ウーマンエキサイトのママ読者モデル「ママリーダーズ」のメンバーを紹介します。日々を振り返りながら語る、母として女性としての思いとは?
■まさかの双子ママに! 自分の限界を更新しつづける日々
さまざまな媒体で読者モデルをつとめる、スラリとした印象の山川さん。しかしその二の腕は、この2年でかなりマッチョに成長したのだといいます。「双子の育児を経験することで、内面のたくましさはもちろん、腕の筋肉もかなり成長しました(笑)」
山川さんのお子さんは、男の子と女の子の双子。妊娠中には、喜び以上に大きな驚きと戸惑いを感じていたそうです。「初産なのにどうなっちゃうんだろう、仕事を続けられないかもしれないなど、とにかく悩みました。でも、これが最初で最後の子育てになるかもと思ったんです」
妊娠6ヶ月で退職し、専業主婦の道を選んだ山川さん。区が主催する双子ママの集まりに参加するなど、双子を迎える準備を進めました。しかし実際の育児は、想像以上に大変だったのだとか。「半年は家から出られず、授乳と寝かしつけに追われる日々。自分の限界がどんどん更新される感じでした」
■忍耐、柔軟性、効率化…ママになって変わったこと
山川さんいわく、「双子の子どもは、生まれたときから順番待ち」。一人ひとりに100%で向き合いたくても、つねに2対1の状態となってしまいます。
「もっとも困難だったのは、やはり乳幼児期。同月齢、しかも男女の双子乳幼児をいっぺんにみて、さらに2人分の授乳を同時にするのは、想像以上の経験でした。親も子も忍耐力が鍛えられましたね」
そうした日々の中で、できる限りのベストを尽くそうと、柔軟に、効率的にものを考えるようになったという山川さん。当時旦那様が仕事で忙しい時期には、両家のお母さんに交代で来てもらい、「チーム」で授乳期を乗りこえたこともあったのだとか。
「仕事だったらあきらめていたかもしれないことも、子どものためなら頑張ろう、工夫してみようと思える。自分のためだけに生きていたころと違って、いろんな世代の方とのつながりも生まれました」
■ファッションや美容など、女性ならではの楽しみも発信
日々の美容も“効率重視”という山川さん。ふだん実践しているのは、シートパックを使った「ながら美容」です。
「パックしたまま寝かしつけたり、お風呂に入ったり。あとはボディスクラブを保湿力の高いものにして、あとから何も塗らなくてもいいようにするなど、工程を省くようにしています」
双子育児ならではの経験はもちろん、ファッションや美容など、女性ならではの楽しみ方も発信していきたいという山川さん。年齢とともに、よりシンプルに削ぎ落とされていく魅力から、今後も目が離せません。
(撮影/根田拓也、取材・文/ウーマンエキサイト編集部)