリストの峯村健司氏と政治評論家のナザレンコ・アンドリー氏をゲストに迎え、『戦場記者』にまつわる話から、ウクライナ戦争をはじめとする世界情勢、進化するジャーナリズムなど多岐にわたる内容で深堀りする。『戦場記者』スペシャルインタビュー映像『戦場記者』12月16日(金) 公開【映画『戦場記者』スペシャル特番開催概要】配信日時:12月17日(土)21:00~22:30予定(生配信)配信サイト: 「共感シアター」()※オンラインで出演者が集合トークしている模様をお届けします。ゲスト:須賀川拓監督/峯村健司(ジャーナリスト・青山学院大学客員教授)/ナザレンコ・アンドリー(政治評論家)聞き手:奥浜レイラ
2022年12月13日『ジョン・ウィック』のスタッフによるアクション大作『ザ・コントラクター』より、主演するクリス・パインのスペシャルインタビュー動画(Part.2)が到着した。本作をプロデュースしたのは、キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』シリーズの仕掛け人として賞賛を浴びたエリカ・リー、ベイジル・イヴァニク。両名の下、TVシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」「ウエスト ワールド」でキャリアを積み、『The Nile Hilton Incident』(原題)でサンダンス映画祭ほか各国の映画祭で賞賛を浴びた新鋭タリク・サレーを監督に迎え、豪華キャストが織り成す陰謀と復讐の物語を壮大なスケールで映画化した。この度解禁となったインタビュー動画では、本作のロケ地や、どの様な環境で映画が製作されたのかについて、主演のクリス・パインが紐解いてくれている。「素晴らしい仲間たちと、アトランタやベルリンなどで撮影をして、歴史ある施設で編集しました。様々な言語や文化が行き交う環境で、映画を作る事は、まるでたくさんの小さな部族を作り上げて、団結させるようなものです」とジェスチャーを交えながら、興奮気味に語る。さらに「素晴らしい作品を作り上げる経験をするのは、本当に楽しいです」と笑顔でコメントを寄せており、最高の作品が仕上がったと断言。本作の見どころについての質問には、「素晴らしいドラマと、アクションスリラーを兼ね備えた作品です」と、深く考えた上で回答。続けて、「家族の関係や兵士の人生。そんな彼らが抱えるトラウマ、そしてどのように生き、どのようにして過去から立ち直るかを深く描きながらも、アクションではとてもハラハラします」と語り、“重厚なストーリー展開”もありつつ、“リベンジ・アクション大作”という本作の醍醐味について解説、その出来栄えに太鼓判を押す。最後には「深く、現実的でユニークな部分に、私は惹かれましたし、とても楽しめました。もしかしたらこの映画のことを、オールドファッションのようだと書かれるかもしれませんが、実際には美味しいステーキと、上質なワインのような映画だと私は思います」と、茶目っ気に溢れた言い回しで本作をアピールしている。『ザ・コントラクター』は10月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・コントラクター 2022年10月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開MOTION PICTURE ARTWORK © 2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2022年09月10日『ジョン・ウィック』のスタッフが仕掛けるリベンジ・アクション大作『ザ・コントラクター』より、主演のクリス・パインのスペシャルインタビュー動画(Part.1)が到着した。クリス・パイン演じる元最強特殊部隊の請負人(コントラクター)が、世界を揺るがす陰謀に隠された真実を暴く姿を描く本作。主演を務めるクリス・パインは、『スター・トレック』シリーズや『ワンダーウーマン』シリーズなど、大作、SF、アクションへの出演が続き、ハリウッドスターとしての地位を確立している。本作では、米国特殊部隊グリーンベレー出身の軍事アドバイザーによる徹底的な訓練にも耐え、鍛え抜かれた肉体を駆使したリアルなアクションを披露し、元特殊部隊員役を見事に演じた。この度到着した動画でクリス・パインは、役作りや、本作の魅力について明かしている。本作の主人公・ジェームスは、元最強特殊部隊員という経歴を持っており、難役への役づくりについて「多くのアクションシーンがあったので、身体づくりのため、たくさんトレーニングしました」と明かす。続けて、「射撃場で、銃の扱い方や、複数人と戦う訓練、泳ぎの練習、元陸軍特殊部隊員のアドバイザーと役への理解を深めていった」と語り、本作では、見応えのあるアクションシーンが続くというアピールも。また作品の魅力についての質問が及ぶと、開口一番「非常に魅力のあるジャンルだと思う」と断言。「人が生きるか死ぬかの状態にいるの、皆さん好きですから。昔から人気のジャンルで、大きな逆境や圧力と立ち向かい生き残ることは、人生において最も大事なことです」と語り、魅力溢れる作品だということを、丁寧に紐解いてくれた。最後に「皆さん観たくなるんです」とも語り、本作の鑑賞を力強く勧めている。ベン・フォスター、エディ・マーサン、キーファー・サザーランドといった、映画スターたちとの演技バトルからアクションシーンまで、ハリウッド映画の醍醐味が詰まった本作に注目したい。『ザ・コントラクター』は10月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・コントラクター 2022年10月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開MOTION PICTURE ARTWORK © 2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2022年09月06日ヴィヴィアン タムが春の新作コレクションのスペシャルコンテンツを公開。今期のテーマは「SPRING HAS COME」。特設サイトでは、モデルの熊井友理奈が纏う、6スタイルの最新コレクションのほか、スペシャルムービー、インタビューを掲載しています。(特設サイト:)■STYLE 1星のレースにパンダモチーフが浮かぶセットアップは、纏うたびにワクワクするファンタジックな楽しさ!!チャイナ型のトップスをスカートにインしてドレス風にコーディネート。単品でも主役級のかわいさなので使い勝手が良く、華やかな場面もデイリーでもマルチに活躍。STAR PANDA 3D LACE TOP(12176414) col.02 5万3,900円STAR PANDA 3D LACE SKIRT(12176423) col.02 6万4,900円■STYLE 22種類のストライプに幾何学柄で変化をつけたインパクトのある生地がとびきりクール。ケープスリーブやフィット&フレアが作る優雅なフォルムをスタイリッシュに彩ります。胸元にあしらった藤の花の刺繍が大人の可憐さを薫らせ、出会った人の心に残るドラマティックな装いへと導きます。STRIPE CUT JACQUARD DRESS(12175440) col.02 5万9,400円■STYLE 3星やパンダ、吹き出しなど、ポップな楽しさを詰め込んだプリントのワイドパンツは、美シルエットなのにウエストゴムで楽ちん。軽くてシワになりにくく、ケアも簡単なネット素材で手放せなくなる優秀さです。短め丈の旬色カーディガンを合わせて、トレンドが薫る着こなしに。WHITE LINE CASUAL CARDBOARD KNIT SHORT CARDIGAN(12175372) col.90 1万5,180円STAR PANDA PRINT NETTING PANTS(12176431) col.01 3万9,600円*タンクトップは撮影サンプル■Profile熊井 友理奈/Yurina Kumai2004年「Berryz 工房(ハロー!プロジェクト)」としてデビュー。NHK紅白歌合戦出場、アジアソングフェスティバル新人賞を受賞するなど国内外問わず人気を博す。Berryz工房活動停止後、宇治茶♡大使、宇治市観光大使、宇治市COOL CHOICE 推進大使、tvk「カナフルTV」にレギュラー出演するなどタレント活動の他、TAE ASHIDA、GIORGIO ARMANI、YUMI KATSURA GRAND COLLECTIONのショーモデルや、アパレルファッションのイメージモデルに起用されるなど、モデルとしても活動中。【お問い合わせ】マツオインターナショナル カスタマーサービスTel:0120-29-1951特設サイト:公式HP:オンラインストア:
2022年04月01日9月23日(木・祝)本日ついに公開を迎えたジョニー・デップ製作&主演映画『MINAMATA―ミナマター』。この度、ジョニーのスペシャルインタビュー映像が到着した。熊本県水俣市のチッソ水俣工場の廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く「水俣病」の存在を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスの写真集を基に描く本作。今回到着した映像では、今作で製作も兼ねたジョニーが、映画製作ついて「私にとって映画は素晴らしい教育を受けられる学校のようなもの」とふり返り、役作りについては「何より素晴らしい点は、そのプロセス。演じる人物を発見し、知っていく。どうにかしてその人物と出会い、なんとか作り上げていく。一人で行う作業なので、この期間は完全に孤立している」とコメント。一方で製作陣との共同作業については「映画は大勢が協力して作り上げるもの。カメラの前にいる人をスターと呼んだりもするが、そんなことはない。スタッフの腕がなければできない。全員の献身がなければ、作品は完成しない」と全員が必要なんだと話した。また、これまで来日経験もあるジョニー。多くのインタビューで「日本に行きたい」と切望していたジョニーだが、昨今の状況から来日を断念。インタビューでは、次に来日した際「まず最初に水俣に行き、感謝を伝えたい。監督のアンドリューとも話していたのですが、できる限り水俣に関心を集めたいと思っている。そして必要な支援が届くようにしたい」と思いを語っている。さらには「伝統的なスタイルの日本家屋で、のんびりと本を読んだり、書き物をして3か月くらい暮らしたい。それをするには、やっぱりお坊さんにならないとそういう生活は無理なのかな。お坊さんになるかもしれない」と長年の願望も飛び出した。最後には、「本作が皆さんの心に届き、刺激を受け、考える機会になればと願います」という観客に向けてのメッセージも届いた。ジョニー・デップSPインタビュー『MINAMATA―ミナマター』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月23日ラッセル・クロウ主演最新作『アオラレ』が5月28日(金)より公開される。この度、ラッセル・クロウのスペシャルインタビュー映像が公開された。世界中でロックダウンが相次いだ後の公開にも関わらず、19の国と地域でNo1ヒットを記録した話題作がいよいよ日本に上陸する。全ドライバーの83.1%が経験しているといわれる“あおり運転” (日本アンガーマネジメント調べ)。そんな誰しもが経験する可能性のある「あおり運転」の恐ろしさを描く本作。メガホンを取ったのは『レッド・バレッツ』や『幸せでおカネが買えるワケ』のデリック・ボルテだ。出演には、謎の“男”を演じるラッセル・クロウをはじめ、“男”の暴力的なあおり運転のターゲットになってしまう母親レイチェル役に『移動都市 / モータル・エンジン』のカレン・ピストリアス。息子カイル役に『チャイルド・プレイ』のガブリエル・ベイトマンなどが参加している。これまで『インサイダー』や『グラディエーター』、『ビューティーフル・マインド』、『レ・ミゼラブル』など、挙げればキリがないほど数多くの名作に出演し、その度に映画史に名を残してきた名優・ラッセルクロウ。3年後に還暦を迎える彼が、キャリア史上一番の難役に挑んだのが本作『アオラレ』だ。解禁された映像は、いきなり脚本を初めて読んだ際に「この映画には絶対には出ない」と思ったという衝撃の告白から始まる。そこから本作の根底にあるテーマの普遍性や、演じた“男”の設定や心理状態について、説得力を感じさせる言葉で答えるスペシャルな内容。さらに“男”を演じたことに関して「今まで経験したことがない挑戦だった。すべてを失った男だ」と語り、さらに「ユーモアも使えないし、自分の人間らしさも使えない。こういう人物を演じるには、そういう自分の側面をすべて排除しなければならなかったんだ」と、50年近い彼のキャリアの中でも初めての経験をして挑んだ役だったと明かしている。ぜひ劇場でラッセル・クロウの新たな代表作を目の当たりにしてほしい。『アオラレ』5月28日(金)より公開
2021年05月27日あおり運転の恐ろしさを描くラッセル・クロウ主演映画『アオラレ』。この度、本作でキャリア史上一番の難役に挑んだラッセルのスペシャルインタビュー映像が公開された。『インサイダー』、『グラディエーター』、『ビューティフル・マインド』、『レ・ミゼラブル』など、これまで数多くの名作に出演し、その度に映画史に名を残してきた名優ラッセル。本作では、謎の“男”を演じている。到着した映像では、脚本を初めて読んだ際に「この映画には絶対に出ないぞ」と思ったという衝撃の告白から始まる。しかし、「演じられる気がしないほど大変な役を求める」というラッセルは、これまでをふり返り、見方を変えたことで今回の出演に至ったという。また演じた男について「今まで体験したことがない挑戦」「ユーモアも使えないし、自分の人間らしさも使えない。こういう人物を演じるには、そういう自分の側面をすべて排除しなければならなかったんだ」と明かす。ほかにも映像では、本作の根底にあるテーマの普遍性や、演じた男の設定、心理状態について語っており、「この映画で起きることはすべて理不尽だ」「論理的なことなど何一つもない」と本作についても話している。『アオラレ』は5月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アオラレ 2020年5月28日より全国にて公開©2021 SOLSTICE STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年05月27日