「バニーガールの衣装がムチムチ」高橋ひとみが明かす伝説のスキー映画の快適すぎる撮影

「凍ってるね」のセリフが印象的だった高橋ひとみの近影(撮影:嘉茂雅之)
「『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)、『スケバン刑事』(フジテレビ系)、そして映画『私をスキーに連れてって』がよく見ていましたと言っていただける作品です。『私をスキー~』では、バブル時代に遊び尽くしたおしゃれなお姉さんを、とても楽しく演じました」
こう語るのは高橋ひとみさん(63歳)だ。初めて台本を渡されたときのタイトルは『白い恋人たち』だったという。
「あとで聞いた話ですが、もともとは上層部の人に企画を通すため、きれいなタイトルにしたそうで、すぐに変更になりましたが、私は最初のタイトルも好きでした(笑)」
監督をつとめたホイチョイ・プロダクションズの馬場康夫さんは、日立製作所の社員でもあった。
「そのためか、トランシーバーや、スキーを滑りながら背負うライトなどメカにこだわりがあって、沖田(浩之)くんは『俺たちよりメカに力を入れている』と笑っていました」
撮影現場では、その沖田さんがリーダー格だったという。
「沖田くん、三上(博史)くん、布施(博)くんはスキー上級者という設定だったので、撮影前に1カ月ほど特訓。