「つわり」について知りたいことや今話題の「つわり」についての記事をチェック! (1/9)
2018年に長男を出産したねぼすけさんは、市の子育て支援事業でひとりのママ・アイさんと出会います。2人は次第に仲良くなっていきました。しばらくして、アイさんは第2子を妊娠するのですが、「つわりがつらい」という理由から、毎週日曜日はアイさんの息子の面倒をねぼすけさんが見ることに……。ところが、この習慣がなんと半年間も続くことになってしまったのでした。そんなある日の日曜日、いつも通りアイさんの息子を預かっていました。夕方になるとアイさんが迎えに来たのですが、"つわりがひどくて作れない"というから理由から夕飯を催促されてしまいます。 驚いたものの、アイさんの提案を受け入れたねぼすけさんでしたが、夕飯を作って出すと、突然スマホをがさして「全然映えない~(笑)」と言ってきたのです。 この言動にモヤモヤが止まらなかったねぼすけさん。この一件からは、用事がある日やゆっくりしたい日は断るようになっていきました。後日、もうひとりのママ友・トモ子さんと話す機会があったのですが、そのときにアイさんがSNSを毎週日曜日に更新していたという事実を聞かされて……!? 次々と、ママ友の衝撃的な事実が明らかになっていき…!? 「ほら、コレ……」 そう言って見せられたのは、アイさんのSNSのアカウントでした。 思わず過去の投稿をチェックすると、かなり前から元気そうな投稿をたくさんしていたアイさん。 その事実にねぼすけさんは、思わずがく然としてしまいました。 「本当すごいよね。映えに生きてるというか……。こんなに遊んでるのに、私たち1回も載ったことないの気付いてた?」 「アイちゃんが乗せるのは、1000フォロワー以上の映えるトモダチだけ……」 このことを聞いてから、ねぼすけさんはアイさんとは、距離を置くようにしたのでした。 ◇◇◇ 今までのアイさんの言動に違和感を覚えながらも、"つわりがつらいなら仕方がない"と、善意でアイさんの要望に応え続けていたねぼすけさん。さすがにこの衝撃的な事実を知ったことで、彼女と距離を置く決断ができたようです。が、これでもう振り回される心配はなくなったのでよかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけInstagram:@nebosuke_azarashiiiブログ:ねぼすけの寝所
2024年06月30日2018年に長男を出産したねぼすけさん。ある日、市の子育て支援事業に遊びに行くと、ひとりのママ・アイさんと出会います。次第に仲良くなっていき、2人でお茶をする仲に。しかし、2人でカフェに行ったとき、彼女のわがままな一面を見てしまい、思わず驚いてしまいます。それからしばらくして、アイさんは第2子を妊娠するのですが、「つわりがつらい」という理由から、毎週日曜日はアイさんの息子の面倒をねぼすけさんが見ることに……。ところが、この習慣がなんと半年間も続くことになってしまったのでした。そんなある日の日曜日、いつも通りアイさんの息子を1日預かっていたねぼすけさん。夕方になると、アイさんがねぼすけさんの家まで迎えに来たのですが、いきなり「つわりでごはんを作れないから、こんな時間だし、夕飯を一緒にいただいていい?」と言ってきたのです。 内心「えっ!?」と思ったものの、アイさんの要望に応えることに……。慌てて冷蔵庫にある物で料理を作って出したのですが、アイさんは突然スマホを夕飯にかざすと「全然映えない~(笑)」と言ってきたのです。 さすがにこの言動には、ねぼすけさんもモヤモヤが止まらなくて……!? せっかく用意した夕飯に対して、ママ友がひどすぎる発言を…! 「あっ、イヤイヤ、うそうそ!つわりだからさっぱりポン酢うれしい~。おいしいね~!アキラ」 急に前言撤回すると、アイさんはニコニコしながら食べ始め、食事が終わると帰って行きました。 (なんか、ちょっとおかしくないか!?) 2人が帰ったあとも、モヤモヤが止まらなかったねぼすけさん。 この一件以降、予定のある日やゆっくりしたい日は、アイさんの息子を預かるのは断るように……。 そんなある日、もうひとりのママ友・トモ子さんと話す機会がありました。 「アイちゃんからすごくない?預かってくれって……」 「うん。でもさ、協力したくて……」 「つわりでしんどいとか言って、ちゃっかりピンスタは更新してるのはどうかと思うよな~」 「え、何のこと!?」 突然衝撃の事実を聞かされたねぼすけさんは、思わず詳細を尋ねました。 すると、以前アイさんから教えてもらったピンスタとは別にもう1つアカウントがあることが判明! さらに、そのピンスタの投稿を見せてもらうと、すべての投稿が週末や日曜日に投稿されていたのでした。 ◇◇◇ 毎週日曜日にねぼすけさんがアキラくんの面倒を見ているときに、アイさんがSNSの更新をしていたという事実が判明してしまいました。これにはねぼすけさんも相当ショックを受けたのではないでしょうか……。もしかしたら、何か理由があった可能性もあるかもしれないですが、もうあまりアイさんとは関りを持たないほうがいいのかもしれませんね。 次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけ
2024年06月29日2018年に長男を出産したねぼすけさん。ある日、市の子育て支援事業に遊びに行くと、ひとりのママ・アイさんと出会います。次第に仲良くなっていき、2人でお茶をする仲に。しかし、2人でカフェに行ったとき、彼女のわがままな一面を見てしまい、思わず驚いてしまいます。それからしばらくして、アイさんは第2子を妊娠するのですが、「つわりがつらい」という理由から、毎週日曜日はアイさんの息子の面倒をねぼすけさんが見ることに……。ところが、この習慣がなんと半年間も続くことになってしまったのでした。そんなある日の日曜日、いつも通りアイさんの息子を1日預かっていたねぼすけさん。夕方になると、アイさんがねぼすけさんの家まで迎えに来たのですが、突然「つわりでごはんを作れないから、こんな時間だし、夕飯を一緒にいただいていい?」と言ってきたのです。 内心「えっ!?」と思ったものの、アイさんの要望に応えることにしたのですが……!? 突然、ママ友が家で夕飯を一緒に食べることになって… (何も仕込んでないし、テキトーごはんのつもりだったんだけど……) 突然の展開にてんやわんやしながらも、慌てて食事の準備に取り掛かりました。 (なんかつらい……!!) そう思いながらも、態度に一切出さずに、作ったご飯を並べるねぼすけさん。 「はい、お待たせー!」 食事が出ると、寝ていたソファからサッと起き上がったアイさん。 「ありがとー!和食ね~」 そう言った直後に取り出したのは、なんとスマートフォン! 「全然映えない~(笑)」 アイさんは夕飯を見ながら、そう言って笑ったのでした。 ◇◇◇ アイさんが突然「つわりがつらくて、夕飯を作れないからご一緒したい」というので、家の冷蔵庫にある物で、ねぼすけさんが一生懸命作ってくれた夕飯にもかかわらず、これはさすがにひど過ぎるように思いました。明らかに人を不快にさせる発言をしていますが、無意識なのでしょうか……。アイさんとは少し距離を取るようにしたほうがいいかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけInstagram:@nebosuke_azarashiiiブログ:ねぼすけの寝所
2024年06月28日2018年に長男を出産したねぼすけさん。ある日、市の子育て支援事業に遊びに行くと、ひとりのママ・アイさんと出会います。次第に仲良くなっていき、2人でお茶をする仲に。しかし、2人でカフェに行ったとき、彼女のわがままな一面を見てしまい、思わず驚いてしまいます。それからしばらくして、アイさんは第2子を妊娠するのですが、「つわりがつらい」という理由から、毎週日曜日はアイさんの息子の面倒をねぼすけさんが見ることに……。ところが、この習慣が半年間も続くことになるなんて、このときは知る由もなく……!? 「え、今週も!?」夫の反応に、ママは…? 「え、今週も!?」 「うん……ごめんけど、私もつわり長いことひどかったじゃん?しんどいんだよ……」 ねぼすけさんがフォローを入れると、夫は渋々納得しました。 そして、日曜日の夕方になると、ねぼすけさんの家のチャイムが鳴りました。 モニターにアイさんが映っていたので、アキラくんに声を掛けたねぼすけさん。 「ごめんー、ありがと……」 「今日もふたり言い子して遊んでたよー」 「あのさ……」 アイさんはそう言いかけると、「つわりで作れないから、夕飯を一緒にいただきたい」と言ってきたのです。 (え、まじか……) 内心そう思ったものの、ねぼすけさんはにこやかな表情で、「うん!上がって~」と快い返事をしたのでした。 ◇◇◇ 自分の子どもの面倒を1日見てもらった上で、さらに夕飯まで「一緒にいただきたい」と言い出すとは……驚きです。ねぼすけさんは嫌な顔見せず、アイさんの提案にOKしていましたが、さすがにこれは甘えすぎですよね。アイさんの身勝手さがどんどんエスカレートしている印象を受けるので、そろそろきちんと断ったほうがいいように思いました。 次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけ
2024年06月27日妊娠判明後、初めて友人に会ったときのことです。つわりがあったため、妊娠を隠しておくことができず、子どもを授かったことを伝えると…ショック。友人に妊娠していることを伝えたら…わが子を妊娠して、初めて友人に会った日のことです。 そのとき少しつわりがあったので、妊娠していることを隠すことができず、「実は……」と友人に妊娠したことを報告しました。すると、友人の第一声は 「望んだ子なの??」 でした。私はショックすぎて、言葉が出てきませんでした。 以来、その友人とは会うことをやめました。妊娠中は、いろんなことが不安になり、些細な一言でもすごく気になり、傷つくことが身をもってわかりました。 出産するまで何があるかわからないトツキトウカ。私も妊婦さんとの関わり方、気遣いは忘れないようにしたいです。 著者:しまの子/30代女性・主婦。0歳新米ママ。最近、腱鞘炎とぎっくり腰になり、ボロボロです。 イラスト:加藤みちか ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年06月26日2018年に長男を出産したねぼすけさん。ある日、市の子育て支援事業に遊びに行くと、ひとりのママ・アイさんと出会います。次第に仲良くなっていきお茶をする仲になったのですが、アイさんと2人でカフェに行ったとき、ねぼすけさんが驚いてしまう出来事が…‥!なんと、アイさんがSNS映えする写真が撮れないからという理由で、別の人が座っている席を店員さんに変えて欲しいと言い出したのです。思わず止めに入ったねぼすけさん。アイさんは不満そうにしながらも、ピンスタの話題に話がそれると、2人はそれぞれ自分のアカウントを教え合うことに。 そこで、アイさんに今日2人でカフェに行ったことを投稿していいかを尋ねたねぼすけさん。しかし、彼女からは「恥ずかしいから遠慮しておく」という返事が返ってきたのでした。 そして、それからしばらく経ったある日のこと、アイさんが第2子を妊娠したという報告を受けるのですが……? ママ友が第2子を妊娠後、思わぬ事態が待ち構えていて… 妊娠報告を受けたねぼすけさん。 アイさんからは、つわりがひどいと聞いていました。 ねぼすけさんも妊娠中はつわりがひどかったことから、できる限り協力してあげたいと思い、アイさんと密に連絡を取り、サポートをすることに。 「ごめ……う……ほんと。アキラお願い……」 「大丈夫だよー!しんどいよね。ちっちと一緒に遊ばせとくね~」 それから毎週日曜日は、アキラくんを預かることに……。 ところが、この習慣はなんと半年以上も続くことになってしまったのでした。 ◇◇◇ 毎週日曜日にアイさんの息子を預かり、自分の子どもと一緒に面倒を見ていたねぼすけさん。つわりがひどいことや、近くに頼れる家族がいないというのは仕方ないとしても、アイさんはねぼすけさん甘えすぎている印象を受けたのですが、皆さんはどう思いましたか?アイさんのわがままぶりが、これ以上をヒートアップしないことを願います。 著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけInstagram:@nebosuke_azarashiiiブログ:ねぼすけの寝所
2024年06月26日初めて妊娠した10年前、当時は知らないことばかりで雑誌やインターネットの情報を見たり、友人に聞いたりして知識を増やしていました。しかし、里帰り出産で転院するまで知らなかったことで、ちょっと大変な思いをした妊娠時の経験談です。マイナートラブルがなかった妊娠初期私は妊娠中、つわりがありませんでした。病院から妊娠初期に体重について説明されたことはなく、もともと食べることが好きな私は「赤ちゃんも含めて2人分!」と言い訳をつけて、いつもよりたくさん食べたりすることも……。 やがて妊娠中期には体重が8kgほど増加していましたが、それでも産院で注意されることはありませんでした。雑誌やインターネットの記事には「出産に向けて、たくさん歩きましょう!」と書かれていたので、できる限り毎日30分以上散歩をしていたこともあり、私自身も体重について気にしていなかったのです。 そして妊娠8カ月になり、里帰り出産のために地元の産院へ転院。そこで先生に言われたことは、「体重が増え過ぎている」だったのです! 転院先の産院では、BMI23だった私の場合、出産時までの体重増加を10kg以内に留めることが理想だったようです。 ※2021年3月に「妊産婦のための食生活指針」が改定され、妊娠期における望ましい体重増加量については、新たに「妊婦の体重増加指導の目安」が公表されています。参考:こども家庭庁「妊娠中と産後の食事について」(外部サイト)※2024年6月20日 参考リンクを訂正何をしても増える体重……要注意妊婦に!?体重を指摘された私は毎日歩き続け、ときには1時間以上歩いたこともありました。食事の内容を気にしたり、量を減らしたりしたのですが、体重は右肩上がり! 臨月になるころには12kg増加していて、母子健康手帳には赤いペンで体重を書かれる“要注意妊婦”になってしまいました。 出産自体は、たくさん歩いていた成果もあったのか安産でしたが、産後に体重を減らすことがとても大変でした。歩いているから大丈夫! という勝手な思い込みから、食べ過ぎてしまった過去の自分に怒りたくなったほどです。 周りに出産経験がある友人が少なかったこともあり、妊娠中の体重管理が大事だとは知らなかった私。その結果、マイナートラブルの少ない妊娠中に調子に乗ってしまい、あとで苦しい思いをすることに……。今では、街でスラッとした妊婦さんを見かけるたびに、うらやましくも感じます。妊娠中は自分の勝手な思い込みで行動してはいけないと感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※2024年6月20日 参考リンクを訂正著者:高山ななみ2013年、2015年、2018年、2020年生まれの4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月21日私が2人目の子どもを妊娠していたときの話です。1人目のときもつわりはありましたが、初期のころだけだったので、1日も休むことなく、なんとかつわりを乗り切りながらも産休の前まで働き、無事に出産しました。その経験から、第2子のときもつわりはありましたが、長女のお世話もあったため、仕事も続け、なんとか日々頑張っていました。 実母の言葉にショック…!ある日、水を飲んでも吐き、ついに黄色い液まで吐くようになったので病院へ行ったところ、ケトン体(体内の脂肪が分解されてできたもの。通常は尿中に排出されることはないが、低栄養や脱水状態になると検出される)の数値が高く、妊娠悪阻で入院することに。 県外にいた母もその日のうちに飛行機で駆けつけてくれ、とても助かりました。1週間の加療後、長女のためにも退院しましたが、まだつわりはつらい日々。そんななか、昼寝していたら、実母に「ぐうたら病では?」と言われショックを受けました。 母はつわりがなかったらしいので、理解できないのかもしれませんが、とても悲しくなりました。そのときは聞き流しましたが、もし将来、娘たちが妊娠や出産することがあれば、理解して寄り添える母になりたいと強く決心しました。 ◇ ◇ ◇ つわりは妊娠5週〜6周目ごろから出現し、吐き気や、食欲不振、頭痛、眠気などの症状が出ます。症状の出現時期や程度、おさまる時期などは個人差があり、つわりが重症化した症状のことを妊娠悪阻(にんしんおそ)と言うそう。つわりは人によって症状も重さも違います。人のつらさをすべて理解ことは難しいかもしれませんが、つわりには個人差があることを念頭に置いて接してもらえると、相手への対応の仕方も変わるかもしれませんね。 <参考>【医師監修】妊娠悪阻(にんしんおそ)の原因と症状、治療法 著者:めぐめぐ子/女性・主婦。子ども6人を育てる母。趣味は読書。イラスト:マキノ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月18日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。さらに、妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されることに……。しかも、休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことになります。ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変でしたが、ママ友にも助けられ、すこしずつ慣れてきました。でも、病院でまだ目を覚まさないりささんの姿を見ていると、どうしようもない寂しさがこみ上げてきて……。お見舞いの帰り、夫は実家に立ち寄りますが、両親から見れば嫁。容赦なく掃除やおつかいを言いつけてきて、里帰り出産では一体どうなるのだろうと不安でいっぱいになりました。 さらに、仕事では産休が近づいていることを理由に、やんわり会議の参加を断られてしまい、思い切り仕事ができないもどかしさを感じていました。すこしの間だけでもいい…! 同僚が会議に行ってしまい、静まり返ったオフィス。夫は、りささんが考えていた企画書を眺めていました。そこには、子どもの健やかな成長を心から願うりささんの想いが詰まった商品のアイデアが書かれていました。つわりで大変ななか、どれだけ頑張っていたのか、今の夫はすぐに理解できました。 そして、やっぱりこの企画はりささんがやるべきだと感じた夫は、上司にプロジェクトへの復帰を直談判したのです……! 「発売時期に立ち会えなくても、すこしの間だけでもいい」と自分の思いをぶつけますが、上司からは「あなたが今、大事にしないといけないものを考えなさい」という言葉が返ってきました。 りささんは、自分が育児をするなかで直面した困難をヒントに、素敵な商品を作り出そうとしていたようですね。そんなりささんの想いや努力を夫が理解してくれたことは、大きな意味があるのではないでしょうか。プロジェクトへの復帰については上司からはいい返事はもらえない雰囲気ですが、上司も今は仕事よりも自分のことを一番に考えてほしいという思いもあってのことだと感じます。今回の話し合いの中で、両者が納得いく結論を出せたらいいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年06月16日A美さんは高校の同級生のB太郎と大学で再会し、交際をスタート。社会人になっても交際を続けていましたが、A美さんは避妊に非協力的なB太郎に不満を抱いていました。あるとき、A美さんとの行為中にB太郎は避妊を失敗してしまいます。後日A美さんの妊娠が判明。仕事と育児の両立ができるか不安が残るA美さんでしたが、 B太郎からのプロポーズを受け入れ、2人は入籍することに。そんなある日、B太郎はつわりに苦しむA美さんを自宅に残して、友人と食事に出かけます。B太郎が帰宅すると、そこには倒れ込んだA美さんが! 救急搬送されたA美さんはそのまま2カ月も入院することになります。A美さんは職場に迷惑をかけないように辞職し、その後無事に娘を出産しました。A美さんはつわりが本当につらかったため、もう妊娠したくないと決意。B太郎は娘の誕生を喜ぶも、頭の中はちがうことでいっぱいだったのです……。産後は家でゆっくりするつもりが… 娘を寝かしつけたA美さんを、誘ってきたB太郎。A美さんは産後1カ月までは行為自体ができないと伝えます。産後の女性の体がどんな状態なのか説明し、行為ができるようになったとしてもゴムはつけてほしいとお願いします。 「夫婦なのにゴムをつけるなんて、愛がない!」と反論するB太郎。しかし、避妊に非協力的なB太郎のほうが愛がないとA美さんに怒られ、B太郎は渋々納得するのでした。 退院して、家でやっと一息つこうと思っていたA美さんですが、B太郎の思わぬ言動に驚いたことでしょう。妊娠や出産についてほとんど知識のないB太郎……。たしかにどちらも女性が経験することですが、男性も親になるためには知っておく必要があるのではないでしょうか。B太郎にはA美さんのために、産後の母体について知識をつけてほしいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年06月16日A美さんは高校の同級生のB太郎と大学で再会し、交際をスタート。社会人になっても交際を続けていましたが、A美さんは避妊に非協力的なB太郎に不満を抱いていました。あるとき、A美さんとの行為中にB太郎は避妊を失敗してしまいます。後日A美さんの妊娠が判明。仕事と育児の両立ができるか不安が残るA美さんでしたが、 B太郎からのプロポーズを受け入れ、2人は入籍することに。そんなある日、B太郎はつわりに苦しむA美さんを自宅に残して、友人と食事に出かけます。妊娠について知識がないB太郎は、おなかの子が本当に自分の子なのか疑ったり、A美と行為ができないことに不満を漏らしたり……。友人・D雄からはA美さんを気遣うように言われますが、B太郎はあまり深く考えていませんでした。B太郎が帰宅すると、そこには床に倒れ込んだA美さんの姿が! 急いで病院へ向かいます。そこで、医師から告げられたのは……。治療のために入院と言われて… 妊娠悪阻のため、A美さんは入院するように告げられます。しかし、B太郎は「たかがつわりでしょ?」と本音をこぼしてしまいました。B太郎の発言に医師は激怒! 妊娠中の体調には個人差があり、母子の命を守るためにも入院が必要だと説明されます。医師の勢いに圧倒されて、B太郎も入院を了承するのでした。 結局A美さんは2カ月も入院することに。職場に迷惑をかけたくないという思いから、辞職します。その後、無事に出産したA美さん。そしてB太郎は一刻も早くA美さんと行為をしたくてウズウズしていたのでした。 無事に出産を終えたA美さん。まずは母子ともに健康で出産を終えられて、本当によかったですね。これから3人での生活がスタートするのですが、B太郎は違うことを考えているよう……。A美さんはB太郎がスッキリするためのモノではありません。B太郎にはまず出産を終えたA美さんをしっかり労ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2024年06月15日モモさんは、夫と4カ月の娘との3人家族。妊娠を機に退職し、現在は専業主婦として家事育児に奮闘しています。しかし夫は、家で家事育児をしているだけなのに「疲れた」と弱音をこぼすモモさんは甘えている! と不満を持っているようです。夫が会社でこぼした愚痴に共感してくれたのは、同僚のこじかなちゃん。甘い言葉にそそのかされ、夫は週末2人で遊びに行く約束をしてしまいます。金沢さんに叱責を受けたにも関わらず、夫の思いやりのない行動は続き……。夫って前からこんな感じだっけ…? 家事を手伝ってほしいというモモさんに対して、夫は「合理的ではない」と一言。さらには、夕飯のおかずに意見して、節約をするよう促してきます……。ひどいつわりが原因で仕事を辞め、専業主婦になったモモさん。夫のデリカシーのない言動に疲れつつも、前向きに家事育児に励もうとしていました。 その一方、夫はこじかなちゃんには1人2万円もする高級焼肉をおごる約束をしていたのです。約束の当日、焼肉を楽しんだ夫とこじかなちゃんは続いてカラオケへ。カラオケの個室でこじかなちゃんに密着され、夫はドキドキが止まりません。 「ひとり暮らしの私の家に来ませんか」と囁かれ、「お互い遊びなら」とこじかなちゃんの家に行くことになってしまうのでした。 妊娠中のつわりで仕事を辞めざるを得なかったモモさん。専業主婦であることや夫の態度にモヤモヤが募りますが、今の状況をできるだけポジティブに考えようとしています。 その裏で、ついに夫は職場の女性と食事に出かけてしまいます。「食事の代金は、自分の稼いだお金」「お互いに遊びなら許される」と言い訳を積み重ねて、夫はとうとう女性の誘いに乗ってしまいました……。 夫にはストレス発散をする前に、もっと家庭へ目を向けてほしいものですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月26日私が本格的なつわりで悩まされていたときの話です。吐き気に加えて、連日の頭痛でしたが、ただのつわりだと思い、自宅で安静にしていた私。しかし、年始のある日、事態が急変してしまったのです――。 ただのつわりだと思っていたのに…連日、吐き気や頭痛に苦しんでいたものの、つわりだと思い自宅で安静にしていたのが間違いでした。意識を失ってしまった私は、夫が家にいたこともあり、すぐに救急搬送され、そのまま、約20日間の入院生活を送ることとなったのです……。 さまざまな検査の結果、告げられた診断名は「脳内静脈血栓症」というものでした。脳の静脈に血の塊が詰まってしまう病気です。医師の話によると、妊娠中は血が固まりやすくなることがあり、普段よりも起きやすいということでした。 そして、退院後――。 もともと少人数の現場仕事をしていた私は、医師や夫からの説得を受け、泣く泣く退職することに。今は、血液が固まらないように毎日自宅で1日4回の皮下注射をしています。 幸いにも民間の医療保険には入っていたので、今回の入院費用は賄えました。しかし、この1件で妊娠中に加入できる妊婦保険には入れなくなってしまいました。妊活中に入れる保険に入っておけばよかったな、と後悔しています。 緊急搬送時に対応してくれた夫も相当慌てていたようで、救急隊員からの「妊娠何週目なのか?」「持病はあるのか?」などの質問に答えられなかったそうです。何かあったときのために、日ごろからよく話をしてお互いの情報を把握しておくことが大切だと痛感した出来事でした。 イラスト/海乃けだま ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:三浦桜子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月21日第1子、妊娠9週のころのエピソードです。 つわりがひどく仕事も休みがちになっていました。え…信じられない!それまでに流産を2度経験している私。 まだまだ妊娠初期でどうなるかもわからないので、上司にのみ妊娠を報告し、同僚には妊娠の事実を伝えていませんでした。 しかし、体調や業務についての連絡を上司とやりとりしていた際に、誤って同僚にメッセージを送ってしまい、その中に妊娠やつわりといった言葉が入っていたため、バレてしまいました。 幸いにもその同僚は信用できる人だったので、お願いして妊娠していることは内緒にしてもらうようにしましたがウワサ好きの人に誤ってメッセージを送ってしまっていたらと思うとヒヤッとしました。 その後、メッセージやメールを送る際は、しっかりと宛先を確認することを徹底しています。 ◇◇◇ つわりもあり、1つのことに集中するのも大変な中での誤送信。ヒヤッとしてしまいますよね。1度スマホやパソコンから手を離し、少し時間を置き改めて宛先確認をするのも良いかもしれませんね。今回のママのように、メッセージやメールでのやり取りをする機会が多いママは、誤送信の無いように気をつけてください。 作画/てる子著者:東こより30代、0歳、2歳児を育児中のアラフォー。
2024年05月15日長期出張中の夫を持つ私は、もうすぐ出産予定。しかし、近所に住む義姉は「心配だから」と言って、毎日のようにアポなしでわが家に押しかけてきます。そんなある日、私が里帰りする日にわが家の前に子どもたち5人を置き去りにしていったのです――。「わざわざ見に来てやってるんだからありがたく思ってね」と、毎日のようにアポなし訪問をしてくる義姉。つわりがひどい私ははっきりと迷惑だと伝えたのですが、義姉にはどこ吹く風。「家族なんだしこれぐらい普通でしょ?」とますます義姉の言動はエスカレートしていったのです。 ありがた迷惑「弟が長期出張中だし、心細いだろうと思って」と私を心配する素振りを見せつつ、毎日のようにわが家にアポなしでやってくる義姉。しかも、私の夫から合鍵を受け取っていたらしく、私の不在時にもわが家に上がりこんでいました。 出産する私のためにと両親が送ってくれた和牛や高級なお菓子を、無断で持っていく義姉。勝手に入って勝手に家のものを持っていくなんて、非常識にもほどがあります。 私がいくら抗議しても、義姉は聞く耳を持ってくれません。それどころか、「私ったら今朝ゴミをすっかり出し忘れちゃって!」「あなたのところは明日がゴミ回収日でしょ?家の前に置いておいたから代わりに出しておいてね」ととんでもないことを言い出したのです。 慌てて家の前を確認すると、大きなゴミ袋がいくつもありました。中身をよく見ると、まったく分別されていません。「分別されていないし、回収してもらえませんよ!」と言うと、義姉は「じゃあ袋から出して分別もしておいて」「近所に暇な妊婦がいるとすごく便利だわ~」と手をひらひら振りながら帰ってしまったのです。 理解のない夫義姉の横暴に限界を感じていた私は、義姉が帰った後すぐに夫に電話しました。 「どうしてお義姉さんに合鍵なんて渡したの!」「ここ最近毎日アポなしで来て、『やめてくれ』って頼んでるのに話を聞いてくれないのよ!」「冷蔵庫から食べ物も勝手に持って行っちゃうし……!」 私は義姉にされたことを並べ立てると、夫はふんっと鼻を鳴らしました。そして、「人の姉を盗っ人呼ばわりか?」「よくも旦那の姉にそんなことが言えたな、姉ちゃんは妊婦のお前を気遣って様子を見に来てくれてるんだぞ!」と私を叱ったのです。 「姉ちゃんから聞いたぞ、妊娠を言い訳に毎日寝てばかりなんだってな」「ずっとごろごろしていて部屋も汚いらしいし、そんなんで母親をやれると思ってるのか!」 ひどいつわりで苦しんでいるから横になっているだけなのに……。体調が良いときには家のことや産後の準備を進めて、さらに保育園の情報も集めているのに……と、悔しい気持ちでいっぱいになる私。 ぐっとくちびるを噛み締めたあと、私は「お義姉さんのアポなし訪問には耐えられないし、あなたはつわりの苦しさも理解してくれない」「こんなところで出産なんて絶対に無理です。私は実家に帰るからお義姉さんはもう来なくていいって伝えておいてください」とだけ告げて、私は電話を切りました。 置き去りにされた子どもたち3日後――。 私は夫に言った通り、里帰り出産をすることに。その日はかなり気温が高くなることが予想されており、私は午前中に家を発つつもりで準備を進めていました。 さぁいよいよ出発するぞ!というときに、義姉から連絡が。無視するわけにもいかないと思い、電話に出てみると――? 「あなたの家の前に子どもを5人置いておいたから!」「明日まで面倒を見てあげてね!」 突拍子もない義姉の言葉に、私はしばらくぽかんとしてしまいました。窓からそっと外の様子をうかがうと、まだ小さな子どもたちがうちの前で遊んでいます。 「うちの子とそのお友だちよ!」「本当は今日からわが家でお泊まり会をする予定だったんだけど、私に急用ができちゃって」「だからあなたにお願いすることにしたの!」 あまりに自分勝手な義姉。私がこれから実家に帰るのだと言っても、「わざわざ里帰り出産なんて必要ないわ、近所に私がいるんだから!」と聞いてくれません。 「何十年も前に出産した母親より、頼りになるのは現役ママの私よね」「夫もいなくてさみしいだろうから、家に遊びに行ってあげたのに」「食材だって一人暮らしじゃ余って腐らせるだけでしょう?だから食べるのを手伝ってあげたのよ」 まだまだ義姉の言い分は止まりません。 「臨月だからって怠けてるんじゃないわよ!」「今日は子供5人連れてきたからご飯と風呂よろしくw」「ご自由にどうぞ」「アンタは私の奴隷よw」 「里帰りになんて絶対に行かせない」という義姉に、もはやため息しか出ません。私は玄関の鍵がかかっていることを確認し、電話を続けながら荷物を持って裏口から家を出ました。 「家には鍵をかけました」「今日も日中はかなり暑くなるそうですから、子どもたちが熱中症になる前に早めに迎えに来てあげてください」「私は予定通り実家に帰らせていただきます」 「子どもを置き去りにして出かけようっていうの!?」「私には急用があるし、子どもたちはあなたの家の敷地内にいるんだからあなたが責任を取って面倒を見るべきだわ!」となんとか私に言うことを聞かせようとしてくる義姉。これでは埒が明きません。 「それじゃあ、責任を取って警察に通報だけしておきますね」「子どもたちがわが家の前に放置されてると伝えておきます」 その後――。 私はその後すぐに警察に通報。子どもたちは警察に無事保護されました。そして義姉は警察をはじめ、ママ友たちからかなり怒られた、疎遠になったと私に八つ当たりしてきましたが、私の知ったことではありません。 義姉はお泊まり費用としてママ友たちからもらったお金を、自分の懐に入れていました。面倒な子どもの世話は私に押しつけ、もらったお金で買い物しようと企んでいたようです。義兄のところにも警察からの連絡が行き、夫婦仲は最悪なものになっているそう。 一方、無事に里帰りした私は離婚の決意を固めていました。義姉だけでも厄介なのに、そんな義姉から守ってくれない夫と一緒にこれから子育てしていくのは無理だと思ったからです。 夫は離婚をしぶっていたものの、義両親が私の味方をしてくれたこともあって、最終的には離婚届にサインをしてくれました。すべて私の満足する条件での離婚となったため、とくに不安はありません。 実家の両親がサポートをしてくれるというので、適度に甘えつつ、子育てを楽しめたらいいなと思っています。もちろん義両親にも時々顔を見せに行こうと思います。今はただ、おなかの中の子が元気に生まれてくることが楽しみです。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月03日長男を妊娠中、後期つわりに苦しめられた私。出産してようやく胃の不調から開放されると思っていたのですが、産後も同じような症状が続いたのです。今回は妊娠中から産後約1年もの間、私が苦しめられた病気についてお話しします。治らない胃の不調に耐えかねて…妊娠8カ月ころから私は、胃の圧迫感や胸焼けといった後期つわりに悩まされました。そのときは後期つわりの症状だとわかっていたので、出産までの我慢だと思い、食事の量を調整しながら耐えたのでした。 しかし出産を終えても、同じような胃の不快感に悩まされる毎日。育児や授乳で体力を奪われていく中で、胃の不調が続き食べられる量が減ってしまい、体重も落ちてしまいました。そのため体力低下や貧血にも悩まされ、私はこのままではいけないと思い、産後10カ月のころ消化器科のある病院で胃カメラの検査をすることにしたのです。 検査の結果、私が診断された病名は「逆流性食道炎」でした。病院の先生いわく、後期つわりで発症した逆流性食道炎が産後も治らずに、長引いてしまっているのではないかということでした。 そして授乳に影響のない薬を処方してもらい、それを服用してからは1カ月ほどで症状が治ったのです。おかげで食欲も回復し、体力低下や貧血の症状も改善して、健康的な毎日を送れるようになったのでした。 今回のことで、後期つわりが出産後も逆流性食道炎として長引いていたとは思ってもみなかったので驚きました。そしてそのうち治るだろうと放置せずに、病院でしっかりと検査をすることの大切さを身に染みて実感したのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:水沢 雫/30代女性・主婦。2016年生まれの男の子と2020年生まれの女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。イラスト:ななぎ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月25日つわりに苦しんでいたママのエピソードをご紹介します。 行ってもいいけど…妊娠3カ月でつわりがピークを迎えるころ。家で安静にすることしかできない私に、夫が「パチンコに行ってきて良いか?」と聞いてきました。私が「行ってきて良いよ」と答えると、「だよね、僕がいてもつわりがなくなる訳じゃないし、何もしてあげられないもんね」と言われました。言っていることは間違ってはいないのですが、そっちがそれを言うかと怒りを覚えました。 しかし、パチンコには行ったものの、その後「体調大丈夫?」といろいろ買って帰って来てくれたので、すぐに怒りを忘れて喜んでしまいました。 ♢ ♢ ♢妊娠や出産は、ママ以外の周囲の人ができることは限られています。ただ、自分のことを気かけてもらうだけでも心が軽くなるかもしれませんし、そういった気持ちや態度というのはママにも伝わるのではないでしょうか。妊娠中や出産時、みなさんが周囲の人にしてもらってくれしかったことは何ですか? 作画/大福著者:葛城 千歳 結婚4年目、待望の第1子妊娠中の会社員。
2024年04月22日当時3歳の長女を育てていたとき、第2子の妊娠が判明し、私は長女に報告する瞬間を密かに楽しみにしていました。そして、報告の時期を見計っていたところ、義母の勝手な行動によって私の楽しみを壊される結果となったのです。 第2子妊娠! 長女にはまだ内緒第2子を妊娠し、私は妊娠の判明と共に始まったつわりと闘っていました。長女のときと同じように2カ月は体調の悪い日々が続くだろうと予想。おそらく近くに住む義両親にお世話になることも多いと思い、まだ妊娠9週でしたがその段階で義両親へ妊娠を報告することに。 一方で長女はかなりおしゃべりなので、私が妊娠したと話したら通っているこども園の先生などに話してしまう可能性がありました。妊娠初期のため流産の可能性がまだ高い時期だったので、長女にはまだ伝えずにいました。 義母が長女に言っちゃった!私がつわりで体調を悪くしているので、つわり期間中は週末、夫に長女をお願いしていました。同時に義実家に長女が行く頻度も増えました。そんななか、義実家に遊びに行っていた長女と夫が帰ってくると夫の表情が曇っています。どうしたのか聞いてみると、「義母が長女に妊娠のことを教えてしまった」とのこと。「え……」それを聞いて私はショックでした。 もちろん義父母には「長女にはまだ伝えないで」とお願いしてありました。しかし義母は孫だけが妊娠を知らないことを「かわいそう」だと思ったそうです。仲間外れになっている長女を見ているのが嫌で、妊娠のことを言ってしまったとのこと。それが妊娠11週のときのことでした。 悔しい……楽しみにしていたのに私は密かに娘に妊娠のことを伝えるのを楽しみにしていました。「どんな反応をするかな?」「喜ぶのかな? 嫌がるのかな?」「教えるときに動画でも撮ろうかな?」など……。けれどそんな想像ももう意味がありません。 その後義母から私に「○○(娘)ちゃんに妊娠のことを話したら喜んでいましたよ」とメッセージが届きました。それを見て一層悲しくなり、悔しい気持ちに。しばらくは長女が私のおなかに向かって「赤ちゃん」と言うたび、悔しい気持ちが消えませんでした。 幸い長女は私の妊娠のことをそこまで大きなことと受け止めていなかったようで、こども園で先生に言ってしまうことはありませんでした。妊娠を報告するときに、長女に伝えない理由をきちんと話し、しっかりと義父母に念を押しておけばよかったと思った出来事です。 作画/ぐら子著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2024年04月22日初めての妊娠で、ひどいつわりを経験をした私。仕事を早退、欠勤することもあったのですが、夫は妊婦は病人じゃないと言ってきて……。夫は、自分のことしか考えない、わがままな人でした。私にもおなかの子にも関心がないようで、妊娠に関わることにも本当に無知。つわりすらよくわかっていない状況でした。 とにかく私が仕事を休むことに対して批判的で、いくら具合が悪くても仕事や家事をやらせようとします。さらには体がうまく動かないのに、車を運転して義実家に荷物を取りに行けとまで言われました……。もう限界!!私は夫の横柄な態度にどんどん抑圧され、心身ともに疲弊していくように。無理がたたったようで、ある日私は会社で倒れ、緊急搬送される事態になりました。幸いその日のうちに帰宅することができましたが、ひとりで帰るのは不安……。「夫に迎えに来てほしい」と連絡したのですが、「自分で勝手に帰ってこい」と言われておしまいでした。そして私や赤ちゃんを心配する様子もありませんでした。 医師からはしばらく安静にするよう言われましたが、夫は許してくれず、病院に担ぎ込まれた翌日も、普通に出勤せざるを得ませんでした。そんな私を見て、会社の人はみんなびっくりしていました。 家事は女の仕事と勝手に決め込み、皿洗いひとつしてくれない夫。収入が低いなら家事もやるのが当たり前だろうと横暴な態度で出てきたので、すこし言い返すと、大黒柱に向かってはむかうな、追い出すぞと逆に脅されてしまいました。生まれた勇気数日後、私の姿は自宅にありませんでした。帰宅後朝のままになっている部屋を見て、怒った様子の夫から連絡が。そこで私は休職したこと、もう家事もしないことを告げました。それを聞いた夫は、お決まりのセリフを……。「妊娠は病気じゃないんだぞ?」「つわりごときで休むな!」「言いたい事はそれだけ?」「は?」私は、自分と子どもを守るため、家を出ました。もう何を言われても平気でした。私には応援してくれる人たちがいますから。 体調不良の私を無理やり出勤させる異常な夫に、会社の人はドン引き。「夫とは絶対別れたほうがいい」と言ってくれました。私の職場にはみんなで助け合う気風があり、仲間に対し、親身になって思いやる人たちばかり。話を聞いてもらううちに私の気持ちには変化が表れ、勇気が生まれました。 子どもが生まれた後も、きっと夫は変わらない。そう確信した私は、義実家に助けを求めることに。義父は夫を絶対家に入れないと息巻き、義母は絶縁を考えたようです。そして、私は義実家でお世話になりながら出産することになりました。私が義実家に避難していることを知った夫は、無理やり連れ戻そうとしましたが、義父母も義きょうだいもみんな私の味方と知り、諦めた様子。私の中では、このまま離婚するつもりでいました……。クズ夫に制裁を…家を出て半年が過ぎたころ、夫は「いつになったら戻ってくるのか」と連絡してきました。そろそろ子どもも生まれるのではないかと尋ねてきたので、笑ってしまいました。出産予定日も把握していなかったなんて、私たちに興味がないにもほどがあります。とっくに生まれていることを告げると、夫は激怒。自分には知る権利があると、いまさら父親ヅラをしてきました。 実は、出産したことを夫に伝えるべきかどうかを義家族と事前に話し合っていたのですが、「夫に知らせる必要はない」という結果になったため黙っていたのです。夫がそばにいることのメリットを考えたのですが、皆無。私を心身ともに追い詰めるデメリットを超えるメリットなんて、ありませんでした。 私は、夫から連絡があったことを義両親に話すと、義父が間に入ってくれました。夫に離婚と養育費の定期的支払いを約束させ、夫と私を引き離してくれたのです。その後、実の家族に見放された元夫は、後々遺産だけは受け取れるようですが、今は家族の誰とも連絡を取り合えず、ひとり寂しく生きているようです。 そして、私は義父の探してくれた部屋で、子どもと2人、新生活を開始。義父母は、孫にメロメロのすべての面で本当に良くしてくれますし、義きょうだいもとても親切で本当にありがたいです。感謝しきれませんが、孫に会わせ続けることが1つの恩返しになればいいなと思っています。 妊娠は病気じゃないと息巻いた夫でしたが、妊娠や出産は一つの生命を誕生させるとても大変で過酷なことではないでしょうか。それを知らずに妻への配慮も思いやりもない夫とは一緒にいる意味を感じることができませんよね。ただそんな中、義家族や会社の人たちが妻の味方となってくれて本当によかったです。これからは生まれきたお子さんと一緒に思いやりが溢れる環境で、幸せな人生を送ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月18日梅干しの栄養や効果梅干しとは、梅を塩漬けした後、干したものをさします。梅干しをさらに乾燥させて甘味を付けたものが干し梅です。梅干しはおにぎりの具材などで使われ、日本では馴染み深い食材ですが、昔から漢方薬や民間薬として扱われてきました。風邪の引き始めには梅干しが良いといわれることもありますが、どのような栄養素を含んでいるのでしょうか。梅干しは妊娠中に不足しがちな栄養素であるカルシウム、鉄といったミネラルを含んでいます。しかし、決して多くは含まれていませんので栄養補給源には向かないかもしれません。それでも、梅干しは唾液の分泌を促進し、食べ物の消化をサポートしてくれます。唾液がたくさん出ることで食欲が増進したり、虫歯のリスクが下がったりすることがあります。梅干しの酸っぱさの源であるクエン酸は、栄養素の代謝には欠かせない成分です。また、カルシウムの吸収率を高める効果もあるので、赤ちゃんの骨や歯の形成に大切な栄養素といえます。梅の実は本来「青酸配糖体」という有害な成分が含まれるため、生では食べられません。そのため、梅干しとして食べられているのが一般的です。この青酸配糖体は梅干しの種の中身である「仁」に多く含まれています。漬けたものは、ほとんど無害なようですが、気になるママは仁を食べないほうが良いでしょう。妊婦は梅干しを食べられる?一日何個まで?妊娠中に梅干しを適量食べるのは問題ありませんが、妊婦は梅干しを毎日大量に食べ過ぎないよう注意が必要です。梅干しは塩分が多く含まれています。製品によって差はありますが、塩漬けの場合、梅干し1個(10g)あたり食塩相当量は2.2gとなっています。(※1)厚生労働省による食塩相当量の目標は、一日7.0g以下となっていますので、4個食べるとすぐに超えてしまいますね。梅干し以外の食事でも塩分は摂っているので、できれば一日一個までにしておくと良いでしょう。また、梅干しの中には添加物に「酒精」が含まれているものもあります。酒精はアルコールのことで、殺菌効果や発酵を止めることを目的に使われます。梅干しに使われている酒精はわずかなものですが、妊娠中は身体が特別な状態なので梅干しの食べ過ぎには注意が必要です。妊婦におすすめの梅干しの選び方は?妊娠中に梅干しが食べたくなったときは、減塩と書かれているものを選ぶと良いでしょう。梅干しの中には、塩分が使われていない無塩梅干しもあるので、試してみても良いですね。また、アルコールが気になるママは酒精が入っていない梅干しがおすすめです。この場合、保存性は落ちるのでなるべく早めに食べる必要があります。今ある梅干しを使い切りたいというママは、ぬるいお湯で塩抜きするのも良いでしょう。熱いお湯を使うと、栄養素が壊れてしまうこともあるので、じっくりぬるま湯で塩分を抜くのがポイントです。妊娠中に梅干しを食べるとつわりに効く?妊娠初期症状のひとつにつわりがあります。吐き気や胸焼けがしたり、妊娠前とは食の好みが変わったりします。妊娠中期に入ると少しずつおさまってくることが多いつわりですが、食べたいものが食べられなくてストレスを感じるママもいるようです。つわり中に、酸っぱいものが食べたくなるというママは少なくないようです。酸味が強いものを食べると、唾液の分泌が促進されて消化器官を刺激し、胃もたれが軽減される可能性があります。梅干しがつわりを改善するという医学的な根拠はありませんが、唾液の分泌が促されて食欲がわくことがあるようです。また、梅干しを食べることで、つわりで疲れた身体の疲労回復につながることもあります。空腹時につわりがひどくなるママは、すぐにつまめる干し梅やカリカリ梅などを用意しておいても良いですね。ただし、梅干しを使ったお菓子は塩分が高い傾向にあるため、食べ過ぎには注意しましょう。妊娠してから梅干しを食べたい日が増えた!胎児の性別に関係する?妊娠中にどんな味のものを食べたくなるかによって、生まれてくる赤ちゃんの性別がわかるというジンクスがあります。甘いものが食べたくなると女の子、梅干しのように酸っぱいものが食べたくなると男の子が生まれるという説があるようです。食の嗜好と赤ちゃんの性別との関連に医学的な根拠はありませんが、さまざまなジンクスで赤ちゃんの性別を楽しく想像してみるのも良いかもしれませんね。妊婦におすすめの梅干しの食べ方・レシピ梅と青じそのおにぎり種を取った梅干しと青じそを細かく切り刻み、炊き立てのご飯に混ぜておにぎりを作ってみましょう。梅しばやカリカリ梅を刻んで混ぜると、食感が変わって楽しくなります。梅干しの塩分があるので、ごはんに塩をふる必要はありません。梅の酸っぱさに青じそのさわやかな香りが混ざって、つわりのときでもさっぱり食べられます。しそはβ-カロテンを含み、梅干しと同じく防腐作用があるといわれています。小さめのおにぎりを数個作っておけば、小腹が空いたときにすぐ食べられるので便利ですよ。たたき梅の和え物種を取り除いた梅干しを包丁の腹でつぶし、そのあと包丁の背で軽くたたきます。きゅうりやトマトと和えれば、ドレッシングがなくてもおいしく食べられますよ。酸っぱい味が苦手な人は、はちみつ梅干しを使ってみましょう。はちみつが梅干しの味をまろやかにしてくれているので、普通の梅干しより食べやすいでしょう。梅干し入りお茶食事を作るのがつらいママや、つわりで食欲がまったくわかないというママは、つぶした梅干しを入れたお茶をゆっくり飲んでみても良いでしょう。手軽にミネラルやクエン酸が補給できますし、水分もとることができます。身体が冷えないように、温かいお茶がおすすめです。カフェインゼロの麦茶や、カフェインが少なめの番茶によく合いますよ。妊娠中に梅干しが食べたくなった体験談妊娠初期に梅干しが食べたくなりました妊娠初期に食の好みが変わり、急に梅干しを食べたくなったときがありました。種を取った梅干しを刻んで納豆に混ぜたものや、梅干しのお菓子をよく食べました。一時的でしたが、梅干しを食べていると少しつわりが軽減されたような気がしました。一日一個の梅干しでつわりを乗り切ろう梅干しは唾液の分泌を促して消化を助けてくれる食材です。摂取量に注意すれば妊娠中でも梅干しを食べることができます。梅干し単体を食べても良いですが、料理の味付けとして使うことで食べやすくなることがあります。また、妊婦が梅干しを選ぶときは塩分や酒精に注意しましょう。梅干しを毎日の食事に上手に取り入れて、健康的な妊娠生活を送ってくださいね。※この記事は2024年2月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2024年02月08日つわりが終わる時期と仕組みつわりが終わる時期は?一般的に、つわりは妊娠5~6週頃に始まり、12~16週頃には自然に症状が消えるといわれています。個人差があるためすべての人が早い段階で終わるわけではありませんが、遅くとも23週までにはつわりが終わる場合が多いでしょう。一方で、出産までつわりが終わらないという人もみられます。つわりは、重い時期と軽い時期を繰り返す人が多いです。終わったと思っても、次の日にはまたつわりが始まるという人や、妊娠中期でつわりを終えても後期に入ったらつわりが再開する「第二つわり」(後期つわり)になる人もいます。つわりが終わったと思ってもすぐに安心せず、無理しない程度に引き続き自分の体調に気をつけましょう。つわりが終わる原因は?つわりの原因としては、黄体ホルモンや絨毛性ゴナドトロピンなどの「ホルモンの大量分泌」や胎盤未完成時期に赤ちゃんを異物だと思った身体が拒否反応を示している「アレルギー反応」など、さまざまな説があります。近年の研究により「GDF15」というホルモンがつわりに関連していることが示唆されており、つわりの治療が進むと期待されていますが、現状では、つわりが終わる原因ははっきりとしていないようです。つわりが終わる兆候徐々に和らいでいくつわりは、ある日突然パッと良くなるものではなく、「こうなれば終わる」とうように、つわりが終わる兆候のようなものもありません。つわりには波があり、良くなったり悪くなったりを繰り返し、徐々に良くなっていくものです。特に重いつわりがある場合には、つわりがいったいいつまで続くのか、つわりがいつ終わるのか、とても不安になりますよね。つわりは妊娠中だけのものなので、必ず終わりはきます。お腹の赤ちゃんのためだと思い、なんとか乗り切っていきましょう。軽いつわりがつづく場合もつわりは基本的には長引かないものであるといわれています。一方で、「軽いつわりが長く続いている」と感じる人もいるようです。初期から「何となく胃がむかむかする」という軽いつわりのタイプの人に多いようです。妊娠初期では、ホルモン分泌量や胎盤の未完成などが原因で胃のむかつきがあり、中期~後期ではお腹が大きくなることで胃が圧迫されて胃がむかむかします。同じつわりが続いているように思う方もいるかもしれませんが、原因が異なる場合があります。妊娠後期の「第二つわり」はいつからいつまで?妊娠中期につわりが軽くなっても、妊娠後期に「胸焼け」や「胃痛」を再び感じる妊婦さんも多くいます。「第二つわり」あるいは「後期つわり」と呼ばれる胃痛は、出産直前まで続くことが多いです。胸焼け、胃痛に加えて、吐き気やゲップなどが続く場合もあります。赤ちゃんの成長により胃が圧迫され、つわりに似た症状を引き起こすためです。第二つわりが現れたら「妊婦生活もあと少しだ」と考え、無理せずゆったりと過ごすのが良いかもしれません。つわりの終わりと注意点つわりが治まっても心身に気を配るつわりには波がありますが、徐々に良くなるものです。ある日「つわりが治まっている」ということに気づく方が多いでしょう。ただし、つわりが治まったからといって無理は禁物です。つわりは疲れや行動にも大きく関係しているといわれています。つわりの有無に関わらず、「疲れをためない」「無理をしない」といったことに気をつけましょう。健康な食習慣と健康管理「つわりがあるときには、自分の食べられるものを食べたいように食べて」というアドバイスを聞いたことがありますか。つわりが終了後もこの食習慣を持続するのは危険です。「常に何かを口に入れておかないと気持ち悪い」という「食べづわり」タイプの妊婦さんは特に注意が必要ですよ。「食べづわり」時の食習慣をつわりが終わったあとの妊娠中期以降に持ち込むと、体重増加が著しくなり、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの病気のリスクを高めることがあります。つわりが終わったら、食習慣の見直しをしましょう。「よく噛んで食べる」「温かい汁ものを食事に加える」など、ちょっとした工夫で一旦増加した食欲を抑えることができますよ。無理をすると再発につながるつわりがある時期はまだ子どもが大きくなる前の時期なので、旅行などいろいろやっておきたいことが浮かぶかもしれませんが、妊娠初期に無理は禁物です。無理をすることで、つわりが悪化する可能性があります。「つわりが終わった」と油断して、無理をすると、つわりが再発することもあります。妊娠中の身体は妊婦さんひとりのものではありません。気持ちやスケジュールに余裕を持って過ごすようにしましょう。つわりの終わりが早いのは病気?妊娠初期に急に治まった場合は病院へ「つわりが急に治まったから流産かもしれない」と考えるママもいるかもしれません。一般的に、つわりと流産との関係は薄いようです。つわりは軽くなったり重くなったりするものなので、軽いと思ってもまたつらいつわりがくる場合があります。一方で、稽留流産の場合にはつわりが突然なくなる場合があります。素人が判断するのは難しいため、気になることがあれば健診まで待たずにすぐに病院に行きましょう。出血やお腹の張りが気になる場合は病院へお腹の張りや出血が気になる場合には、迷わず病院に行きましょう。特に妊娠初期は、「子宮の収縮によりお腹が張る」ということはあまり考えられません。子宮を支える「靱帯」や「子宮広間膜」という部分が引っ張られるために、軽い下腹部痛やお腹の張りなどが起きる可能性があります。少し横になっていると楽になるようなであれば心配ないでしょう。1時間のうちに何度も張りを感じたり、痛みを伴う出血がみられたりする場合には、すぐに病院へ行きましょう。張りや出血で病院に行く場合には、「いつから張りがあるか」「出血、おりものの量に変化はあるか」「お腹のどのあたりが張るのか」「1時間に何度張ることがあるのか」を確認し、先生に伝えると良いでしょう。つわりの終わりに関する体験談22週でひと段落した一人目妊娠時一人目妊娠時は、一般的につわりが治まると言われる16週から大きくずれ込み、22週頃に体調が戻りました。仕事の打ち合わせで、長時間嘔吐せずにいられたことがきっかけです。つわりの気持ち悪さを乗り越えられるかもしれないと自信が持てたことで、徐々に症状の消失に向かいました。ピタッと治まるというよりも、吐く回数が段々と減っていった感じです。体調が良くなっていたころに少し無理をしてしまい、一瞬雲行きが怪しいときもあったのですが、それもなんとか乗り切れました。どんなときも油断は大敵ですね。二人目妊娠時は12週頃に消失二人目のつわりはピークらしいピークを迎えぬまま、12週頃に消失しました。上の子の前で弱っている姿を見せたくないという気合いも、いくらかは功を奏したのかもしれません。気づいたら「あれ、気持ちが悪くない」という感じです。味の好みは産後にようやく復活味覚の変化は妊娠後期になっても続きました。大好きだった食べ物も、あまりおいしく感じないのです。むしろ、食べたくないなという気持ちの方が大きくなりました。夫とは食の好みが似ていて、外に食べに行くのも楽しみのひとつだったので、産後も味覚が変わったままだったら悲しいなと気が沈むこともありました。しかし、出産してしまうと味覚は復活。食の好みも元通りとなり、そのDNAは子どもたちにも受け継がれています。「つわり」は一時的なものママのお腹の中に赤ちゃんがいる、という体験は、妊娠中にしか味わえないものです。自分の身体が「自分ひとりだけの身体ではない」という感覚は不思議なものですね。「つわり」は赤ちゃんがママのお腹の中にいるときだけに感じる特別な感覚です。「つわり」は、本当につらく大変なものですが、元気に赤ちゃんが育っている証であると考えることもできます。つわりを少しでも前向きにとらえることで、赤ちゃんとママが心身ともに一緒の時間を大切に過ごせると良いですね。※この記事は2024年2月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2024年02月08日わが家には2人の娘がいます。長女はひとりっ子生活が長かったこともあり、次女を妊娠したことをなかなか受け入れられませんでした。そんな長女の姿を心配していた私と、長女の心の成長をご紹介します。 待望の第2子、妊娠判明すると長女は…長女が小学2年生のとき、待望の妊娠が判明しました。うれしいのはもちろんですが、ひとりっ子生活の長かった長女がどのような反応をするのかが何よりも気になりました。夫にその話をしてみると、「そりゃうれしいんちゃう?」と、のんきな言葉が返ってきました。一方、私は精神年齢が高くプチ反抗期な長女のことが心配でした。 そして私のつわりが始まったこともあり、妊娠2カ月のときに長女へ妊娠報告をすることに。すると、「ふ~ん」と気のない返事のあとにしくしく泣いたかと思うと、その声がだんだん大きくなり、「いやー!! ずっとママとパパと3人がいい!!」と泣きわめいてしまいました。想像以上に妊娠を嫌がる長女の姿に、私は先が思いやられました。 長女の受け入れ体制が整った日妊娠を長女に伝えてから、こちらからは妊娠や赤ちゃんをにおわせる話はしないよう気をつけました。長女は私の少し大きくなったおなかを見ても、「食べ過ぎやね」と言ってくるので、「そうやね」と返すこともありました。いつもなら私がつらそうにしていると「大丈夫?」と声をかけてくれますが、私がつわりでつらそうにしていても長女は気づかないふりをしていました。 しかし、妊娠7カ月を過ぎたころ、長女が「○○ちゃん(クラスメイト)って4人きょうだいなんやって~。私もきょうだいおるか聞かれたから、一応おるって言っといた」と少し照れたように言ったのです。もう私は大声で叫びたいくらいうれしかったのですが、冷静を装いながら「そうなんや~」と答えました。長女の心の中でいろいろな気持ちを消化し、赤ちゃんを受け入れられるようになったんだな~と思った瞬間でした。 ついに出産! 長女の反応は……?その後は長女から赤ちゃんの話をしてくるようになりました。おなかの赤ちゃんが妹だとわかり、「私の服を貸してあげる」「一緒におままごとしてあげる」と言ってくれるなど。さらには名前を考え、おなかに話しかけてくれることもあり、次女が生まれてくるのをとても楽しみにしている様子でした。また、私の体がつらいときは、料理や洗濯、おつかいなどお手伝いをたくさんしてくれたので、大変助かりました。 そして無事に出産し、退院後初めて長女が次女と顔を合わせたとき。接し方がわからないのか、長女は次女に近づこうとしませんでした。ひとりっ子生活が長かった分、無理もありません。こちらも自然に長女から動き出すのを待ちました。2時間ほど経ったとき、長女が何も言わずお気に入りのブランケットを次女にかけてあげていました。夫と顔を見合わせ、静かに喜びました。 今では長女が次女のお世話をよくしてくれるので、とても助けられています。これは歳の差育児ならではだと思います。ただ、歳の差があると、心のケアがより重要だと感じました。わが家の場合は、長女を見守ることで、長女が自ら次女を受け入れられるようになってくれました。1年が経ち、長女の心は大きく成長したと感じました。 著者:石井ゆうき/女性・会社員。2012年生まれと2020年生まれの姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。お金にまつわることに興味があり、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。作画:山口がたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年01月18日結婚後、特に妊娠について深く考えないまま、夫婦生活をしていました。ある日、女友だちと飲みに行ったのですが、次の日から今までの二日酔いとは明らかに違う気持ち悪さに襲われて……。友だちとビアバーで生ビール8杯結婚して1年が経ったころの仕事帰り、夫は仕事後に職場の人と飲みに行くと言っていたので、私も女友だちと気になっていたビアバーに寄って帰ることにしました。 久々に会った友だちと話もはずみ、どちらがたくさん飲めるかふざけながらビールを8杯も飲んで、上機嫌でその日は帰宅しました。 ただの二日酔いにしてはおかしい…私はもともとお酒が大好きですが、泥酔した経験はあまりありません。飲んで帰った日もなんともなかったのです。しかし翌日、気持ちが悪くて目が覚めました。次の日になって気持ち悪くなるなんて、代謝が落ちたのかなと軽く考えていた私。 仕事中も気持ち悪さが残ったままで、合間で数時間おきにトイレに行っては吐いてを繰り返して、変な酔い方だと思っていました。 さらにその夜、気持ち悪いのになぜか冷蔵庫に入っていたチキンナゲットが食べたくなって、1袋丸ごと食べたことを覚えています。 地獄のような気持ち悪さの正体は?次の日、通勤中に電車に揺られて気持ち悪過ぎて、途中下車してトイレに駆け込みました。そして仕事中には立っていられないほど気持ち悪くなり、なぜか炭酸飲料が飲みたくて仕方がない! 普段ジュースなんて飲まないのに、何度もペットボトルの炭酸ジュースを買っては一気に飲み干し、今思い返すと変な行動を繰り返していました。 帰宅中も気持ち悪さが続き、もしやと思って慌てて妊娠検査薬を買って検査をすると、すぐに陽性反応が! うれしいの前に、お酒を飲みすぎて胎児に影響を与えたんじゃないかと、顔面蒼白になったたことを覚えています。 そのあとすぐ、産婦人科を受診すると妊娠6週でした。先生に相談すると、アルコールが胎児に影響を与えるとすれば、流産になるかもとのこと。そして「今後はアルコールを摂取しないように」と苦笑いで注意されました。 妊娠の基礎知識がまったくなかったので、お酒の飲みすぎと二日酔いが治らない感覚から妊娠に気付いただなんて、今思い返すと恥ずかしいです。結果的に、流産することなく無事に臨月で出産し、現在、長男は小学生になりました。何も問題なく妊娠と出産ができたものの、排卵日や生理についてもっと注意しておくべきだったと思います。 ※妊娠中に母親がアルコールを飲むと、おなかの中の赤ちゃんの体の発育、脳の発達へ深刻な影響を与え、胎児性アルコール症候群の赤ちゃんが生まれる可能性が高まるため、妊娠中の飲酒は避けましょう。アルコールによる胎児の異常は妊娠4週以降すべての期間に起こりうるとされており、妊娠超初期のアルコール摂取は問題ないと考えられています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/森田家著者:小川 朝美監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年01月07日私が第2子を妊娠中のときの出来事です。つわりで食事がまったくとれず、点滴に通う日々。歩こうにもフラフラで動けず、医師からは「くれぐれも安静に」と言われていました。そんな矢先、事情を知っている夫が、仕事から帰宅するなり信じられないことを言ってきたのです……。帰宅した夫は……その日も、吐き気がひどく、つらい1日を過ごしていました。すると仕事から帰ってきた夫は、私の体調が良くないことを知っていながら「ごはんの支度ゆっくりでいいよ」と言ってきました。 そして、ソファーに大の字で寝転がり、私が支度するのを待ち始めたのです! 私は呆れ返りながらも、仕方なく夕飯を用意しました。翌日、私は体調が悪化し、その後約2カ月入院。夫は、私の主治医から無理させたのではないかと叱られ、反省していました。 私は退院後、体調が完全に回復するまで長女と実家で過ごしました。夫は私の両親と顔を合わせるのが気まずかった様子。結局、夫は数カ月ひとりで家事をするしかなくなり、大変さを痛感したようです。それからというもの、夫は家事や育児を積極的に頑張ってくれるようになりました。 著者:田中優子/女性・看護師。3歳と0歳の子どもを育てる母。医療機関で看護師として勤務しているが現在育休中。イラスト:まげよ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2024年01月05日つわりがひどく、家事に手が回らない私。夫は「手を抜くな」と私を責め、自分は飲み歩いてばかり。そんな夫の横暴な態度に我慢を続けていた私ですが、ある日、夫のスマホに女の人から連絡が来ているのを見てしまって……?つわりで動けない私に「しっかり家事をしろ」と言いつけ、連日飲み歩いている夫。出産予定日も近いというのに、夫の行動は独身時代と変わりませんでした。 自分勝手な夫「もう少し父親になる自覚を持ってほしい」と私が言っても、「飲み会は仕事の一環だから」「女は『つわりが~』『妊娠してて~』って言えば許されるんだからいいよな~」「家事くらいはちゃんとやれよ」と言い出す始末。 そんなある日、深夜に泥酔して帰宅し、そのまま爆睡した夫のスマホにたくさんの通知が来ているのが見えてしまいました。メッセージが連投されているようで、内容までは見えませんでしたが、送信主は……女性の名前。 不安になった私は、翌朝夫に「帰りが遅いのは、本当に飲み会なんだよね?」「同じ女の人からたくさん連絡来てたよ?」と尋ねました。すると、夫は「俺のスマホ勝手に見てんの?キモ過ぎ」と私を責めました。 「メッセージだって仕事関係の人からに決まってるじゃん」「不安だったら夫のことを疑ってもいいってか?ありえないだろ」「そもそも、つわり程度でしんどいだの家事ができないだの甘えたこと言ってる奴が人様を疑うとか、何様のつもりだ?」 私が慌てて謝ると、「今後、俺に口答えしないのはもちろんとして、次つわりがどうとか言い出したら許さないから」「そん時はマジで覚悟しろよ」と言って、夫は仕事へ向かってしまいました。 夫に返信した人物は…数週間後――。 「お前なんで家にいないの?」「つわりが辛いとか言う割に、遊ぶ元気はあるんだな」「さっさと帰って家事しろよ」「奥さんも子供ももういないよ」 珍しく早く帰宅したらしい夫から、私にメッセージが届きました。出産間近な私は、とある女性と一緒に私の実家にいました。夫に返信してくれたのは、その女性……夫の不倫相手です。 私のスマホに連絡したはずなのに、不倫相手だと名乗ったため、夫は驚きすぎて言葉を失っている様子。不倫相手は「奥さんに今後の話し合いをしようって呼ばれたの」「外で会おうかと思ったんだけど、奥さん妊娠中でしょ?何かあったらいけないからね、奥さんの実家で会うことにしたの」と話し続けています。 「あの……不倫のことは……。妻は、なんて言ってる……?」とおそるおそる聞いてきた夫。「ブチギレに決まってるじゃーん!」「離婚して子供の親権を取るのはもちろん、慰謝料も養育費もかなりの額を請求するってさ、ご愁傷様~」と不倫相手。 夫に女の影があることに気付いた私は、こっそり相手の女性に連絡を取ったのです。不倫相手によると、夫は独身だと嘘をついていたとのことでした。私も不倫相手も、夫に騙されていたのです。 不倫相手の女性は、私に平謝り。慰謝料もしっかり払うと言われましたが、悪かったのは嘘をついていた夫。私に協力してもらうことを条件に、不倫相手には慰謝料を請求しないことにしました。 「明日あたり奥さんの実家に来てね~!ちゃんと離婚届とか慰謝料の書類にサインしないといけないじゃん?」「それが終わったら、新しい生活始めようよ!」と、明るい調子で続けた不倫相手。 不倫相手から言われた「新しい生活」に希望を持ったのか、夫は翌日には私の実家に来て、離婚届などの書類にサインしてくれました。 不倫夫の「新しい生活」数日後――。 私と夫の離婚は無事成立。元夫は不倫相手と一緒に「新しい生活」を始めようと思っていたらしいのですが、すでに不倫相手は引越して、元夫の連絡先をブロック済み。夫は一人寂しく「新しい生活」を始めたのではないでしょうか。 知らない間に不倫の片棒を担がされていた彼女。「妻の妊娠中に不倫するなんて……」とわなわな震えていました。元夫と再婚しても、同じことを繰り返されるだけだろうと思ったのでしょう。そんな元夫と結婚していた私が言うのもなんですが、逃げて正解だと思います。 その後――。 私は無事に娘を出産。今はシングルマザーとしてがんばっています。 私と不倫相手の貴重な時間を奪った夫のことは、一生許せないでしょう。でも、これからは娘のことを第一に、娘に恥ずかしくないように生きていこうと思います。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月28日ゆきさんは、2年間交際していたしょうたさんと結婚し、半年後に妊娠していることがわかり、その後出産しました。ある日ゆきさんは、仲良しの友人りかとまゆみと3人で久しぶりに会うことに。妊娠をしたというまゆみは、つわりもないと得意顔。しかし、ゆきさんの出産時のエピソード聞いたまゆみは機嫌を悪くし、「大袈裟」だと言い放ちました。その後、ゆきさんは、友人のまゆみから「相談がしたい」と大量の連絡をもらいます。困惑しつつも、まゆみのことを心配したゆきさんは、その晩まゆみと電話で話すことに。電話口のまゆみは「体重が増えない」「つわりがない」という悩みを話しながら、なぜか得意げな様子で……。 そんなこと言うなんて信じられない…!私はまゆみを励ましたつもりだったのに「説教」だと言いがかりをつけられて……? ゆきさんがアドバイスをすると、まゆみは突然声を荒げて怒り出します!まゆみはゆきさんから説教をされたと感じたよう。 さらには「妊娠中私と違って結構デブってたもんね!」とまゆみから暴言を吐かれて絶句するゆきさん。これ以上まゆみと話したくないと感じ、一方的に電話を終わらせました。 その後、まゆみから帰宅した夫から体重管理がしっかりしていると褒められたという内容のメッセージが届きます。まゆみは体重管理ができていることを褒められたかっただけなのだと感じて、ゆきさんはただただ呆れるのでした。 まゆみさんは自分の思うように話が進まないために、機嫌を損ねたのでしょうか。妊娠中は体の変化などで思うようにいかず、イライラする気持ちになってしまうこともありますよね。ただゆきさんも忙しい中、時間作ってまゆみさんの話を聞いてくれています。まゆみがひとりで悩みを抱え込む必要はありませんが、まゆみさんにとってゆきさんは出産の悩みや辛さを共有できる友人のひとり。困ったときに頼れる友人として大切に接してほしいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター たに
2023年12月24日ゆきさんは、2年間交際していたしょうたさんと結婚し、半年後に妊娠していることがわかり、その後出産しました。ある日ゆきさんは、仲良しの友人りかとまゆみと3人で久しぶりに会うことに。妊娠をしたというまゆみは、つわりもないと得意顔。しかし、ゆきさんの出産時のエピソード聞いたまゆみは機嫌を悪くし、「大袈裟」だと言い放ちます。その後、ゆきさんはまゆみから「相談がしたい」と大量の連絡が。ゆりちゃんのお昼寝中で電話に出られなかったゆきさんは、夜の寝かしつけを夫にお願いし、まゆみに電話することに……。 その相談、私じゃなくてもよくない…?まゆみからの大量のメッセージと電話に、私は困惑。それでも本当に何かあったのかもしれないと心配になった私は、まゆみと電話で話すことにし……。 つわりがないことや、体形が変わらないという悩みを自慢げに話してくる、まゆみ。病院では問題ないと言われているそうなので、ゆきさんは「考えすぎないほうがいい」と励ましました。 そして不安だと言っているまゆみの気持ちを和らげようと、次の妊婦健診まで待たずに病院で相談するようゆきさんはアドバイスをします。 ところがまゆみから「何それ? 説教?」と言われてしまうのでした。 まゆみの話は相談というより、「妊婦になっても変わらない私」を自慢したいように感じますね。アドバイスよりもただ話を聞いてほしかっただけなのかもしれませんが、まゆみから相談を持ち掛けてきたのですから、ゆきさんの励ましや助言を素直に受け入れても良いのではないでしょうか? ゆきさんも育児中という忙しい時期。まゆみさんには、友だちが自分のために時間を割いてくれたことに対して、もう少し感謝の気持ちを持ってほしいと思ってしまいますよね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター たに
2023年12月23日ゆきさんは、2年間交際していたしょうたさんと結婚。半年後に妊娠していることがわかり、その後出産しました。ゆきさんは、仲良しの友人りかとまゆみと3人で久しぶりに会うことに。まゆみからは2人に妊娠報告がありました。まゆみはゆきさんと違ってつわりもないと得意顔。ところが話題がゆきさんの出産のときの話になるとまゆみは機嫌を悪くし、「大袈裟」「自慢話」と言いがかりをつけてきたのです……。ゆきさんは言い返しますが、まゆみには響いていない様子。まゆみは帰ってしまい、ゆきさんはまゆみが自分にだけ当りが強いように感じていました。 酷い対応をされたのは、私だけじゃなく…?まゆみが帰ってしまい、その場に残された私とりか。私はまゆみからの当たりの強さを感じていました……。 すると、りかはまゆみに対する気持ちを打ち明けてくれ……。 1年前、ゆきさんが体調を悪くし帰ったあと、まゆみはつわりを馬鹿にするような発言を続けていました。りかはカチンときて、自分のお姉さんもつわりがつらかったことを話し、妊娠は人それぞれだと伝えようとしました。しかし、まゆみは「妊娠は病気じゃないのに大袈裟」と、りかのお姉さんのことも小馬鹿にしてきたのです。その物言いに、りかはついにブチギレ。怒った理由がまったくわかっていないまゆみを残し、りかはその場を立ち去りました。そして、りかはまゆみと距離を置くように。 それでもりかは、メッセージでまゆみが珍しく謝ってきたのを見て、会うことにしたのだそう。しかし、まったく変わっていなかったまゆみ……。りかは、まゆみとは完全に縁を切る決意をしたのでした。 「妊婦は病気じゃない」「妊娠なんて大袈裟」と繰り返すまゆみさん。妊娠中の体調の変化がどんなに大変でつらいものか理解していないようですね。せっかく怒ってくれたりかの言葉もまったく耳に届いていない様子。こんな言動を繰り返していたら、信頼関係が崩れてしまい、友人も離れていくのは当然のこと。まゆみさんには友人が怒ってくれる間に、自分の言動のひどさに気がついてくれることを願うばかりです。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター たに
2023年12月20日私は病院で理学療法士として働いており、患者さんの介助など力仕事も多いので、つわりが落ち着いて仕事復帰をするときにどのような働き方にすべきか本当に悩みました。そんなときに職場の先輩の言葉で覚悟を決められた体験をお話しします。つわりが落ち着き仕事復帰へ…想像以上につわりがきつかったことと、定期的に子宮口付近からの出血があったために、妊娠が判明してから3カ月半の間、休職していました。 仕事復帰に向けて仕事内容を医師に相談すると、「力仕事も特に問題はないよ。ただ、何かあったときに後悔しないようにね」とのこと。 職場の上司に相談した際は、「あなたの働きやすいようにしていいよ」と、とても寛大な言葉をかけてもらいました。 母としての決意とは?3カ月半もの間、職場に迷惑をかけていたので、できることなら全力で仕事をしたい。でも、担当した患者さんが転びそうになったとき、おなかの子に何かあったらと思うと、ためらわずに支えにいく自信がない……。 そんなふうに迷っていると、いつもお世話になっている一児の母でもある先輩が声をかけてくれました。 「仕事は誰かがカバーすればいい。でも、今そのおなかの子を守れるのはあなただけよ。お母さんはあなただけ」。 その言葉で、絶対に後悔しない働き方にしようと決断できました。 その後、上司に相談し、給与や待遇は変更することなく、仕事内容を新人のサポートや雑務、事務作業に変更してもらえることになりました。初めての事務作業は覚えることが多くて大変でしたが、私の決断を尊重して対応してくれた上司や職場の方々、何よりその決断を後押ししてくれた先輩に感謝の気持ちでいっぱいです。 産休に入るまでの2カ月半、普段はしない仕事を経験し、その大変さを知りました。育休明けで仕事復帰した際は、事務仕事の経験も生かして、迷惑をかけた分しっかり働こうと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:下川 美悠/30代女性・主婦。2022年に不妊治療の末に長女を出産。理学療法士として病院勤務。現在は育休中で日々ワンオペ育児に奮闘中。長女の妊娠中や出産後のつらかったことや楽しかったことなど自身の体験を執筆している。イラスト:ななぎ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年12月19日とある平日のお昼ごろ。私は実家の母に会いに行くために、駅のホームで電車を待っていました。すると、突然見知らぬおじいさんが、私の体にぶつかってきたのです! 私が通行の邪魔になっていたというわけではなく、どう考えてもわざととしか思えません。わざわざ相手にするのは面倒なので、私はそれ以上関わらないように、おじいさんから離れた場所で電車を待っていました。数週間後。私は妊娠がわかり、実家の近くにある産婦人科に通うようになりました。その日も、駅のホームにあるベンチに座って電車を待っていると、先日ぶつかってきたおじいさんが目の前を横切りました。駅で出会ったおじいさんおじいさんは、あのときと同じように若い女性にわざとぶつかり、よろけた女性を邪魔だと怒鳴りつけています。その女性は誰かに迷惑をかけるような行動を取っていたわけでもなく、ゆっくり歩いていただけ。私は女性のもとへ歩み寄り、立ち上がるのを手伝いました。 私はおじいさんを睨みつけて「あなた、わざとこの方にぶつかりましたよね?」と言いました。しかし、おじいさんは謝るどころか逆ギレしてきたのです。 「年長者に向かって、なんだその態度は!? お前の親はどういう教育をお前にしていたんだ!?」 私を怒鳴って、その場から立ち去りました。 妊婦より老人優先?!別の日、私は妊婦健診のために電車に乗って産婦人科へ向かいました。通勤ラッシュは避けたものの、席はどこも埋まっています。つわり真っ最中の私は立っているのがつらく、座りたいと思っていました。 幸い、マタニティマークに気づいた女性が席を譲ってくれ、座ることができました。気分が悪かったのでそのまま目を閉じていると、とある駅で乗り込んできた男性が私の前に立ち、電話で話をしています。その声には、聞き覚えがありました。 目を開けて見ると、そこには例のおじいさん! 厄介なことになりたくなかったので、私は再び目を閉じました。 おじいさんは電話を切ると、私に「おい! お前、何で席を譲らない!?」と強要してきたのです。私はカバンのマタニティーマークを見せながら、妊娠していてつわりがつらいので座っていると訴えました。 そんな私の言葉はおじいさんには届かず、「妊婦より老人優先だ!」と、聞きません。 降りるのは、どっち?相手にするのもつらいので、しぶしぶ立ち上がろうとしたところ、近くに座っていた女の子が会話に入ってきました。「妊婦より老人優先ってどういう主張!?」さらに仲間と思われる子も「こんなじいさんに何言っても無駄だわ。お姉さん、こっち来なよ。私らの席、座って」と続け、私に席を譲ってくれたのです。 彼女たちは看護学生らしく、知っている限りの知識を使って私の体を気遣ってくれました。その様子を見てもなお、おじいさんは「妊婦がそんなに偉いのか!」「女のくせに偉そうにするな」と大きな声で怒鳴っています。 すると電車に乗っていた女性が、ひとり、またひとりをおじいさんに近づき、ひと言。「妊婦さんが転んだら危ないでしょ? 責任取れるの?」「おなかの中で子どもを育ててるんだから偉いに決まってる!」「そんなに偉そうにしていると、困ったとき誰も助けてくれませんよ」それを聞いて、みんな頷いています。何も言い返せなくなったおじいさんは、次の駅に着いたとき、すごい勢いで乗客をかき分けて外に出て行きました。 あの日の経験を忘れないそれ以来おじいさんを駅で見かけることはなくなりました。 私はというと、嫌な思いはしましたが、同じ電車に乗り合わせた看護学生が会うたびに気を使ってくれたり、たまたまいた他の妊婦さんとママ友だちになったりと、素敵な縁が続いています。まもなく出産を迎え妊婦生活を終えるわけですが、あのときやさしくしてもらったことは忘れません。 妊婦さんはもちろん、お年寄りや小さな子どもを連れた保護者、体の不自由な方と乗り合わせたときには、思いやりを持って接していきたいと思います。 妊娠中の女性は体調が悪いことも少なくありません。マタニティマークを身につけている方を見かけたら席を譲り、安全に、そして体に無理のない移動ができるように促してあげたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月16日細川珠生のここなら分かる政治のコト
ドイツDE親バカ絵日記
yopipiのプチプラコーデ〜ときどき育児日記〜